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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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靖国神社の桜 千鳥ヶ淵の夜桜 2013

昨晩博多からの飛行機を、予定よりも一便早くできました。

東京の天気予報は雨でしたので、帰京したら桜が散ってしまうと思っていたのですが、なんとか持ちこたえてくれたようです。

これならば夜桜を観ることができると、羽田空港から直接九段下へ。

20時には九段下に着けましたので、まず靖国神社の桜を観ることに。

すごい賑わいでした。

その後は千鳥ヶ淵に向かいます。

東京には桜の名所が沢山ありますが、この千鳥ヶ淵の夜桜は別格です。

クリニックFから歩くことができますし、僕も海外にいない限り、毎年訪れていますね。

ため息が出るほど美しい夜桜。

中でもこの下の写真が自分では一番の出来だと思いました。

iphoneのカメラなどですと、光量が弱くて水面の桜が写らないのです。

F値の小さな広角レンズを使うのが撮影のコツです。

日本に生まれて本当によかったと思う時ですね。

泣きたくなるほど気持ちを揺さぶる稀有な花景色。

海外での発表の時には、プレゼンテーションの背景に使おうと思います。

 


クリニックF 院長 藤本幸弘 英文論文(筆頭著者のみ)

2014年

〇アジアンスキンに対するCO2フラクショナルレーザー治療後の新規ビタミンC GOVC の併用経験

Fujimoto T, Nagata T, Yoshioka M, Ito S, Masaki H, Kanazawa H Effects of Novel Vitamin C Derivative GO-VC, After Treament of Fractional CO2 Laser in Asian Patients    Lasers in Surgery and Medicine: Vol.46(S25) March 2014:p9

○低周波回転式筋肉刺激機器を用いたメタボリックシンドローム対策

Fujimoto T Metabolic syndrome treatment with the ACBODY low-frequency rotating stimulation device Bio Clinica 29(4), 2014,p76-83

○医療治療目的に使用可能な、出力4-6Wレヴェルの半導体レーザーによる高温体の生成

Fujimoto T, Imai Y, Tei Y, Ito S, Kanazawa H, Yamaguchi S
High temperature heat source generation with 4-6W power level quasi-cw (continuous wave) semiconductor lasers for medical use J Biomed Opt 2014;19(10):101502

2013年

○臨床応用が可能な、半導体レーザー光学ファイバー先端部加工による高温体エネルギーソースの開発

Fujimoto T, Imai Y, Tei Y, Yamaguchi S
Development of A Semiconductor Laser Based High Temperature Fine Thermal Energy
Source in an Optical Fiber Tip for Clinical Applications Jpn. J. Appl. Phys. 52 052501

○医療治療目的に使用可能な、超低出力の半導体レーザーによる高温体の生成

Fujimoto T, Imai Y, Tei Y, Fujioka T, Yamaguchi S
High temperature heat source generation with a very low power level quasi-cw(continuous wave) semiconductor laser for medical use SPIE2013-Proceedings 856569

2012年

○レーザー照射後に発生する活性酸素を各種同定し、抑制剤としてフラーレンを用いた研究

Fujimoto T, Ito S, Ito M, Kanazawa H, Yamaguchi S
Induction of different reactive oxygen species in the skin during various laser therapies and their inhibition by fullerene. Lasers in Surgery and Medicine: Vol.44(8):pp685-94.

○上眼瞼挙上術に使用するフラクショナルレーザー機器の比較研究

Fujimoto T, Hayashibara S
Eyelid skin tightening for Asian skin: Conoarasuib stydy of Fractional Laser devices: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.44(S24):p18.

○1550nmおよび1927nmの波長のフラクショナルレーザー機器によるレーザー治療の際に発生する活性酸素を同定した研究

Fujimoto T, Yamaguchi S, Kanazawa H, Ito S
Detection of the different reactive oxygen species induced oxidative stress in skin during 1550nm & 1927nm Fractionated Laser therapy: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.44(S24):p61-62

2011年

○1550nmと1927nmの波長のフラクショナルレーザー機器を用いて、アジア人における肝斑とニキビ肌治療についての研究

Fujimoto T
Clinical evaluation of 1550nm and 1927nm laser delivered by fractional for Asian patients of melisma and acne scars: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.43(S23):p970

2010年

○アジア人肝斑において、低出力Qスイッチの、アレキサンドライトとNd:YAGを使用した場合の治療比較についての研究

Fujimoto T
Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:YAG  laser for the melasma treatment of Asian patients: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.42(S22):p81-82

○強力な抗酸化剤であるフラーレンの、シワに対する影響に対する研究

Fujimoto T, Ito S, Ito M
Fullerene is Effective against Wrinkle: Journal of the American Academy of Dermatology:Vol.62: AB22

○強力な抗酸化剤であるフラーレンの、肌のホワイトニングに関する研究

Fujimoto T, Ito S, Ito M
Anti-oxidant property of Fullerene is Effective in Skin Whiting e: Journal of the American Academy of Dermatology:Vol.62: AB54

○強力な抗酸化剤であるフラーレンが、レーザー照射治療後に与える影響についての研究

Fujimoto T, Ito S, Ito M
Effect of Fullerene as an Anti-Oxidant During Laser Therapy: Journal of the American Academy of Dermatology:Vol.62: AB149

2009年

○強力な抗酸化剤であるフラーレンがレーザーによる色素斑によって与えられる反応についての研究

Fujimoto T
The action of antioxidants, Fullerene on laser therapy of pigment spots: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.41(S21):p78

2008年

○1440nm及び1320nmを使用したフラクショナルレーザー治療機器であるアファームマルチプレックスを利用した、日本人の加齢肌へ治療の研究

Fujimoto T
Clinical evaluation of 1440nm and 1320nm multiplex Fractional laser (Affirm multiplex) delivered by microarray for treatment of photo aging for Japanese skin: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.40(S20):p88

○1440nmフラクショナルレーザー機器であるアファームを利用して、皮下に発生した活性酸素をESR法によって解析した研究

Fujimoto T, Ito S, Ito M
ESR analysis of free radical generated by Fractional resurfacing laser (1440nm) Lasers in Surgery and Medicine: Vol.40(S20):p88

○2790nmの波長のエルビウム:YSGGの波長によりアジア人の肌をリサーフェシングした研究

Fujimoto T
Skin resurfacing utilizing a 2.79um Er:YSGG (Yttrium Scandium Gallium Garnet) laser for Asian patients: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.40(S20):p97

2007年

○1550nmのフラクセルとモノポーラーRFのサーマクールを日本人の肌に併用した研究

Fujimoto T
The Treatment of Photodamage and Facial Rhytids Utilizing Fraxel(1550nm Erbium Glass Fractional Laser Resurfacing) and Thermacool TC (Monopolar RF) in Japanese Patients: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.39(S19):p60 

2005年

○カーボンローションによるQスイッチレーザーピーリングと633nmのLED併用治療による非侵襲的肝斑治療についての研究

Fujimoto T
Non-ablative Treatment of Melasma utilizing a Q-Switched Nd:YAG Laser peel assisted with a topical carbon photoenhancer lotion, and adjunctive treatment with 633 nm Red Led Light: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.37(S17):p82 

○静脈麻酔薬により、マスト細胞の働きが抑制される研究

Fujimoto T, Nishiyama T, Hanaoka K.
Inhibitory effects of intravenous anesthetics on mast cell function. Anesth Analg. 2005 Oct;101(4):1054-9

2004年

○カーボンローションによるQスイッチレーザーピーリングによる非侵襲的スキンリジュビネーションの研究

Fujimoto T
Non-ablative Skin rejuvenation, Q-switched Nd:YAG Laser assisted with carbon suspended lotion: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.39(S19):p59

○肺原発の異所性フェオクロマトサイトーマの症例

Fujimoto T, Nishiyama T, Hanaoka K.
A case of ectopic pheochromocytoma of pulmonary origin
Masui. 2004 May;53(5):537-9.
2003年

○マスト細胞がCRPを介して活性化されるという研究

Fujimoto T, Sato Y, Sasaki N, Teshima R, Hanaoka K, Kitani S.
The canine mast cell activation via CRP. Biochem Biophys Res Commun. 2003 Jan 31;301(1):212-7.

○合成麻酔薬フェンタニールによって引き起こされたけいれん発作についての報告

Fujimoto T, Nishiyama T, Hanaoka K.
Seizure induced by a small dose of fentanyl.
J Anesth. 2003;17(1):55-6. No abstract available.

2000年

○セボフルレンと大腿神経ブロックによる高齢者大腿骨頭頚部骨折の手術マネジメントの症例

Fujimoto T, Meguro K, Hase K, Nagatsuka C, Kasahara M.
Anesthetic management of the elderly patients with femoral neck fracture by sevoflurane and femoral nerve block Masui. 2000 Jun;49(6):630-3.

1999年

○カイロプラクティックによる生態感覚刺激が自律神経に与える影響についての論文

Fujimoto T Budgell B Uchida S  Suzuki A  Meguro K
Arterial tonometry in the measurement of the effects of innocuous mechanical stimulation of the neck on heart rate and blood pressure J.Autonomic Nervous System 75:109-115,1999


第七回 JMECアンチエイジングセミナー in 九州

おはようございます。

今日3月25日(月)はクリニックFの診療日です。

昨日は九州・博多で開催された「第七回 JMECアンチエイジングセミナー in 九州」にて講演をさせていただきました。

博多はとても好きな街のひとつです。久しぶりに来ました。

日本最大のレーザーディストリビューターであるJMEC主催のこのセミナーには、九州地区の地域限定にも関わらず、今回200名近い参加者が集まったのだそうです。

 

東海大学医学部形成外科前教授・天神下皮フ科形成外科院長の谷野隆三郎先生座長の下、8名のドクターが講演をすることとなりました。

○福岡大学皮膚科准教授の今福信一先生

○かわばた皮膚科院長の川畑久先生

○中野医院院長・久留米大学皮膚科の臨床教授の中野俊二先生

○赤坂クリニック院長の吉家弘先生

○いわきクリニック院長の岩城佳津美先生

○久留米大学皮膚科准教授の古村南夫先生

○クロスクリニック新宿院長の石川浩一先生

いつも色々とご指導いただいている、僕が尊敬している先生ばかりです。

そして、本当に医療レーザー/光治療が好きな先生ばかり。

講師控え室での雑談もレーザー談義が多く、このレーザー医療という分野を選択して本当に良かったなあ、と改めてなんだか幸福感を感じましたよ。

すべての講演を聞かせていただきましたが、なるほどと、ポンと膝を打ちたくなるような治療法も多く、どれも大変興味深く、僕もメモを沢山とらせていただきました。

同じ機器を使っていても、ドクターによって疾患へのアプローチも使用するパラメーターも違い、本当に勉強になります。

レーザー診療は奥が深いですね。

僕が今回頂いた講演テーマは、「顧客をファンにするクリニックづくり」という題名でした。

「ファン」にするという言葉は特に医療のカテゴリーでは難しいですよね。東京の場合はいくつも競合するクリニックがありますので、多くのクリニックの中から自分のクリニックを選んでもらうためにはどうしたらよいのか? ということだと解釈しました。

この場にはそういった意味において長年のファンを多く持つ先輩のドクターばかりでしたので、その中で若輩者の僕が話をするのはちょっと身の丈に余るかなあ・・・という気持ちもありましたが、一方で、では自分にできる話はなんだろう? と考えてみると、ひとつ他のドクターとは少々異なる経験が僕にありました。

それは現在のクリニックFに落ち着くまで、5回の開業に関わっているということです。それだけトライアル&エラーを繰り返してきた、ということでもありますので、自分が実際体験してその後の勉強になった苦労話をベースにお話しさせていただこうかな、と気持ちを切り替えました。

昨年東京では50院近くの美容レーザークリニックが廃業になったと聞いています。

通っているクリニックが廃業してしまう、というのは患者さんにとっても大きなデメリットになりますから、開業する医師は、勤務医でなく開業医の道を選択する以上、病院の存続ということを何よりも重く考えなければなりません。

こうして言葉にしてしまえば、開業医に関わらずどんな企業家にも当てはまる至極当然のことなわけですが、実際何かを起しそれを持続させる・・・ということはとても難しいことです。

特に病院において企業家はそのままプレイヤーでもあり、フロントにもなります。企業のように経営陣が退陣しても現場やサービスをそのまま留めるということができない場合も多々あるのです。

僕自身これは頭で十分わかっていたものの、実際この身をもって何年もかけて学んだことのひとつでもあります。

患者さんの支持なくして病院の存続はあり得ません。

つまり、「顧客をファンにする」ということは、病院存続のために必要不可欠な要素の一つといえるわけです。

これは特にレーザー・アンチエイジングのような、生死を左右する病気の治療ではなく、健康な方を対象に行う治療をテーマとする医師にとって至上命題となってきます。

時代の大きなうねりも感じる中で、その至上命題をどう受け止め、どう背負っていくのか。僕なりに思うこと、実際に感じること、実践していること・・・などをお話させていただきました。

つたない部分も多々ありましたが、こうしたチャンスをくださった関係者の皆様、そして最後までお聞きくださった方々すべてに感謝したいと思います。

ありがとうございました。

帰りの飛行機まで少し時間がありましたので、クロスクリニックの石川先生とJMECの西村社長の三人で、地元の方おすすめ 元祖長浜屋のラーメンを食べにいきました。

西村社長に写真を撮ってもらいました。

この通り完食。

ラーメン大好きなんですよね。仕事の後の一杯ということもあって、とても美味しかったです。

 


夜は博多へ 外濠公園 四谷の桜

東京は桜が満開になり、すっかり春の陽気ですね。

今日は出勤前に、クリニック近くの外濠公園を散歩してきました。

この場所は、上智大学のちょうど目の前。

そして、下の写真は、東京メトロ四ツ谷駅。

普段は地下を通る東京メトロ丸ノ内線が一瞬だけ地上に出るポイントなのですが、地下鉄に乗っていて桜が見えたら楽しいでしょうね。

東京は、日曜日に雨が降ってしまうようですね。来週までもたないかと思うと残念です。

明日は九州は博多で開催される「第七回アンチエイジングセミナーin九州」の招待講演に呼んでいただいていて、今日の夜から博多にいますので、今年の東京の桜はこれで見納めかもしれません。

明日の招待講演の話はまたブログにアップしますね。

 

 


アルマレーザー社 アクセントウルトラVのデビュー マイクロプラズマ インパクト 

おはようございます。

今日3月22日はクリニックFの診療日です。

東京では桜が綺麗な季節になりましたね。

こちらは解体工事で日に日に背が低くなる赤坂プリンスホテル。

この建物をバックにした桜の季節はこれで最後になるでしょうね。

ちなみに昨年はこのようでした。

ちょっと寂しいです。

一昨日は、イスラエルに本社があるアルマレーザー社 社長のジブ カーニーZiv Karni(工学博士)と、アジアパシフィックのリージョンセールスマネージャーのOren Neemanが、今年のAAD(全米皮膚科学会)でデビューした新機種を持って、クリニックFを訪問してくれました。

アルマレーザー社は、Accent Ultraという超音波・RF(ユニポーラ・バイポーラ)を利用した新たな医療美容機器を提示してきた会社。

この機器は数年前から中国で爆発的なヒットをしているため、売り上げベースでは世界市場で一気に第3位となりました。

僕は過去経営にかかわった5つのクリニックを合わせると、100台近いレーザー機器を購入してきましたが、不思議なことにアルマレーザー社の機器には縁がありませんでした。

クリニックでしばらく話をして、四谷の焼肉屋さんへ。

僕も工学博士論文のプラズマを利用した英語の副論文が通過したばかりだったので、

○今回新製品となったフラクショナルRFの「マイクロプラズマ」

○超音波を利用した皮下への薬剤導入器である「IMPACT」

○ダブルフィルターを利用して赤みに効くダイレーザー様の効果を持つ新製品「Dye-PL」

などなど、機器の開発や工学の技術の話でずいぶん盛り上がってしまいました。

とにかくアイディアのたくさんある会社だな、と改めて思いました。僕のほうも機器をテストさせていただけるようになりましたので、再来週に迫ったボストンでの米国レーザー医学会でまた打ち合わせをしましょう、ということになりました。

こちらはお土産に頂いたイスラエルのお守りだそうです。

クリニックの待合に飾ることにしました。


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