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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑫ リゴレットの舞台 マントヴァにて

おはようございます。

今日は9月30日(月)。クリニックFの診療日です。

朝から晴れ渡っている都心部。今日の日差しは暑いぐらいですね。

明日からはもう10月。

学会シーズンです。

僕も

◎第一週、トルコはイスタンブールで開催される欧州皮膚科学会(EADV)演題発表。

◎第二週、日本肥満学会にて学会発表。

◎第三週、日本美容外科学会にてランチョンセミナーの招待講演。

◎第四週、大阪の読売新聞主催の市民セミナーの講師。

◎第五週、株式会社JMEC主催のトータルアンチエイジングセミナーの招待講演。

など、ほぼ毎週学会やセミナーの講演発表が続く予定です。

そして、工学博士号取得のために通っていました工学部大学院の在籍期間は今日で終了。

今後は、工学部の研究室に研究員として身分を残し、次の研究を続けてゆく予定でいます。

そういえば、僕は医工学にまたがる次の仕事に必要なため、こんな本で勉強を始めました。

工学の知識がないと解読に時間がかかったこれらの本も、今ではずいぶん早く理解できるようになりました。

最近は勉強と研究が自分の趣味のようになってしまっていますが、このレーザー医工学の分野では、まだまだ勉強しなければならないことはたくさんあります。

引き続き、知識と経験を蓄えてゆこうと思います。

さて、引き続き、僕のブログ、国際学会周遊記は今月滞在したイタリアはマントヴァについて。

※※※※※

マントヴァは、ミラノからヴェネツィアに向かう路線にある小さな街。

しかしながらこの街は、北イタリアにおけるルネッサンスの中心となった街でもあるのです。

特に隣国のフェッラーラからゴンザーガー一族に嫁いだイザヴェッラ・デステ侯爵夫人によって芸術的隆盛がなされたのです。

そして、音楽ファンとしては今年生誕200周年を迎えたヴェルディの中期オペラの代表作であるリゴレットの舞台としても知られています。

駅を降りてすぐ目に入ったのが、このリゴレットという名前のホテル。

 

街並みはこの通り。

こちらがサンタンドレア教会。

少し歩みを進めると、リゴレットの家というものもありました。

もちろん空想の人物ですのでこちらに住んでいたわけではありませんが

有名な衣装を着たリゴレットの像もありましたよ。

路地を進むと

サンジョルジョ城

そしてドゥカーレ宮殿が現れます。

こちらは小さなマントヴァには巨大すぎる立派な宮殿。

ゴンザーガ家の経済力と、芸術に対する深い理解が、現在の文化的価値を作り上げたということですよね。

他の宮殿と違い、写真を自由に撮れるのがうれしかったですね。

こちらは星座の描かれた宇宙の間です。

さらに、夏の離宮として利用されてきたテ離宮にも行ってきました。

こちらの内部の写真は撮れませんでしたが、庭園が素晴らしかったですよ。

 


レーザートーニングメドライトC6の上位機種「レブライト」導入します

おはようございます。

今日9月27日(金)はクリニックFの診療日です。

昨日の休診日は、肝斑治療のレーザートーニングのメドライトC6の上位機種であるレブライトの機能チェックに行ってきました。

現在クリニックFで使用しているメドライトも年数が経過してきたので、そろそろ入れ替えを考えていたのです。

そして、昨日そのままレブライトの購入を決めました。

レブライトは、メドライトC6で使用可能なすべての性能を包括した、完全上位機種です。

1)532nmと1064nmの波長のQスイッチレーザー機能としての色素斑治療

及び

2)レーザートーニングとしての肝斑治療

という元々C6が持っていた機能に付け加えて、今回このレブライトでは

3)585nmと650nmのQスイッチレーザー機能をもち、メラニンに対してより適切な波長選択が可能になりました。スカイブルーや紫、緑といった特殊な色の入れ墨治療にも効果があります。

4)さらには特殊な光発振モードによって、肌のしわ治療、たるみ治療など、主にIPL(光治療)によって行われてきた施術が可能になりました。

C6は簡便に利用できますし、必要最低限の治療を完璧に行うことができますので、以前もブログに書いた通り、例えれば高級コンパクトデジカメのような機器なのですが、今回のレブライトは設定画面が多く、しかも難しい設定が多いので、比較すると一眼レフカメラのようなイメージですね。

レブライトの基本設計は、ホヤコンバイオ社の技術陣により開発されました。サイノシュアに買収された後はハンドピースなどにサイノシュアの技術も入り、米国デビューして3年経った今安定性も確認され「そろそろ買い時かな」と思っていました。

日本ではまだ未導入で、クリニックFで1号機を使用することになります。

しかし、新しい機器をテストするのは楽しいですね。

顔がにやけています(笑)。

 


●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑪ フランクフルトよりミラノへ

おはようございます。

今日は9月25日。東京はあいにくの雨天ですが、今日はクリニックFの診療日です。

昨日はシネロン社の新化粧品部門のプロダクトマネージャーに就任したジョン・ピアソン氏がJMEC西村社長と来院。

コヒレント⇒日本ルミナス社長としてフォトフェイシャル、ライトシェアなど、約15年前の日本のレーザー市場を作り上げた名機器を販売した人物として知られています。

折しも、シネロン/キャンデラ社では、数年前に、新規素材を用いた化粧品部門を立ち上げたのですが、今年の3月にピアソン氏をエグゼクティブヴァイスプレジデントに就任させました。

彼の手腕が、新天地、シネロン/キャンデラ社の化粧品部門で生かされるでしょうか?

ピアソン氏は今日の朝の便でソウルに向かいましたが、昨晩はイタリアンの会食、さらにカラオケ店までお付き合いいただき、楽しい夜を過ごしました。

今後の活躍がとても楽しみです。

さて、僕のブログ、新国際学会周遊記は、今月頭の出張記の続きです。

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ヴァイスバーデンよりフランクフルト空港までは電車で30分。

空港よりミラノ行きの飛行機に乗りました。

フランクフルト空港は大きくて、過ごしやすいですね。

空港内には、マティーニ・ポルシェや

新型ジャガーの展示もありました。

ルフトハンザ航空の模型も展示されています。

僕は、リモアのアルミのスーツケースが好きで、このフランクフルト空港では、ルフトハンザ航空とのコラボレーション商品が売っているお店があるのです。

しかも、日本で買うのの半額。

前回来たときは、早朝便で店が開いておらず、今回はイタリアに行く便でのトランジットでしたので、泣く泣くあきらめました。

帰り便ではターミナルの移動があり、トランジットの時間が足りないんですよね。

ともあれ、ルフトハンザ便に乗り込み、ミラノに向かいます。

約1時間半でアルプス山脈を越えて、イタリアはミラノ・リナーテ空港にやってきました。

こちらはエンポリオアルマーニのロゴが入っていますが、ミラノから近くで、とても利便の良い空港です。

市内バスで、ミラノ市内に到着です。

この日はACミランのチケットを取っていたので、ホテルに到着次第、すぐにサンシーロ競技場に向かいます。

 


●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑩ 腰越漁港からの海釣り 古き温泉街ヴィースバーデン

おはようございます。

今日は9月24日(火)。クリニックFの診療日です。

三連休でしたが皆さんはどのように過ごされましたか?

クリニックFは土曜日外来ですので、僕は日曜日と月曜日にお休みを頂きました。

日曜日には3ヵ月ぶりのゴルフに。

そして月曜日は、小学校の同級生で現在耳鼻科医をしている友人と久しぶりに鎌倉市の腰越港から乗合船に乗り、海釣りをしてきました。

日差しが弱くなってきたとは言いつつも、日焼け止めをたっぷり塗ります。

釣果はこの通り。

わずか3時間ほどの間に、40cm級のイナダ、シロギス、アジ、マルソウダ、ヒラソウダ合わせて30匹以上も釣れました。

漁師さんが刺身にしたほうがよいというイナダを選んで、自分で三枚におろして刺身にしていただきましたよ。

残りは冷凍庫で冷凍しましたが、煮たり焼いたり今から食べるのが楽しみです。

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さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は今月頭に滞在したドイツはライン川マインツの隣の都市。

ローマ時代から栄える古き温泉街ヴィースバーデンについてです。

ドイツ語で“バーデン”とは入浴するという意味があるのですよね。

本当は滞在型スパ施設や、併設クリニックなどがある、ドイツの温浴文化が学べるバーデンバーデンに行きたかったのですが、日程の都合でちょっと難しかったのです。

そんなわけで、マインツからライン川を渡って電車で約15分。

保養とコングレスの街として知られる、ヴィースバーデンにつきました。

駅の建物が綺麗です。

駅からヴィースバーデンの中心までは歩いて約20分。

美しい公園を歩いてゆきます。

こちらはヘッセン州立劇場です。

下の写真はヴィースバーデンにあるカジノ。

内部も立派です。

長期滞在者が多いのもわかりますね。

美しい街並みと、ゆるやかに流れる時間。

とても良い場所ですね。

こちらは町の中心にある市庁舎です。

随所に旅行者が入浴できる温泉宿があるのですが、残念ながら午後の飛行機で、ミラノに飛ばなければなりません。

フライトに間に合うためには時間切れ。

入浴はできませんでした。


●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑨ ドイツはマインツにて グーテンベルク 合気道道場

おはようございます。

今日は9月21日(土)。クリニックFの診療日です。

今日からまた連休ですね。

昨日は連休前の、しかも5・10日の金曜日ということもあって都心はどこも渋滞でした。

今回の連休はお天気もなんとかもちそうとのことですので、お出かけの方は楽しい休暇をお過ごしください。

さて、数日前の話になりますが、元東海大学病院長で形成外科教授であり、現天神下皮フ科形成外科クリニック院長の谷野隆三郎先生が、クリニックFにいらして下さいました。

雑誌の対談企画があり、急遽お越しいただくことになったのです。

僕にとって谷野先生は尊敬する大先輩ですので、企画が決まった前日から慌てて院内をあたふたと掃除し、どうにか体裁を整えて(笑)お迎えしました。

この日はその後会食となり、楽しい時を過ごさせていただきましたよ。

そして、僕もより一層頑張らなければと決意を新たにしました。

では、今日も僕のブログ「新国際学会周遊記」にお付き合いください。

今月滞在したドイツはマインツについて。

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マインツは、紀元前1世紀後半、ローマ帝国が築いた軍事拠点であるモゴンティアークムがその起源とされているのだそうです。

その後、フランク王国の支配下に入った時代もあったそうです。

8世紀半ばより、マインツはドイツを統括する首位大司教座の役割を果たすようになります。

1255年には、60以上の都市諸侯などを含んだ、「ライン都市同盟」に参加し、ヴォルムス、オッペンハイムと共に同盟の中心都市となりました。

1356年に成立した金印勅書の中では、7人の選帝侯のうちの1人に選出されました。

こちらがそのマインツ大聖堂です。

ちょうどミサが行われていて中をよく見ることができませんでしたが、荘厳ですね。

こちらが後ろから見たマインツ大聖堂です。

通り向いにはグーデンベルグ博物館があります。

マインツは活版印刷の発明者ヨハネス・グーデンベルグの故郷です。

15世紀の大発明である活版印刷は、その後ルネサンス、宗教改革、資本主義、科学革命など人類知的行動の発展に大きく寄与したといえますよね。

そんなグーデンベルグの生まれ育った街を見てみたかったのです。

こちらがグーテンベルク広場。

グーデンベルグの銅像が立っています。

こちらはグーデンベルグ大学だそうです。

こうした西洋風の街並みの中に、日本の国旗らしきものを見つけました。

合気道道場ですね。

マインツで師範を持つ人がいるのでしょう。


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