スイスのチューリッヒ空港から、ミラノ行きの飛行機に乗ります。
気温は15度。ちょっと肌寒いです。
少し前までは東京・成田~ミラノ・マルペンサ間はJALの直行便が毎日のように出ていたのですが、現在はアリタリアとのコードシェア便がだいぶ本数の減った形で運行しているのみ。
原発の影響もあると言われていますが、機体も小さくなってしまったようですね。
飛ぶ曜日が限定されているので、うまくスケジュールが合致しないと利用できませんし、本数が減った分混んでいるようです。
秋以降またスケジュールも変わるでしょうから、状況が変わるといいのですが・・・。
今回はそんな背景でのチューリッヒ経由、というわけです。
スイスは基本的にドイツ語圏ですので、機内誌の英語版の新聞がヘラルドトリビューンしかありませんでしたが、 ギリシャ危機についての観測が書かれていましたよ。
窓の外、機体はアルプス越えです。
これは僕も最も好きなルート。
必ず右側の席をお願いしています。
なぜなら・・・
写真でわかりますか?
フランスとイタリアの国境に位置する、ヨーロッパアルプスの最高峰。
フランス語で白い山を意味する「モン(山)ブラン(白)」が右側の席だと座席から見えるのです。
晴れた日にこのように綺麗にモンブランが見えたのも久しぶりです。夏に近いこともあって、地面が雪に覆われていないところも、コントラストがあっていいですよね。
飛行時間は1時間ちょっと。
アルプスを超えると南にあるイタリアの湖沼が見えてきます。
この辺りはイタリアのロンバルディア州の高級保養地です。
さて、機体はミラノに到着しました。
ミラノ到着は、日本を出てから16時間ぐらい。日本時間で夜明け前です。
この日は何とかホテルにたどり着き、倒れるように寝てしまいました。