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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:クリニックからのお知らせ

Integral Functional Mineral Crystal (IFMC.集積性機能性ミネラル結晶体)

お早うございます。今日は少し硬い話を。来たる4月18日に東京都市大学にて大きな記者会見を行います。

内閣府特命担当大臣の松山政司大臣がビデオメッセージにて参加される他、オリンピック選手、協賛一部上場企業も含め、テレビも新聞も入る予定です。
題目は、Integral Functional Mineral Crystal (IFMC.集積性機能性ミネラル結晶体)。

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こちらの物質は、生体に対して、痛みをとる、運動能力を引き出す、転倒防止などに利用することができるのです。

その理由について、ここ数年研究を続けてきたのですが、医学的な考察だけではどうしても答が導き出せず、工学的な機序を考えたところ、あるケミカルメディエーター(メッセージ物質)が関わっている事に気づきました。

つまり、医学と工学の融合領域に答があったのです。
約一年前に東京都市大学の平田孝道教授に生体への工学的検証をお願いしたところ、その確証を得ることができ、一気に日本の国益に繋がる政官学に及ぶプロジェクトになりました。

こちらの記者会見はマスコミ関係者だけではなく、学生さんも、一般企業の方も入ることが出来ますので、よろしかったらぜひご来場ください。


東京都市大学工学部 医用工学科

新年度より、東京都市大学工学部 医用工学科の教授職を拝命することになりました。

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医学と工学の融合分野でアカデミックに活動したいという自分の夢が一つ叶う事になります。

総合研究所 ミネラル結晶体研究センターにて、まったく新たな医工学の研究分野のチームの一翼を担うこととなります。

4月18日に大きな記者会見を開くことになっておりますので、また追ってお知らせいたします。


12/19発売Gakken社発行「美しくやせる食べ方 ディフェンシブ―体を守るー栄養学」

19日発売の僕の最新作。学研のディフェンシブ栄養学の著者本が届きました。

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こちらはあとがきです。

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体内に活性酸素が過剰にあるとDNAを傷つけ、それによって遺伝子転写経路が異常になることでがん化、老化といった現象が起こります。老化は病気ではありませんが、がん化は言わずもがな病気です。老化は受け入れることが出来ても、がん患者になりたい人はいないことでしょう。
一説によるとがん細胞は、毎日少なくとも100個できると言われていますが、その中から体内の精密な免疫システムの網をくぐり抜け、増殖してがんに変化してゆくものが存在します。現代医学では、ゴマ粒大の大きさになればがんは早期発見出来るものの、そこから手術療法、化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法などを行ってがんを叩くと、体に負担もかかります。西洋医学の強みを考えれば、がんを小さくしてから手術で全て取り除くことができればいいのですが、せっかく小さくしてもがん細胞はどんどん自らの遺伝子を変化させて増殖し、転移もします。
そもそも、がんを早期発見してから治すのではなく、がんにならないためにはどうすればいいのか……。こんな思いから、「未病予防」について考えるようになりました。
私たちの身体には、活性酸素から身を守るために、三段階の防御システムが備わっています。
●第一次防御 口から抗酸化物質を取り込み、活性酸素を中和する「栄養学的アプローチ」
●第二次防御 体内で発生した活性酸素を除去する「生体内酵素アプローチ」
●第三次防御 活性酸素によって引き起こされた遺伝子の転写ミスを修復する「遺伝子修復アプローチ」
栄養バランスが良い方はがんになりにくいですし、見た目年齢が若いと言われています。それは、第一次防御のアプローチによるものです。第二次防御、第三次防御は生まれつきのものですが、第一次防御の「栄養学的アプローチ」は、自分で強化することができます。
私は、物事のしくみを考えるのが好きで、医学、工学、薬学の博士号を3つの大学院に通い、10年かけて取得しました。研究、すなわち博士論文を書くという作業は、受験勉強のように、「答えのある問題を短時間で解く」のではありません。「答えの無い問題を解決する」ために、全く新しい理論を、物理学、化学、生物学などの自然科学の証明ツールを使って、立証する作業です。
工学は物理学ですので、数式で証明すれば、誰でも納得できる美しい理論が展開出来ます。薬学も化学の一種ですので、化学式を使って証明出来ます。
しかしながら、医学の属する生物学は、統計による有意差や、写真や図表などで証明しますが、例外が必ず存在することを前提とした学問で、あいまいさが残ります。近年記憶に新しい、バターとマーガリンのどちらを摂取すべきかと言う論争。牛乳が体に良いのかという論争。まず、皆さんに意識して欲しいのは、体に良いと言う理論が完全に正反対になってしまう様な事が、生物学では起こりうると言う事です。そのため、ただ闇雲にひとつの健康法を信じ込んで実践するような事はすべきではありません。その健康法の基盤自体がひっくり返ってしまう可能性もあるのですから。
先にも書きましたが、体のディフェンス能力を上げる。ここを提案するために本著を書く機会を頂きました。投網をかけるように6大栄養素と抗酸化物質をまんべんなくとり、健康を害する可能性のあるリスクをヘッジすること。
あらゆる病気から戦いを挑まれたときに戦い打ち勝つ身体を作る、もっと言えば挑む前に戦いを怯むような身体を作ること。
この世に生を受けて生きていく道のりの中で、寿命とは決して運命だけで語られるものではなく、自ら構築することのできるものである―――正しい栄養学を学ぶとそうしたことを信じられるようになります。


年末・年始の診療予定

2017年クリニックFでは、年末12月30日土曜日まで診療を行います。

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12月後半、特に29日、30日はすでに御予約が埋まりつつありますので、御予定されている方はお早めにご連絡ください。

年始は、1月9日火曜日から診療を開始します。


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