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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

アーサー王

アーサー王の名前を聞いたことがあるでしょうか?5世紀末にサクソン人を撃退したとされる英雄アーサーは、ウェールズ人の間で古くから伝説として語り継がれてきた王で、実際に存在したか否かはいまだに議論があります。でも僕は、もう10年以上も前ですが、「お前はアーサー王の生まれ変わりである。」とある人に言われた事があるのです。もちろん信じているわけではないのですが、アーサー王は、僕にとっては何となく気になる存在でした。

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騎士道が花開く中世後半になると、アーサー王伝説はシャルルマーニュ(フランス)やアレクサンドロス大王(ローマ)と並んでブルターニュ(ブリテン)と呼ばれる騎士道文学の題材となり、西ヨーロッパを中心に各地でさまざまな物語やロマンスが作られました。

アーサー王は、子供の時に逸れてしまった本当の前王の息子であり、誰も抜けなかった岩に刺さった剣を容易に抜くことができたので、それを証明する事が出来た。さらに、湖の乙女に伝説の聖剣エクスカリバーを与えられた。などの伝説があります。アーサー王を支えサクソン人と闘った12名の円卓の騎士がおり、それぞれの騎士達の物語がかたられるようになるのですが、この騎士として名前が上がっていたのが、トリスタン、パルシファル。そして円卓の騎士ではありませんが、パルシファルの息子のローエングリンなど。お気付きの方も多いと思いますが、僕の敬愛するワグナーの楽劇の題材とされているのです。

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またアーサー王伝説からは、聖杯を追う物語が派生して来ましたが、これは楽劇「パルシファル」の主題でもありますし、現在でもインディジョーンズやダヴィンチコードの題材にされていますよね。

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前置きが長くなってしまいましたが、今回ロンドンとウェールズで仕事があり、その間の4日間で、アーサー王の足跡を尋ねてみたいとふと思ったのです。とはいえ、イギリス全土で現在、アーサー王関連の遺跡があるかといえば、日本で見つけたのは二つだけ。一つはこのウィンチェスターのグレートホールの壁にあるこちらの円卓。実際には13世紀に作られたもののようですが、ウィンチェスター城に鎮座する円卓には威厳がありました。もう一つはアーサー王が埋葬されたと言われているグラストンベリー。グランストンベリーと言えば、イングランドではストーンヘンジに並ぶパワースポットと言われています。こちらはウェールズの仕事の帰りに立ち寄れたらと思っています。


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