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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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国連本部

到着したのはNY時間で午後2時ごろだったのですが、今回はボストンに向かう道中、いわばトランジット的に束の間滞在するだけなので、ニューヨークの滞在時間がわずかしかありません。

荷物を置いて、早々に街を歩いてみることにしました。

僕はいつも仕事の後オペラやミュージカルを夜観る時に便利なように、セントラルパーク寄りに宿をとるのですが、今回泊まったハイアットは42番街にあります。

マンハッタンの町並みの景色を楽しみながら、時差ボケ予防も兼ねて、歩いて行ってみることにしました。

42番街をそのままクイーンズの方角に歩くと約10分ほどで国連本部につきます。

いつもは見学ツアーがあるようなのですが、この日はなぜか休み。スタッフもガードマン以外はいないようです。

もしかしたらリーマンの影響もあるのかなと思いながら、観れるところだけでも見学することにしました。

内部には、歴代の国連総長の絵がありました。

そして国連関連グッズ店。

気に入って、思わず買いそうになったマグカップがあったのですが、旅も長いのでやめました。

屋外にはこんなモニュメントが。

面白いですね。

ガードマンに記念写真をお願いして、国連本部を後にしました。


帰国しました

15日にまず、成田からNYに向かいました。

ニューヨークは、今年3月にも行きましたので、半年ぶりです。

JALの機内でちょうど映画の「Sex and the City」をやっていました。

ドラマの方は観ていませんが、映画だけでもストーリーが十分わかるようにできているんですね。

ニューヨークの街並みを映画で確認し、到着前に気分が盛り上がりました。

今回の宿はグランドセントラル駅近くのハイアットです。

グランドセントラル駅はNYの中心にあります。

JFK空港からリムジンバスに乗ると、このグランドセントラル(GCT)につくので、この駅に着くとNYに来たなと感じます。

真横にクライスラービルが見えます。

奇しくも僕が到着した日は、投資(証券)銀行であるリーマンブラザーズが事実上破綻し、メリルリンチがバンクオブアメリカに買収されることが発表された日。僕も大変驚きました。ニュースもその話題で持ちきりでしたね。

一気にドル安となり、滞在中助かった場面も多々ありましたが、複雑な気持ちですよね。

僕も経営管理学修士(MBA)を持つ身ですので、ご存じない方のためにお話ししますが、投資銀行とは、通常の銀行(商業銀行)とはまったく違う組織です。

投資銀行の顧客は個人ではなく、企業です。企業が有価証券の発行などで資金調達を市場から行ったり、合併や買収などの財務戦略のアドバイスを行う専門の銀行のことを投資銀行というのです。

日本のバンカーというと、訳語はいわゆる“銀行員”になってしまうのですが、ハリウッド映画で出てくるようなアメリカのBANKERというと、この投資銀行の投資部門でバリバリ働く人・・・というイメージとなります。知的で勝負強い成功者。もちろん皆がそういうわけではありませんが、僕もかつてそんな「バンカー」に憧れた時期もありましたっけ。

この投資銀行の発祥の地でもあるアメリカには、「ゴールドマン・サックス」「モルガン・スタンレー」「メリルリンチ」「リーマン・ブラザーズ」「ベア・スターンズ」の“5大”投資銀行がかつてあったのですが、その内3社までが経営破綻やM&Aで市場から消え去ってしまったのは驚きです。

さらに21日月曜日には、アメリカ連邦準備制度(FRB・Federal Reserve System)でも、上位二つの「ゴールドマン」と「モル・スタ」も通常の銀行持ち株会社になることが発表されました。

ここ数年のアメリカの企業の成長を助けたのも投資銀行ですが、事実上、マネーゲームと揶揄された投資銀行のビジネスモデルが崩壊したということです。まさにパラダイムシフトですね。

ちょうど先月のことですが、「まぐれー投資家はなぜ、運と実力を勘違いするのかー」という本を読んでいました。著者はナシーム・ニコラス・タレブ。ロンドンとニューヨークで20年のトレーダー歴を持ち、マサチューセッツ大学アマースト校で不確実性科学を専門とする学長選任教授という異色の人物です。

彼がこの本で述べたことでおもしろかったのは、「あるトレーダーの成功は、ほとんどの場合彼の腕前によるものではなく、単に「まぐれ」に過ぎない」ということを、不確実性科学の理論で理路整然と述べているところです。

アメリカではベストセラーになっており、「トレーダーが最も顧客に読ませたくない本」という称号を勝ち取ったそうです(笑)。本当に興味深く、勉強になりますよ。


Syneron社スタッフと

ディナーの後、米国シネロンのマーケティングディレクターで、僕のブログにも頻繁に登場しているマーク・テイガーMDと、ホテルのバーに飲みに行きました。

Syneron

マークとは今年の4月にフロリダで行われた米国レーザー医学会(ASLMS)以来の再会でした。

今回、シネロンスタッフには、今年の11月にイスラエルのシネロン本社を訪問してほしいというありがたい申し出を頂きました。

実現したら、またイスラエル訪問記をこのブログでご紹介しますね。


シネロン・バンケット・ディナー

土曜日は診療を夕方5時で切り上げて、品川のホテルパシフィック東京で行われた「シネロンバンケットディナー」にお招き頂き、講演をさせて頂きました。

オーロラ、ポラリス、ギャラクシーの販売製造元であるイスラエル、シネロン社のユーザーを集めたディナー付ミーティングで、円卓を囲んで100名以上の先生が講演を聞く・・・というスタイル。

こういうスタイルは初めてだったので、会場に行ってびっくり。結婚披露宴の会場みたいになってました(笑)。

でも、日本でこのようなミーティングを行うのは、今までになかなかないスタイルで、とても画期的だと思いましたね。

さて、講演の内容ですが、今回僕に与えられたテーマは

「e-MAXの有用性と当院における経済効果」。

前半で医療経営管理学一般についてお話をさせて頂いた後、クリニックFでのe-MAXの使用方法をご紹介させて頂きました。

これまで僕も10台以上のシネロンの機器を購入し使ってきましたが、RFと光治療を組み合わせたシネロン社のELOSシステムは、おそらくアジアンスキンに対して最も適した入門用光治療機器ではないかと思っています。

e-MAXは一台の機械で、オーロラSR、リファームST、ポラリスWRA、マトリックスIR・・・など、8種類のアタッチメントを選択することが出来るので、患者さんひとりひとりの肌の状態に合わせたキメ細やかな選択が出来るのです。

肌の老化と一言で言っても、しみ、しわ、テクスチャー、乾燥、たるみ・・・など、さまざまなファクターがあると思いますが、私見で言わせて頂くと、シネロンの機械はこういった肌の老化ファクターに対し、肌自体の平均点を上げ、ポテンシャルを底上げしていくには最も適した治療器であると、診療の現場で実感することが多々あります。

クリニックFでは、まずこの機械を使用して数回治療を行い、肌のポテンシャル=平均点を上げる事を「肌の基礎工事」と呼んでいます。

そして、その基礎工事を終えた後、この機器で対応しきれなかった「肌のさらに深いところにあるしみ」や「毛穴の開き」、「肝斑」、「たるみ」などの症状を、フラクセル2やアファーム、サーマクール、Qスイッチレーザーなどのより強力な機器を使用することで、肌のグレードをより一層高めるといった使い方をしていますが、結果的にこの方法が最もコストをかけずに、効率よく肌を変えてゆく方法なのです。

これは女性だけでなく男性にも大変人気があり、効果も目に見えて表れてくるので、皆さん楽しんで通ってくれています。

ディナーの後、米国シネロンのマーケティングディレクターで、僕のブログにも頻繁に登場しているマーク・テイガーMDと、ホテルのバーに飲みに行きました。

マークとは今年の4月にフロリダで行われた米国レーザー医学会(ASLMS)以来の再会でした。

今回、シネロンスタッフには、今年の11月にイスラエルのシネロン本社を訪問してほしいというありがたい申し出を頂きました。

実現したら、またイスラエル訪問記をこのブログでご紹介しますね。

明日は(もう今日ですが)早朝に成田に行き、NYに出張です。世界最先端の、良い情報を仕入れてきますね。


ベトナムの寺

帰りの飛行機までに少し時間が余り、せっかくなので観光をしようということになり、前回も訪れた天后宮というお寺を訪れました。

ここは1760年に建てられたベトナム最古の華人寺のひとつ。

前回のベトナム訪問で最も印象に残った場所だったので、この寺にもう一度行きたいとリクエストしたのです。

鎌倉に育った僕は、小学校の時の趣味が、「寺めぐり」でした。思えばちょっと変わった小学生だったのですね(笑)。

海外に行くと、お土産屋さんなど買い物に行くよりは、寺院やパワースポットと呼ばれる場所に行くのが好きなのです。

祭られている天后が、海運の神様ということもあり、現在では旅行の神様として人気があるようです。

僕は赤い紙に 「藤本 幸弘」と「クリニックF」と書いて、クリニックと患者さんの幸せを祈願しました。

この大きな渦巻き型の線香を買って火をつけると、竹の竿で高い所につるしてくれます。

天井につるされた線香は、一ヶ月もの間燃え続けているのだとか。

昨年の11月にベトナムに来た時は、観光に行く時間があったのですが、今回は本来なら4日ぐらいのスケジュールを土日の二日に詰め込んだような感じ。

今週日曜日からも僕はNY→ボストン→パリのヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の発表・・・と、まさに“地球一周出張”を控えていて、直前のベトナム出張には二日間しかスケジュールが取れなかったのです。

この束の間の観光=30分以外は、ホテルとクリニック、空港の往復で終わりました。夜11時55分(日本時間1時55分)の飛行機に乗って、朝8時に成田に到着するとそのままクリニックに向かいました。

そろそろ体力の限界を感じますね(苦笑)。


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