表情筋に直接アプローチする新世代のたるみ治療機器です。高周波(RF)と高密度電気刺激(HIFES™)を同時に用い、引き締めを行います。
EMFACE is an advanced treatment device designed for facial lifting and rejuvenation. It combines RF (radiofrequency) and HIFES™ technology to improve skin firmness and muscle tone.
レーザー機器紹介:エムフェイス(EMFACE®︎)

こんな方におすすめ
- 表情が乏しくなってきたと感じる
- ほうれい線やあご下のたるみケア、リフトアップをしたい
- 肌質改善と筋肉の引き締めを同時に叶えたい
- 二重あご、ペリカンゾーンが気になる
- 顔の脂肪が多く、重力に従って頬や口角がたるんでいる
- 頬のたるみによって法令線やマリオネットラインが目立つ
- 若い頃のような丸みのあり高い位置の頬を取り戻したい
- 顔がこけてきたのが気になる
- 額や眉間、目周囲のシワを解消したい
- 目の開きの悪さを改善したい
- 痛みやダウンタイムのないたるみ治療を希望している
- 手術に抵抗があり、ナチュラルな若返り、リフトアップを望む
- ボトックスやHIFUに抵抗がある
エムフェイス(EMFACE®︎)の特長
エムフェイス(EMFACE®︎)は、顔の「皮膚」と「筋肉」という2つの組織へ同時にアプローチし、内側から顔の土台に働きかける、世界でも稀な “表情筋”に直接アプローチする非侵襲型の最新治療機器。“動きまで美しくなる” 新時代の美容治療です。
英国BTL社が30年間にわたる技術革新を経てたどりついたのが、このシンクロ波(同期型ラジオ波加熱・特許取得済)によりコラーゲンとエラスチンの生成を促進し、HIFES™︎(顔筋への刺激)により顔の筋肉を収縮させ、回復させるという技術です。
これまで行われてきた たるみ治療施術は、主に皮膚表面や筋膜層がターゲットです。たるみ治療の王者であるサーマクールですら、皮下組織の引き締まりまでが対象でした。また多くの美容医療治療は、表情を固める「静止画のような美しさ」に向くもので、自然な表情の豊かさからは遠ざかるものが大半です。具体的にはボツリヌストキシンやフィラーなどの過剰使用やHIFUの照射過多によって、表情筋が抑えられ、「顔が表情なく氷の様に固まってしまった「フローズンフェイス症候群」などが問題になっています。
エムフェイスの特長は筋肉を介した皮膚のリフトアップ・たるみ改善を狙ったアプローチです。「RF(高周波)」と「HIFES™︎(高周波電磁刺激)」のエネルギーを同時に使用することにより、皮膚の真皮層でコラーゲンやエラスチンの生成を促しながら、従来のリフティング技術ではカバーしきれていなかった、皮下組織のさらに下にある「筋肉」にまで刺激を与えることができます。最下層にある土台である筋肉層まで働きかけ、さらには筋膜の繋がりを介して、お顔全体の筋肉の弾力や密度を改善していきます。
エムフェイスでは、額、目元、頬、顎下の中から2部位を選び、対象とする4種類のアプリケーターを用いて、筋肉に対する施術を行います。
まず、直後からしっかり感じられるリフティング効果が、エムフェイスの魅力です。RFで熱がしっかり入るだけでなく、HIFES™︎によって顔を持ち上げる表情筋が強力に鍛えられ、自然な形で頬がリフトアップ。ふっくらと弾力と丸みがある頬に仕上がりますので、加齢による頬コケが気になる方にも最適です。また、筋膜系のつながりを介して、直接照射される部位のみならず、お顔全体に施術の効果がもたらされます。
額の施術においては、額や眉間のシワの改善はもちろんのこと、目が確実に開きやすくなります。さらに、目元専用のアプリケーターも加えることで、より目周囲が即時的にスッキリとし、たるみに対する引き締めや、小ジワにも複合的に働きかけるほか、複数回行っていくことで、眼下脂肪の突出や血行不良による青クマに対する効果が期待できます。
また、あご下に関しては、脂肪細胞のアポトーシスを促すほど熱が入りますので、シャープで切れ味の良いフェイスラインが実現します。いわゆる「スマホ首」のように、頭をしたに傾けることによってあごの筋肉が緩んでしまったような二重顎や、ターキーネックと言われるようなお顔全体の皮膚の下垂にお悩みの方にもおすすめです。
いずれの部位に関しても、継続的に行うことでさらなるコラーゲンリモデリングと筋肉強化が促され、3ヶ月後にピークに達します。他の機器との相性も良く、複合治療を行うことでさらに多層にわたる効果が増強されます。
“美しさの内側”に働きかける治療であるエムフェイス。若い頃には「外面的な美」を追求するのも一つの方法ですが、ある程度加齢したのちに追求すべきなのは「内面的な美しさ」です。これは、表情筋が静止した状態だけで語られるものではありません。話しているとき、笑っているとき、沈黙のなかで浮かぶ表情、そのすべてにこそ、知性や内面の豊かさがにじみ出た本当の美しさが宿るのです。
エムフェイスは、表情筋、特に挙上筋にアプローチし、衰えた筋肉を再び活性化させることで、美の価値観の変化に寄り添います。自然で生き生きとした笑顔を保ちながら、美しく年を重ねたいすべての方におすすめできる施術です。
施術について
洗顔後、そのまま照射いたします。貴金属類は取り外して頂く必要があります。額、頬、あご下、目元の中から、施術を行う対象部位に専用のパットを貼り、寝たまま照射いたします。照射時間は1回2部位で20分程度です。4部位を同日に行うことも可能です。パワーの強弱は細かく様子を見ながら調整してまいります。
ダウンタイムはありませんが、一時的なほてり感や、数時間パットの跡が残る場合がございます。
※ボトックスやフィラー注入や糸によるリフトアップ、お顔の外科手術などを受けた方はご相談ください。
※お顔に金の糸や金属プレートなどが入っている方は照射ができません。歯のインプラントは問題ありませんが、念の為お申し出ください。
※その他お体の中に金属が入っている方や溶ける糸をご使用された方はご相談ください。
エムフェイスについて
シンクロ波とHIFES™︎の同時効果
エムフェイスの特徴は、シンクロ波とHIFES™︎を2in1で同時に照射する技術です。1つのアプリケーターに2つの技術が含まれるこの技術は、世界各国で特許ポートフォリオを形成しています。この同時に照射を行うことによって顔の筋肉構造の強化のみならず、顔の軟部組織を支える筋膜全体への影響や、肌質および滑らかに改善するなどの効果が得られます。
シンクロ波
モノポーラRFがHIFES™︎(後述)と同時に照射されるのが、シンクロ波によるアプローチです。ダイナミックインピーダンス技術によってアプリケーター全体からRFが照射され、標的となる顔の組織層を均一に加熱します。
具体的には、真皮 40〜42℃、脂肪(皮下組織)40〜42℃、筋肉、39.5〜40℃と、層に応じた熱が入っていきます。額と頬の施術においては、このシンクロ波は主に肌の若返りを目的としており、皮膚を再構成しながらも、アポトーシスレベルを下回る最小限の脂肪加熱を実現する低出力で設定されています。
下顎に関しては、二重顎の悩みに対応すべく脂肪組織をアポトーシスのレベルまで加熱できる高出力に設定し、皮膚のリモデリングと同時に脂肪破壊することも目的としています。
熱が入ることによる引き締まりは即時的にも感じられますが、シンクロ波によってコラーゲンとエラスチンの再構成によって肌質が改善し、実際のエビデンスでは最終治療の2ヶ月後によりしっかりとした変化が示されます。
HIFES™︎
もう一つの特徴は、繊細な顔の筋肉を刺激するために設計されたHIFES™︎によるアプローチです。このシンクロ波とともに同時照射される高密度電界であるHIFES™︎ が、筋肉に対して単収縮ではなく、超極大筋収縮をもたらします。
HIFES™︎ の技術では、運動ニューロンの膜の脱分極を誘導します。この信号はニューロンに沿って筋肉に伝達され、その結果筋収縮がもたらされるのです。
実際のHIFES™︎ 施術においては、周波数250Hzで4つのステップから成るサイクルを20分間で125回繰り返していきます。
HIFES™︎とHIFEM™︎の比較
顔には表情をコントロールするために20種類の筋肉が存在しています。BTL社の代表機器であるエムスカルプトにおけるHIFEM™︎と、このエムフェイスの特徴であるHIFES™︎は、前者が体、後者が顔の筋肉を対象としたものです。こうした筋肉をターゲットにしたエネルギー・デバイスにおいて、顔と体の筋肉の違いはどのように影響するのでしょうか?
HIFES™︎:
・深達度:20mm(0.2cm)
標的となる導電性のある組織(神経繊維および筋肉)に左右される。
・作用機序:組織に直接電流を流し、筋肉の神経支配に影響を及ぼす。
・ターゲット:小さくて繊細な顔の表面を標的にする。
高い選択性があり、アプリケーターは特定の筋肉を標的にするために設計されている。
HIFEM™︎:
・深達度:7〜10cm
・作用機序:筋肉に二次電流を誘発する。
・ターゲット:分厚い脂肪層を通過し、深部の筋肉全体に到達する。
広範囲の電磁波が筋肉群全体に影響を及ぼすようにデザインされている。
エムスカルプトがターゲットとする体の筋肉はどれも大きく、標的とされる中でも最も大きな大臀筋は約18mm、最も小さな筋肉でも約10mmの厚さがあります。それに対して、エムフェイスが狙う顔の筋肉は、小さく繊細です。最も小さな筋肉の厚みは約0.5mmで、標的となる筋肉の中で最も大きな筋肉である大頬骨筋も約3.6mmの厚さです。
エムフェイスの施術は、体に対して行うエムスカルプトと同様に、対象の筋肉において超極大収縮をもたらします。その結果、筋タンパク質の合成が促進され、筋線維が再生され、それによって顔の筋肉における密度や質などの状態が改善されるのです。
また、うまく働かずに休止状態にある筋肉を引き締め、機能を向上させます。つまり、年齢と共に萎縮や拘縮が起きてしまった筋肉が、ふっくらとして動きを取り戻します。
このようにして、筋肉が若返ることで皮膚のサポート力も改善し、筋肉の引き締め率がプラス30%、さらにプラス23%のリフトアップ(いずれも平均値)が見込めるのがHIFESの技術によるエムフェイスの効果です。
EMS(Electromagnetic Muscle Stimulation)について
近年、Electromagnetic Muscle Stimulation(電磁気筋刺激、EMS)つまり、電磁場を利用して筋肉を強制的に収縮させる技術が、医療や美容、リハビリテーション、スポーツパフォーマンス分野で使われています。EMSの一言でくくることも多いと思いますが、実際には以下の7種類に分けて説明すると理解しやすいでしょう。
1.高強度焦点電磁場刺激(HIFEM™︎)
特徴:高強度の電磁場を焦点的に筋肉へ照射し、超極大筋収縮(Supramaximal Contractions)を引き起こします。
用途:美容医療や体の引き締めに使われることが多く。筋肉強化と同時に脂肪分解を促進することが可能です。
2.高強度焦点電気刺激(HIFES™︎)
特徴:高強度の電気刺激を使用して筋肉を収縮させます。電流が皮膚表面から伝わり、神経を介して筋肉に作用します。HIFEM™︎と違い、皮膚への刺激や感覚が強くなることが多いです。
用途:筋肉の収縮促進、局所的な筋力トレーニング、美容分野では筋肉の引き締め
3. 低周波電磁気刺激
特徴:比較的低い周波数を使用し、筋肉の神経に作用して収縮を促します。
用途:リハビリテーションや痛みの軽減、筋肉の緊張緩和。
例:スポーツ医学や理学療法で使われる低周波治療器。
4.中周波電磁気刺激
特徴:低周波と高周波の中間にあたる周波数帯(1kHz前後)を使用します。皮膚抵抗が低くなるため、深部まで刺激が伝わりやすいです。工学的には中周波という概念はありませんので、メーカーなどで便宜上作られた言葉です。
用途:筋肉トレーニング、疲労回復、筋肉痛の緩和などに使われます。
例:EMSトレーニングスーツ や家庭用フィットネス機器。
5.高周波電磁気刺激
特徴:高い周波数の電磁波を用いて、皮膚の表面ではなく筋肉や組織の深部まで直接刺激を与える。
用途:筋肉の引き締めやコラーゲン生成の促進、皮膚のタイトニングなど美容医療分野。
例:高周波EMS(ラジオ波併用) を用いた美容施術機器。
6.神経筋電気刺激(NMES)
特徴:筋肉に加えて運動神経も刺激し、自然な筋肉の収縮に近い動きを促します。
用途:リハビリやスポーツトレーニングで使われ、筋力強化、機能回復のサポート。
7. パルス電磁場刺激(PEMF)
特徴:断続的なパルス波形の電磁場を使い、細胞の活動や血流の改善、組織修復をサポート。
用途:筋肉への刺激よりも、組織や細胞レベルの治癒効果を期待する用途で使用されます。
エムフェイスとマイオカイン
エムフェイスは表情筋への電気刺激とRF(高周波)による皮膚の加温を組み合わせた、美容・医療分野で注目されている機器ですが、筋肉刺激=マイオカインという切り口から捉えると、「顔だけ」でも全身にポジティブな影響をもたらす可能性を示唆できます。
マイオカインは「骨格筋の収縮により分泌される生理活性物質」です。表情筋も厳密には皮筋と分類されるものの、多くは随意筋(自分の意思で動かせる筋肉)で、構造的にも骨格筋に類似した性質を持ちます。したがって、エムフェイスによって繰り返し収縮が引き起こされることで、局所的にマイオカイン様の分泌が誘導される可能性があります。
また、マイオカインの分泌は、局所の筋収縮にとどまらず、自律神経や脳、内分泌系といった全身のネットワークに働きかけることで健康効果をもたらします。
顔面は脳に近く、顔面神経・三叉神経などを通じた中枢刺激が得られやすいため、エムフェイスによる表情筋へのアプローチも、認知機能の向上・ストレス軽減・自律神経の調整などに寄与する可能性があると考えられます。
これらを考えた時、エムフェイスのマイオカン的な効果は以下のように考えられます。
認知機能・メンタルケア:
脳と筋肉の相互作用(筋肉からのフィードバック)に注目すると、表情筋刺激により、脳内神経ネットワークが活性化します。特に笑顔に関わる筋肉を刺激することで、セロトニンやドーパミンの分泌が促進される可能性があります。
免疫機能への影響:
表情筋の収縮が全身の筋連鎖に影響し、自律神経のバランス改善し、特に副交感神経優位になることで、回復力が高まる可能性があります。さらに免疫力の調整も期待されます。
代謝の活性化:
表情筋を刺激することで、顔面の血流・リンパ循環が促進します。結果として顔という局所から全身代謝にも波及効果が生まれることがあります。
このようにエムフェイスは「顔だけなのに、全身に響く」医療機器でもあります。マイオカインの分泌や神経・ホルモン系への刺激を通じて、全身の健康維持にも貢献する可能性があります。エムフェイスは美容機器としての枠を超え、健康やウェルビーイングに寄与する新しい「フェイス・トレーニング」の一つとして語ることができるのではないでしょうか。
エムフェイスによる非侵襲リジュビネーションの可能性
エムフェイスは、“針を使わない” “打たない” 次世代のエイジングケアとして注目されています。
世界において、ボツリヌストキシン製剤による治療は年間およそ620万回、ヒアルロン酸などのフィラー注入は400万回にものぼり、美容医療市場の中でも代表的な施術として広く普及しています。特に20〜30代の若年層が初めて美容医療に踏み出すきっかけとして選ばれることが多く、シワ予防や輪郭形成といった目的で定期的に受けられています。
しかし、本格的なエイジングが始まる40代に差し掛かる頃には、ボツリヌストキシンに対する耐性が形成されてしまい、「効かなくなってきた」「表情が固まるようになった」「違和感のある仕上がりが気になる」といった声も少なくありません。ヒアルロン酸に関しても、過度な注入によるボリュームの不自然さが課題となるケースが見受けられます。
エムフェイスは、皮膚を傷つけることなく、表情筋の深層部にアプローチする電気刺激(HIFES™︎)と、肌のハリ・弾力を高めるRF(高周波)を同時に照射することで、筋肉と肌の両方に自然な若返り効果をもたらします。これにより、単に「シワを止める」「へこみを埋める」といった対症療法ではなく、“動きのある若々しさ”を土台から再構築するという新しいアプローチが可能になります。
また、ボツリヌストキシンやフィラーのように薬剤や物質を体内に注入しないため、耐性や副作用の心配が少なく、定期的なメンテナンスにも適しています。施術後すぐにメイクや外出が可能で、ダウンタイムもほとんどない点も、現代のライフスタイルにフィットするメリットの一つです。
自然な表情を損なうことなくリフトアップと輪郭補正が可能ですから、「美容医療には興味があるけれど、やりすぎにはなりたくない」「自然に若返りたい」と願う人々にとって、美と健康のバランスを取った賢い選択として、ますます支持を集めていくことでしょう。
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