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モーツァルト療法の和合治久教授と講演

モーツァルト療法の和合治久教授と、音楽が脳に与える影響について講演させて頂きました。

音楽_1

音楽_2

音楽_3

音楽_4

昨年に引き続き、二次会カラオケでも非常に盛り上がり、体と音楽の関係について、対談した本が出せないかと和合先生が仰ってくれました。

何処かの出版社で企画受けてもらえないですかね?


銀座一丁目で音楽についての講演

今日のクリニックFの外来は、東京でのクリスマスディナーパーティーのために上京されている方が多く、朝から超満員でスタッフが足りずに、バタバタしてしまい申し分けありません。

講演

明日は銀座一丁目で音楽についての講演をさせていただきます。


新著「美しくやせる食べ方 ディフェンシブー体を守るー栄養学」

19日発売の僕の最新作。学研のディフェンシブ栄養学の著者本が届きました。

1

こちらはあとがきです。

***
体内に活性酸素が過剰にあるとDNAを傷つけ、それによって遺伝子転写経路が異常になることでがん化、老化といった現象が起こります。老化は病気ではありませんが、がん化は言わずもがな病気です。老化は受け入れることが出来ても、がん患者になりたい人はいないことでしょう。
一説によるとがん細胞は、毎日少なくとも100個できると言われていますが、その中から体内の精密な免疫システムの網をくぐり抜け、増殖してがんに変化してゆくものが存在します。現代医学では、ゴマ粒大の大きさになればがんは早期発見出来るものの、そこから手術療法、化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法などを行ってがんを叩くと、体に負担もかかります。西洋医学の強みを考えれば、がんを小さくしてから手術で全て取り除くことができればいいのですが、せっかく小さくしてもがん細胞はどんどん自らの遺伝子を変化させて増殖し、転移もします。
そもそも、がんを早期発見してから治すのではなく、がんにならないためにはどうすればいいのか……。こんな思いから、「未病予防」について考えるようになりました。
私たちの身体には、活性酸素から身を守るために、三段階の防御システムが備わっています。
●第一次防御 口から抗酸化物質を取り込み、活性酸素を中和する「栄養学的アプローチ」
●第二次防御 体内で発生した活性酸素を除去する「生体内酵素アプローチ」
●第三次防御 活性酸素によって引き起こされた遺伝子の転写ミスを修復する「遺伝子修復アプローチ」
栄養バランスが良い方はがんになりにくいですし、見た目年齢が若いと言われています。それは、第一次防御のアプローチによるものです。第二次防御、第三次防御は生まれつきのものですが、第一次防御の「栄養学的アプローチ」は、自分で強化することができます。
私は、物事のしくみを考えるのが好きで、医学、工学、薬学の博士号を3つの大学院に通い、10年かけて取得しました。研究、すなわち博士論文を書くという作業は、受験勉強のように、「答えのある問題を短時間で解く」のではありません。「答えの無い問題を解決する」ために、全く新しい理論を、物理学、化学、生物学などの自然科学の証明ツールを使って、立証する作業です。
工学は物理学ですので、数式で証明すれば、誰でも納得できる美しい理論が展開出来ます。薬学も化学の一種ですので、化学式を使って証明出来ます。
しかしながら、医学の属する生物学は、統計による有意差や、写真や図表などで証明しますが、例外が必ず存在することを前提とした学問で、あいまいさが残ります。近年記憶に新しい、バターとマーガリンのどちらを摂取すべきかと言う論争。牛乳が体に良いのかという論争。まず、皆さんに意識して欲しいのは、体に良いと言う理論が完全に正反対になってしまう様な事が、生物学では起こりうると言う事です。そのため、ただ闇雲にひとつの健康法を信じ込んで実践するような事はすべきではありません。その健康法の基盤自体がひっくり返ってしまう可能性もあるのですから。
先にも書きましたが、体のディフェンス能力を上げる。ここを提案するために本著を書く機会を頂きました。投網をかけるように6大栄養素と抗酸化物質をまんべんなくとり、健康を害する可能性のあるリスクをヘッジすること。
あらゆる病気から戦いを挑まれたときに戦い打ち勝つ身体を作る、もっと言えば挑む前に戦いを怯むような身体を作ること。
この世に生を受けて生きていく道のりの中で、寿命とは決して運命だけで語られるものではなく、自ら構築することのできるものである―――正しい栄養学を学ぶとそうしたことを信じられるようになります。


12/19発売Gakken社発行「美しくやせる食べ方 ディフェンシブ―体を守るー栄養学」

19日発売の僕の最新作。学研のディフェンシブ栄養学の著者本が届きました。

1

こちらはあとがきです。

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体内に活性酸素が過剰にあるとDNAを傷つけ、それによって遺伝子転写経路が異常になることでがん化、老化といった現象が起こります。老化は病気ではありませんが、がん化は言わずもがな病気です。老化は受け入れることが出来ても、がん患者になりたい人はいないことでしょう。
一説によるとがん細胞は、毎日少なくとも100個できると言われていますが、その中から体内の精密な免疫システムの網をくぐり抜け、増殖してがんに変化してゆくものが存在します。現代医学では、ゴマ粒大の大きさになればがんは早期発見出来るものの、そこから手術療法、化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法などを行ってがんを叩くと、体に負担もかかります。西洋医学の強みを考えれば、がんを小さくしてから手術で全て取り除くことができればいいのですが、せっかく小さくしてもがん細胞はどんどん自らの遺伝子を変化させて増殖し、転移もします。
そもそも、がんを早期発見してから治すのではなく、がんにならないためにはどうすればいいのか……。こんな思いから、「未病予防」について考えるようになりました。
私たちの身体には、活性酸素から身を守るために、三段階の防御システムが備わっています。
●第一次防御 口から抗酸化物質を取り込み、活性酸素を中和する「栄養学的アプローチ」
●第二次防御 体内で発生した活性酸素を除去する「生体内酵素アプローチ」
●第三次防御 活性酸素によって引き起こされた遺伝子の転写ミスを修復する「遺伝子修復アプローチ」
栄養バランスが良い方はがんになりにくいですし、見た目年齢が若いと言われています。それは、第一次防御のアプローチによるものです。第二次防御、第三次防御は生まれつきのものですが、第一次防御の「栄養学的アプローチ」は、自分で強化することができます。
私は、物事のしくみを考えるのが好きで、医学、工学、薬学の博士号を3つの大学院に通い、10年かけて取得しました。研究、すなわち博士論文を書くという作業は、受験勉強のように、「答えのある問題を短時間で解く」のではありません。「答えの無い問題を解決する」ために、全く新しい理論を、物理学、化学、生物学などの自然科学の証明ツールを使って、立証する作業です。
工学は物理学ですので、数式で証明すれば、誰でも納得できる美しい理論が展開出来ます。薬学も化学の一種ですので、化学式を使って証明出来ます。
しかしながら、医学の属する生物学は、統計による有意差や、写真や図表などで証明しますが、例外が必ず存在することを前提とした学問で、あいまいさが残ります。近年記憶に新しい、バターとマーガリンのどちらを摂取すべきかと言う論争。牛乳が体に良いのかという論争。まず、皆さんに意識して欲しいのは、体に良いと言う理論が完全に正反対になってしまう様な事が、生物学では起こりうると言う事です。そのため、ただ闇雲にひとつの健康法を信じ込んで実践するような事はすべきではありません。その健康法の基盤自体がひっくり返ってしまう可能性もあるのですから。
先にも書きましたが、体のディフェンス能力を上げる。ここを提案するために本著を書く機会を頂きました。投網をかけるように6大栄養素と抗酸化物質をまんべんなくとり、健康を害する可能性のあるリスクをヘッジすること。
あらゆる病気から戦いを挑まれたときに戦い打ち勝つ身体を作る、もっと言えば挑む前に戦いを怯むような身体を作ること。
この世に生を受けて生きていく道のりの中で、寿命とは決して運命だけで語られるものではなく、自ら構築することのできるものである―――正しい栄養学を学ぶとそうしたことを信じられるようになります。


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