ボルチモアからニューヨークへはアムトラックでは2時間半。
車で3時間です。
ニュージャージーから観えるマンハッタンの景色が好きなんですよね。
ボルチモアからニューヨークへはアムトラックでは2時間半。
車で3時間です。
ニュージャージーから観えるマンハッタンの景色が好きなんですよね。
ボルチモアからニューヨークへ。
移動途中にMETの当日券を見つけて開演10分前に飛び込みました。
この4年余り、ライブビューイングでしか観られませんでしたので、嬉しいです。
プッチーニ作トゥーランドット。
カラフの「誰も寝てはならぬ」が、ようやく生で聴けます。
いやー素晴らしかったです。
美しい旋律と声でドーパミンでました。
この作品は、1926年。
今からほぼ100年前に初演されました。
プッチーニが第3幕の途中までの作曲で亡くなってしまったため、遺作となり、正確にいうとリュウが自害するところまでがプッチーニの作品であり、残りはスケッチを元に弟子が仕上げたのです。
この物語の内容は滑稽陳腐なもので、スーパーポジティブなカラフが、危険を省みず、というより危険を察知する能力もなく、私は絶対に勝つからと命を賭けて氷の皇女のトゥーランドットの三つの謎に挑むもの。
謎を解いたのち、皇女が約束の結婚を拒むと、第三幕で今度は、心が無いのに結婚したくは無いので、必ず惚れさせると。
召使いだったリュウが命を落としてまで隠してくれたカラフのかけた謎を、まさか自分の口で皇女に伝えてしまうのです。
この行為に皇女の氷の心が溶けるのですが、犠牲になったリュウの弔いもしないうちに、その翌朝に2人の結婚が決まって幕が落ちるというもの。
この様な物語ですが、アリアの素晴らしく、世界でも数多く公演される演題になりました。
ニューヨークのMETでは今日が361回目のトゥランドットの公演だったそうです。
この演出の公演はMETで何度も観ているのですが、観ればみるほど奥が深く、発見がありまだ感動の余韻に浸っています。
日程と時間が合って本当に良かったなあ。
さて2004年に参加を始めてから21年目。
2024年の米国レーザー医学会の総括ですが、まず今年は規模がかなり小さかったです。
コロナの影響から抜けきれていないアメリカ経済を表しているのでしょうか?
ボルチモアという場所での開催だからか?
それと寄附金も集まらなかったのでしょう。
参加費がここ数年上がる一方です。
近年IMCASなどの商業系の学会が多い中、ASLMSはレーザーやエネルギーデバイスを医学的、科学的に評価する学術学会としては希少なものだと思います。
ベーシックサイエンスの分野では、いよいよ可視光線領域のフェムト秒レーザーの発表もあり、レーザー工学の博士としては興味ありました。
発表演題に関しては、昔ながらの写真によるダブルスピリットの症例比較演題が多く、これは何年も前から波長やエネルギーベースを変えて多くの発表がなされてきました。
効果のほどは別として、この20年間のトレンドは、
レーザー→ IPL→ RF → フラクショナル→ クライオ→ HIFU → ピコ→ HIFEM → SUPERB(Synchronous Parallel Ultrasound Beam Technology)
が流れですね。
機器メーカーをいくつか渡り歩く技術者や経営者、マーケティングスタッフも多く、機器が売れるとすぐ企業を売却する経営者が多いのは米国っぽいです。
学会のセッション自体はカテゴリーに目新しいものはあまり無く、10年前と同じセッションを機器を替えてやっている感じでした。
レーザー分野ではコーニングなどの特殊なフラクショナルレーザー技術を作った機器メーカーや、1726nmの皮脂腺をターゲットにした機器なども販売されて、ニキビ治療のゲームチェンジャーの本命が登場した感じです。
ただ、例えば30万ドルの機器を買うとなると、輸入税入れて日本円で5000万円近くの出費。
最新機器を購入してきたいとは思いますが、日本に導入するのは円安過ぎて、医師もそうですが、輸入業社さんも流石に躊躇してますね。
良い面としては、発表者は昔は医師ばかりでしたが、最近はBAやBSなどの学士の学位を持った学生やナース達の発表も受け入れており、裾野の広がりを感じました。
レーザー技術には時間的コヒレントと空間的コヒレントがあるのですが、今は後者の技術が主に使われていると言えます。
が、前にも僕のブログでも触れてきたように、前者の技術を使うとより細かいレーザー診断技術ができるはずです。
今後はVRやXR そしてAIの専門家がこの分野に集まってパラダイムシフトが起こることを期待したいですね。
2025年は何度も開催されているオーランドでの開催。
ディズニーパワーで多くのドクターが集まるといいですね。
ボルチモアからニューヨークへ移動してきました。
ちょうど二週間前にボルチモアの湾口に当たる橋が陥落という大きな事故があったので交通事情を気にしていたのですが、市内は問題ありませんでした。
僕はボルチモアは2度目。
前回はドクターのオフィスに車で直接伺ったので、街中は歩かなかったのですが、ボルチモア水族館はかなり有名な場所ですので、足を伸ばしてきました。
こちらのイルカプールには
We no longer offer dolphin shows.
との明示がしてありました。
動物愛護のためでしょうか?
日本のショーを観ていると、イルカも楽しんでいるようにみえるんですけどね。
大人の事情がありますね。
ボルチモアの借景