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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

キム・ドンゴン皮膚科院長のDr.キム

韓国に到着後は、時間の関係上金浦空港で軽く昼食をとり、直接「キム・ドンゴン皮膚科」に向かいます。

キム・ドンゴン皮膚科は、エステティックサロンも併設した、“メディカルスパ”スタイルのクリニック。内装も女性を意識した淡い色合いが目立ちます。

院長のDr.キムはモザイクやeCO2、そしてVRM3などのルートロニック社機器に関しては使用経験が長いことで知られているそうです。

まずは院長室にて、主にパラメータについてのディスカッションをさせて頂きました。

患者さんの中からこの日のために数名のモニターさんを用意して下さっていたようで、実際患者さんの皮膚を前にしてのディスカッションが続きます。

キム先生が使われていたエコツーは、クリニックFに導入されているeCO2 プレミアムではなく、ひとつ前のタイプのもの。

調節できるパラメータは少ないのですが、総じて日本よりは、強いパワーで照射しているようです。

そして、エコツーの後にモザイクを照射する、フラクショナルレーザーの併用療法を推奨されていました。疾患の状態によっては、この方法を日本で実践してみるのもよいかもしれません。クリニックFでも検討してみます。

クリニックの倉庫で、日本に導入されていないタイプのホヤコンバイオのエルビウムヤグレーザーを見つけてびっくり。ずいぶん古い機器でした。

今回の韓国出張では、みやた形成外科・皮フクリニックの宮田成章先生、そしてノエル銀座の武田安代先生とご一緒させていただきました。

写真は宮田先生です。宮田先生のレーザーに対する知識は素晴らしく、とても勉強になりました。

宮田先生は、医師として僕より4年先輩で、学会などではよく御講演を拝聴させて頂くのですが、こういう形で御一緒させて頂くのは初めてでした。

移動のバスの中で、

「ネオジウムヤグレーザーの石をホルミウムに換えると、ちょっと違った波長が出るらしい」

とか、

「実はレーザー開発のトレンドは、すでに波長ではなく、パルスデュレーションなのではないか?」

など、

臨床医師ではなく、工学博士かレーザー開発者同士の会話??みたいな話題で二人で盛り上がってしまいました。本当に楽しかったです。

 


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