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フラクセル 3 デュアル

この皮膚表面にわざと非常に小さな傷を作ることで肌を入れ替えていく「フラクショナルレーザー スキン リサーフェシング」という手法は画期的なものです。

Fraxel 3 DUAL

Fraxel Dual 1550/1927 treatment resurfaces your skin by stimulating the growth of new, healthy skin cells from the inside out.

レーザー機器紹介:フラクセルⅢデュアル(FraxelⅢDUAL)

こんな方におすすめ

  • 顔全体の皮膚を入れ替え、若返りたい
  • 毛穴の開きや凹みが気になる
  • シワを浅くし、表面のテクスチャーを整えたい
  • ニキビ跡の治療をしたい
  • シミや肝斑を薄くしたい
  • フラクショナルレーザーに興味があるが、ダウンタイムは短いほうがいい

フラクセルⅢデュアルの特長

フラクショナルレーザーの元祖であり、最終形ともいえる名器がバリアント社のフラクセルⅢデュアル。三世代目のフラクセルとなる「デュアル」の名は1550nmと1927nmの二つの波長のレーザーを使用することに由来しています。

この機器の最大の特徴は「肌を入れ替える」こと。この皮膚表面にわざと非常に小さな傷を作ることで肌を入れ替えていく「フラクショナルレーザー スキン リサーフェシング」という手法は、2004年に報告され、その後のレーザー業界を大きく変えた、非常に画期的なものです。

フラクセルが得意とするデコボコとしたニキビ跡は、ニキビ炎症時に肌の深部である真皮層までもが破壊されてしまったことによるトラブル。28日のターンオーバーで入れ替わる表皮とちがい、一度壊れてしまった真皮層はリカバリーが難しいのです。

フラクセルは皮膚表面に1㎠あたり約2000個に及ぶ直径70μm前後という極小の傷をつくります。この凝固柱状の創傷を「皮層」まで到達するパワーで照射することで、真皮層でのコラーゲン産生量が多くなり、凝固した表皮が再生します。

またフラクセルⅢデュアルから加わった、皮膚の浅い層に熱作用を及ぼす1927nmの波長は、「お肌の基礎工事」を終えたシミや肝斑の治療の総仕上げにも有効。

このように、小じわや毛穴、クレーター状のニキビ跡など「凹み」に関するお悩みからシミや肝斑まで、幅広い症状を改善へ導くと同時に、一度の照射で約10~20%ずつ肌が入れ替わり、絹のように滑らかなテクスチャーの新しい皮膚に生まれ変わります。

創傷が非常に小さいために、炎症が少なく治癒が早いのも特徴です。

施術について

洗顔後、麻酔を塗布してから照射いたします。照射時間は10分程度。照射後冷却いたします。照射後のダウンタイムは極小の細かいかさぶたが取れるまでに4~5日程度ございます。照射後数日間、当院指定のケア用品をお使い頂きます。

照射間隔

最短2週間から照射可能な機器ですが、お肌の状態によっては間隔を空けたり、他の機種をお勧めする場合がございます。

フラクセルⅢデュアルについて

「肌に細かい穴を開けて、肌を入れ替える」。具体的には 1550nmのエルビウムグラスレーザーを利用し、ミクロン単位で上皮を凝固させる 「fractional laser skin resurfacing」 という、まったく新しい技術。

2004年、ダラスの米国レーザー医学会で(ASLMS)でカルフォルニアのリライアント社(現バリアント社)が「フラクセル」という機器とともに発表したこの概念は、その後のレーザー界の潮流を変え、特にアジア人の肌のレーザー治療に革命を起こすこととなりました。

その後「フラクセルⅡリストア」「フラクセルリファイン」「フラクセルリペア」といった機種を経て発表された集大成ともいえるのが「フラクセルⅢデュアル」。

従来のフラクセル・シリーズに搭載されていた1550nmのエルビウムグラスレーザー波長に加え、1927nmというツリウムグラスレーザーの長い波長を照射できるようになったのが大きな変化です。

ブレイティブとノンアブレイティブの中間にあたるツリウムグラスの波長の登場で、より一層アジアンスキンにはぴったりでダウンタイムも少ない施術が可能となったのです。

単純比較した場合、1927nmの波長は、従来の波長に比べて10倍、水に対する吸収率が高くなります。これは赤外線の波長特性として水に対する吸収率で性質が変わるためです。つまり肌に照射したときに、真皮の水分に吸収されるため、エネルギーが真皮の深くには入らないということになります。

こうした特性を利用し、症状に合わせて波長を組み合わせ、パワーと照射密度の比率を吟味してパラメーターを設定します。
色素斑や、浅いタイプのにきび痕、毛穴といった、表面の入れ替えを主体に治療したいときは1927nmの波長をメインに使用し、ある程度の深さのある疾患に対して、入れ替えを主体に治療したい場合は、パワーを上昇させるほどに浸達度が上がる1550nmの波長の真皮において新しいコラーゲンやエラスチンを生成する作用します。

このようにして、フラクセルⅢデュアルは、従来の「肌の入れ替わり感」に加え、薄いしみや、小さな毛穴などに対しても圧倒的な優位差をもって治療することができるようになったのです。

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