TOP
藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

活動性ニキビに効果 新レーザー Inmode

【活動性ニキビに効果 新レーザー Inmode】

クリニックFはこれまで「完全自由診療のレーザー・アンチエイジング・クリニック」というスタンスをとってきました。

一年前までは僕一人で外来を請け負っていたため、しかもその僕自身が出張多く毎日の外来に立てないため、非常にニッチでナローな治療にフォーカスを当てることでどうにかこうにかここまでやってくることが出来たのです。

とはいえ、正直なところそのスタンスを一時も崩さずぶらさないために、諦めなければならなかったことや場面があったことは事実です。

保険診療の取り扱いをしていないことから、例えばこれまで活動性ニキビについてお悩みの患者さんに関しては、他院で受診をしていただくことがしばしばありました。

赤みがあったり熱感があったり隆起があったりする、「今まさに元気な」ニキビは内臓疾患や婦人科系疾患を象徴していることも多く、美肌の追求よりもまず先にそれらを病変として捉え治療をする必要、まずは病気から健康を目指す必要があるという思いがあったためです。

一方そうした患者さんが皮膚科や婦人科、時に内科を訪れ処方された薬を飲んだり、生活習慣を改善されることでニキビの活性化に終息が見られても、皮膚上の赤身や凹凸が残ってしまう場合については積極的に治療をさせて頂いてきました。

この部分こそフラクショナルレーザーを始めとしたレーザー・光治療器の十八番です。

ニキビ_1

ニキビ_2

ニキビ_3

ニキビ_4

ニキビ_5

これまで沢山の患者さんが「ニキビができる前より肌が綺麗になった!」と喜んでくださり、僕自身も治療に自信を持って取り組んでいます。

こうした理由によりこれまでクリニックFでは治療を極力行わなかった活動性ニキビですが、最近すこし考えを変えました、先日お話ししたイスラエルのInmode社が開発したプラットホーム型レーザー機器の機能の1つであり、今回新たなフラクショナルRFの機器として登場したFRACTRA(フラクトラ)がこれら活動性ニキビに対し、非常にわかりやすく良い効果をここまで出しているのです。

FRACTRA(フラクトラ)は、チップの中心部にピンが、その両サイドにelectrode Barがあり、それによりRFエネルギーをマルチバイポーラ―型に出力することが可能となった機器です。

どういったことかというと、これまでの類似機器に比べ、より深部まで効果を到達させることができ、活動性のニキビとざ瘡後瘢痕を同時に治療することができるのです。

先端のチップは全部で4種類あり、それぞれピンの長さや密度、コーティングの範囲が異なるので、照射部位や凹凸の深さ、Skin Typeによって使い分けます。検証した結果、日本人の顔面のニキビに対しては、以下の②の60pin, 600micronのチップを使うのが良さそうです。

活動性のニキビ、ざ瘡後瘢痕以外の適応としては、小じわ、色素沈着、血管拡張症に伴う赤ら顔等に対し効果を出すことが可能です。

照射後3-5日間は点状の瘡蓋が形成され、約1週間で皮膚表面の上皮化が得られます。

また、皮下では照射後2週間の時点でより高密度でコラーゲンやエラスチンの再生が進みます。

こちらは当院で照射しているモニター・40歳代の女性の写真。おでこや右頬部の活動性ニキビと顔全体のクスミ・凹凸・毛穴の開きが気になっていたため、本機を照射しました。

1回の照射にも関わらず、照射後1週間でおでこのニキビの炎症やニキビ跡の色素沈着が改善し、照射後3週間で肌全体の透明感やハリ改善が認められました。

非常に喜んでくれましたよ。

ちなみに照射間隔ですが、当院の基本プロトコールでは、3-6週間毎に合計5回の照射を目安にしていますので、約半年で1クールになり、これをひとまず患者さんとは共有しています。

フラクトラは顔面に限らず、体幹や四肢の肌荒れ、色素沈着、赤み等にも効果が出ていますので、こちらはまた別の機会に報告しますね。


音楽が脳に与える影響について

映画を観て感動し涙がでるのは、映像からの刺激なのか音楽からの刺激なのか?

今週金曜日に音楽が脳に与える影響について、渋谷のホールでクラシックコンサートの前に話をすることになっています。

音楽会の前なので、久しぶりにタキシードを着て話す予定です。(笑)。

音楽が脳に与える影響は非常に興味深いものです。

一般的に現代社会においては、視覚の刺激はすべての感覚情報の8割を占める傍ら、聴覚情報は1割強だと言われています。

嗅覚情報に至っては5%ぐらいでしょうか。

一方、視覚情報は視神経から「新脳」である大脳皮質に転写されて理解認識されますが、聴覚情報は大脳の奥にあり感情をつかさどる「旧脳」である「大脳基底核」にダイレクトに伝わります。

そのため、聴覚からの情報は視覚と比較して、大きく感情を動かすのです。

ではここで質問です。

素晴らしい「絵」を見て感情が動かされ、泣いたというご経験のある方はいらっしゃいますか?

映画を無音で見て、心の底から感情が動かされ涙した経験はありますか?

一方で、素晴らしい音楽だけを聞いて涙を流した経験がある方は多いのではないかと思います。

映画を観て泣けるというのは、ストーリーの論理展開を聴覚が理解し、音楽によって感動が増幅するからなのだとおもいます。

現代生活を送っていると、視覚からの刺激に心を奪われがちになってしまいますが、聴覚が私たちの情緒に与える影響は、実はとても大きいものなのです。


エルガーのエニグマ(謎)変奏曲の第9変奏

最近僕がハマっている、エルガーのエニグマ(謎)変奏曲の第9変奏。

アダージョ「ニムロッド」。

様々なヴァージョンの演奏動画を見つけました。

「エニグマ」とはギリシア語で、「謎かけ」「謎解き」といった意味で、この変奏曲には2つのエニグマが込められているのだそうですよ。

思えばビートルズが出てくるまで、イギリスには世界的に有名な作曲家がいませんでした。

シニカルで享楽を好まないイギリス人の文化的な背景もあったのだと思いますが、実際には17世紀に清教徒革命で議会を解散し、政権を引き継いだクロムウェルの影響だという説が有力です。

彼は演劇や音楽が人間を堕落させるとして、教会のオルガンを破壊し、これらの一切の文化活動を禁止したのですよね。

1660年王政復古後にイギリスに渡ってバロック期に活躍したヘンデルはドイツ人ですが、長い低迷期を迎え、イギリス人が音楽で活躍するようになったのは、組曲「惑星」の作曲家ホルストと、威風堂々とエニグマ変奏曲を作ったエルガーぐらいからですかね。

一変して現在は、オペラ座の怪人、ジーザスクライストスーパースター、キャッツなどのクラシック音楽の流れを引いたミュージカル音楽作曲家のアンドリューロイドウェバーや、その後世界の音楽に影響を与えたブリティッシュロックを作り上げるローリングストーンズ、ビートルズ、スティング、クイーン、エリッククラプトンなどの多くのミュージシャンを産み出すのだから、歴史とは不思議なものです。


GW明けの大和

連休明けましたね。
今日の大和です。

Yamato-1

甲板の板を貼り終わりました。

Yamato-2

Yamato-3

やっと3分の1工程です。


ほうれい線やニキビにXD1540

先日ブログ(http://clinic-f.com/blog/laser/post_17417/)でもお話しした
スターラックスLux1540XDですが、ご興味をお持ちくださった方からいくつかご質問頂きましたので、今日はもう少し追加のお話を書き加えておきたいと思います。

 

xd_2

xd_5

xd_3

XDに関する懐かしい写真もすこし。

2011年ですね。

 

XD1540はほうれい線やちょっとしたニキビにノーダウンタイムで打てることも特徴の一つです。
アメリカの学会では数年前パワー設定や照射の仕方によっては額の皺にも着実に効果がある、ボトックスよりも良いかもしれないと話題になりました。

 

 

そうしたことからクリニックFでは、ギャラクシーやトリニティといった機器で全顔の照射を行った後、オプションで部分的に気になる箇所のみに照射される方も最近また増えていますね。
アゴ、頰、額、鼻などブロックを決め、そこに集中して追加で打つ方法です。

 

部分的な皺を気にされる方、部分的な毛穴やニキビ跡を気にされる方がその部分だけの照射を御所望されるのです。
基本的に、照射中や終了後の痛みは、ほんの僅かにジンジンとした感覚を除けば非常にマイルドなものです。
そのため麻酔塗布の必要もありません。

 

そうした側面からもフラクセルやマドンナリフト、ヘイローといった機器に尻込みしてしまう初心者、痛みに弱い方、ダウンタイムが困る方にも抵抗なく行えるものだと思います。
「部分照射に強いフラクショナル機器」といったイメージでしょうか。

照射後多少の赤み、腫れ感はありますが、エネルギーも高く深達度もあり、より深くまで線維芽細胞を活性化させることができるのです。
XDのフラクショナルは、リサーフェシングというよりは、光線を集中することで深達度を上げる為に設計されているのですよね。

 

 

1540は近赤外線波長なので、人によって過敏反応する可能性はあります。
そのため初回は反応も見ながら保守的に打っていきますのでそうした安全面でもご安心頂けるかと思います。
照射した患者さんのご感想を伺うと、照射後3日目くらいに皮膚のテクスチャー変化がとても感動的だそうです。
こうしたお話を聞くと素直に嬉しいです。

 

xd_4xd_1

 

写真はインドで開催された国際学会でXD1540について招待講演及びデモンストレーターをした時のものです。


前田先生とニューオータニで食事

今日から食事制限に入った前田先生と、誕生日も兼ねて石心亭で鉄板焼き食べました。

otani_4
前田先生とは、ちょうど8年違い。
8年前に自分で悩んでいたことを、タイムマシンに乗って聞いているようでした。
兄貴分としては前田先生にもっともっと成功して欲しいなあ。笑。

 

otani_1

otani_2

otani_3

otani_5

 

オータニの庭園は、本当に美しいですね。好きな場所です。


前田外来:上瞼のくぼみにTEOSYAL RHA1

今日も前田拓摩先生の外来です。

 

レーザーではアプローチ/カバーしきれない部分の手術や注入を一手に引き受けてくれています。

 

特に目元へのこだわりにはファン多く、微に入り細を穿つ二重まぶたの手術や、他院ではなかなか請け負ってもらえない上まぶたの窪みや凹みを繊細に修正する注入療法には美容のプロも唸るほど。

mt

 

こちらは瞼に使うTEOSYAL RHA1


宮下外来:二の腕や膝にもInmode 普段の生活指導も承ります

金曜・土曜外来担当の宮下です。

最近汗ばむような日も出てきたせいか、ダイエットや痩身のご相談も増えてきました。

クリニックでは部分痩せに使えるレーザー・光治療器もいくつかありますので、こちらの稼働もどんどん増えてきましたね。やはりInmodeがじわりじわりとその人気を上げているかんじです。

(*Inmodeについては藤本先生のブログもご参照ください:http://clinic-f.com/blog/13/post_17336/ )

 

mm

こちらは二の腕の施術風景。

mm2

和やかに施術も進んでいます。

そして、こちらは左足の膝上に10分Inmodeを照射した写真ですが

 

inmode

患者さんの左足のむくみがとれ、膝の位置が上がって見えるのおわかりになりますか? 左足のほうが足・膝下が長く見えますよね。

一度でも膝の位置がこうして変わりますから、素足になる季節にはお勧めです。

短時間でできる施術のため、普段お忙しいメディアに出る方にもとても人気です。

***

以前にもすこし書きましたが、僕は出身大学の躰道部で監督/指導も務めています。空手は黒帯、五段。高校の時は器械体操をやってました。アクロバットが得意で身体も柔らかいことがちょっとした自慢?です(笑)。

 

部員たちには日頃から

「いい姿勢でいよう、声は大きく、深呼吸を積極的に取り入れよう」

と伝えていますが、これはこうした痩身でご来院されている患者さんにお伝えしたいことでもあります。

深呼吸によって代謝を促し、姿勢を良くすることで体幹が鍛えられ、見た目の印象もスマートになります。

呼吸を利用したトレーニングは、いつ何時も自然に取り組めるところが魅力です。所謂‟筋トレ”とは違い、周囲から「筋トレやっているの?」と茶々を入れられることなく、会話の中で深い呼吸をごく自然にできるのです。

健康的な生活を送るのに、運動やトレーニングを重ねることはもちろん大切ですが、時間や効率を考えると

“ただ生きているだけでカロリーを消費する、燃費の悪い体”

というのを目指したいところです。

燃費の悪い体を実現する上で重要なのが、この正しい姿勢を保つことでもあるんですね。

形成外科医として日々手術をしていて、体幹(胴体や胸など)の周りには、なんと筋肉が多いことかと驚きます。

筋肉を鍛え始める際に腕立て伏せからスタートする方が多くいますが、腕はあくまで末梢の筋肉。体幹にある大きな筋肉を鍛えないのはもったいないです。

日々姿勢を意識して、自然に体幹を鍛えている状態を作ること。姿勢を正しておけば、脊柱起立筋を始めとした体幹筋を常に鍛えている状態になります。

深呼吸しながらお腹を締めてみたり、お尻を引き締めてみたり、時々気がついた時だけでも意識して行ってみましょう。

日々の生活の中でもコツコツ筋トレしている状態となり、効率良く“燃費の悪い体”になれると思います。

そして、なかなか自分ではできないパーツパーツを引き締めるInmodeのような機器を使った施術を取り入れていくと、理想のフォルムに着実に近づいていくことができることと思います。

クリニックFの良いところは、おひとりおひとりの患者さんに対しカウンセリングの時間も長くじっくりとれることにもあります。

初診以外すべてこうしたカウンセリングは無料ですから、普段の生活指導も含めて、ぜひご相談くださいね。

ダイエットで壁にぶつかったり、行き詰ってる方にも多分お役に立てることと思います。

メンタルのサポートも重要ですからね。

ぜひお気軽に声をかけてください。


さすが富山の薬

2017年05月06日(土) カテゴリー:医療

5月6日連休明け。今日も宮下先生と楽しくクリニックFの外来をやっています。

b

こちら、クリニックFに入れたこちらの滋養強壮の薬。

 

 
ちょっと飲んでみたら、疲れが取れて睡眠時間は減るし、目がよく見えるようになり、お酒の残りもほとんどなくなりました。

 

今までのサプリに比べて効き目が凄すぎて、スタッフ全員が飲み始めました。さすが富山の薬ですね(笑)。

 
肝機能が上がるため皮膚の状態も良くなります。

 

クリニックでもお取り扱いしていますので、ご興味のある方はお声がけくださいね。


赤ら顔やニキビ跡、小じわの治療:最近活躍しているスターラックスLux1540XD

おはようございます。

 

昨日は突然の嵐にびっくりしましたが、今日は一日晴れそうですね。

 

新緑が爽やかな季節になりました。
今日はクリニックFで赤ら顔やニキビ跡、小じわの治療においてまた最近活躍しているスターラックスLux1540XDについて改めてご紹介したいと思います。

 

x1

スターラックス自体は新しい機器ではなく、2008年にアメリカのパロマ社で開発されたフラクショナルレーザーです。

 

 

本ブログでも当時から度々取り上げ、これまで多くの患者様に高い評価を頂いてきましたが、メンテナンスしながら照射方法を何度も調整し、ここへ来てまた患者さんの支持厚いデバイスとなっているのですよね。

 

 

機器としても改めて面白いな、と僕も思っています。Lux1540XDは1540nmのEr:Glassレーザーを短時間に高出力で照射し、皮膚のリサーフェシングを行います。

 

 

先端のクリスタルをピラミット型の構造とし、業界唯一の“ micro-compression”技術でより真皮の深部まで安全にレーザーを到達させることが可能です。

 

 

 

x2

 

圧迫しながら照射するため、真皮の水分量を減らしレーザーの深達度を約40%アップさせると共に、照射後の真皮と表皮の解離が最小限となり、より迅速な再生が促されます。

 

加えて、皮膚との接触面を急冷するコンタクトクーリングシステムを採用することで、皮膚表面のダメージを最小限にしています。

 

 

 

x3

最近人気がまた出てきた理由として、特に

 
① 他の治療機器では治療に難渋するニキビ跡(凹凸)

 
② ダウンタイムや疼痛を避けたい

 
③ 他のレーザーや光治療で取れない赤みや色素沈着

 

等の特徴や思いある患者様からの高評価ということが挙げられます。

 
表面麻酔やジェルの塗布は必要なく、施術中・施術後の疼痛はほとんどありません。

 
それにも関わらず、効果は真皮深層にまで達し、照射後2-3日すると肌の内側からパンッとした張りが出てきます。

 
昨日も、半年前に突然顔全体に赤みを伴う丘疹が出現した40代の患者さんに対して、3回目のLux1540XDの照射を行いました。

 
これまで、他院にて保険診療による内服や軟膏治療が奏功せず、今年の2月から当院でLux1540XDによる治療を開始しました。

 
ダウンタイムや疼痛は絶対に避けたいというご要望。

 

 

初回の照射後2-3日目から、赤ら顔やハリ・ツヤの改善を認めました。

 
また、照射後の腫脹や発赤も目立たず、施術後のダウンタイムは殆どありません。

 
本日で3回目の照射ですが、これまで何をやっても改善しなかった症状が、みるみる良くなっています。

 
赤みがほとんど消失した現在でも、肌全体のテクスチャの改善やハリの満足度が高いため、本人の希望から照射を継続しています。

 
次回は3週間程度あけて、照射予定です。

 
当院では、活動性のある炎症性皮疹から挫創瘢痕に至るまで、“ micro-compression”という技術を用いたLux1540XDによる効果的な治療を提供しています。

 
いつでもお気軽にご相談下さい。


ニキビ跡治療をレーザーで行う クリニックFでの治療戦略

ニキビ跡に悩んでいる人は多いですよね。

国内のクリニックでも、

ニキビ治療が得意なクリニックと

ニキビ跡治療が得意なクリニックに分かれると思いますが、クリニックFは、過去10年間、フラクショナルレーザー機器を使い分けることによって治療を行ってきました。

2017年の米国レーザー医学会(ASLMS)でもニキビ跡治療の演題が散見されましたが、ほぼ数年前に「ニキビ跡治療は完成した」と報告されたように、治療方針は固まっています。

現在はフラクショナルレーザー機器の全波長に加え、新たなフラクショナルRF機器がいくつか登場しています。

クリニックFで現在積極的に治療に取り入れを検討しているフラクショナルRF機器は

ヴィーナス社の VIVA

Immode社 の FRACTORA(フラクトラ)

どちらもイスラエルの企業ですが、よりダウンタイムの少ない、効果の高い治療が今現在も模索されているという事ですよね。

ニキビ跡を治療するためには、以下のスライドのように3つのハードルがあります。

1 凸凹/クレーターによる瘢痕

2 赤味によるニキビ跡

3 色素沈着によるニキビ跡

です。

スライド4このうち最も難しいのが、 でこぼこしたニキビ跡の形態に関連する治療です。

ニキビ跡の形態は以下の四種類に種別できます。

ローリング型  「W-shaped(>1-4mm

アイスピック型  「V-Shaped」 (<2mm

浅いボックスカー(箱形)U-shaped

  (>4-5mm

深いボックスカー型 「U-shaped

こちらを、フラクショナルレーザー機器、つまり柱状にレーザービームを打ち込むことで肌を均一化する機器によって治療してゆくのです。
スライド6

フラクショナルレーザー機器の治療にあたり、 機器的なパラメーターが4つあります。

それは、波長 パワー 照射密度 照射時間

なのですが、

フラクショナルレーザー機器をニキビ跡治療に利用するさいには、以下の4点のメリットがあります。

1.時間的・空間的制御性(照射密度依存性)に優れる

2.創面を湿潤もしくは乾燥にコントロール(波長依存性)ができる

3.穴の深さ(パワー依存性)をコントロールできる

4.大きさ(照射時間依存性)をコントロールできる

キャプチャ キャプチャ2実際にどのような機器を使用してニキビ跡治療をしてゆくかですが、クリニックFには以下の表にあるように多くのフラクショナルレーザー機器がありますので、それぞれに対応した治療をしてゆくという事になります。
スライド9

具体的には以下のような機器を利用しますが、クリニックF推奨のパラメーターにつきましては治療戦略上の秘密もありますので空欄にさせていただいています。(笑)。スライド10 スライド11 スライド12 スライド13 スライド14 スライド15 スライド16 スライド17 スライド18

これらの機器を、

4種類に区分けしたニキビ跡の形態に合わせて適応させてゆくのです。

ローリング型  「W-shaped(>1-4mm

アイスピック型  「V-Shaped」 (<2mm

浅いボックスカー(箱形)U-shaped

  (>4-5mm

深いボックスカー型 「U-shaped

スライド19クリニックFでは、クオリティ高く効率よいニキビ跡治療を過去10年に渡って実践し、ご評価いただいています。

以前は治せないと言われたニキビ跡ですが、現在は治療が可能な症状になっています。

悩まれている方がぜひご相談くださいね。


innovation イノベーションとResearchリサーチの関係性について

innovation イノベーションとResearchリサーチの関係性について

最近経営学でよく耳にするイノベーションという言葉がありますが、深く意味を考えたことがありますか?

イノベーションは1911年に、オーストリア出身の経済学者であるヨーゼフ・シュンペーターによって、初めて定義された言葉です。

イノベーションとは、「経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合すること」と定義されています。

先週、知財の専門家である政策研究大学大学院大学教授の隅藏教授と話していた時に、
Science and Technology Policyを実現化するためには、二つのルートがある。

一つはアカデミックな「リサーチ」を続けることで、Academic Impactを得ること。

もう一つは企業による「イノベーション」を続けることで SocialもしくはEconomic Impactを得ること。

それぞれにパテントなどの知財が複雑に関わっている。

という事をズバリと指摘され、眼から鱗が落ちた気持ちがしました。

僕は、臨床家としては臨床技術をイノべーションすることに日々努力をしてきましたし、研究家としてはリサーチを続けることに努力してきました。

二つの努力は、スパイラルのように相互作用するものと思っていたのですが、明らかにゴールが違い、むしろ並走するものなのですよね。

巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論として、有名なものにイノベーションのジレンマ (The Innovator’s Dilemma)というものがあります。

これは、ハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセンが、1997年に初めて提唱した理論です。

Wikiには、「大企業にとって新興の事業や技術は、小さく魅力なく映るだけでなく、カニバリズムによって既存の事業を破壊する可能性がある。

また、既存の商品が優れた特色を持つがゆえに、その特色を改良することのみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かない。

大企業は、新興市場への参入が遅れる傾向にある。

その結果、既存の商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業に、大きく後れを取ってしまうのである。」とあります。

イノベーションには、従来製品の改良を進める「持続的イノベーション」と、従来製品の価値を破壊して全く新しい価値を生み出す「破壊的イノベーション」があります。

大企業は、既に持続的イノベーションのプロセスで自社の事業を成り立たせているため、破壊的イノベーションを軽視するため、画期的な事業変革に舵を向けることができないという事ですよね。

僕も2000年に美容医療に関わることになり、4つのクリニックの設立経営を経験したのちに、2007年に自分の作りたかった専門性の高い、「肌質を改善するためにレーザー治療を利用する」クリニックを作ることになりました。

クリニックFを設立して10年間。

ひたすらコーポレートイノベーション(レーザー、光、RF、超音波、HIFU)とアカデミックリサーチ(医学、経営学、工学、薬学)に対する努力を続けてきたつもりですが、個人的には、ここ数年で、レーザー医療の世界でも、圧倒的な「破壊的イノベーション」が起こるのではないかと思っています。

すなわちシャークフィン型のプロダクトサイクルに変化し、既存の概念が吹っ飛ばされるということです。

幸いにもクリニックFはまだまだ小さな船ですので、イノベーションのジレンマにはまることもなく、舵も取りやすい。

1年後、3年後、5年後、そして10年後を明確に意識しながら、変化に対応して安定した経営とより優れた医療を提供してゆきたいものだと思います。


連休中クリニックFは今日は外来ですが残りは暦通りです

おはようございます。

連休中クリニックFは今日は外来ですが残りは暦通りです。

1−2日は開院。

3−5日はお休みいただきます。

今週コンサートで聴いたフランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調ですが、特に第4楽章が秀逸で、その後、何度も聴いています。

演奏家による聴き比べの動画を見つけました。

クラシックファンの楽しみは、この同じ曲の聴き比べだと思うのですが、ヴァイオリンとピアノの組み合わせは、オーケストラのように指揮者が率いるものではないので、名演かどうかは、ジャズのセッションのような、その瞬間、そのレコーディング会場と作り上げる偶然の要素が大きいです。

秀逸な演奏に出会うと、曲の解釈がガラッと変わり、大きな発見があったりすることもありますから、新たな演奏探しはやめられないのですよね。


今日は宮下宏紀先生とダブル外来です

今日は宮下宏紀先生とダブル外来です。

もう4月も終わり、今年もなんだか早いですね。

実は来月末、クリニックFは開業から10年を迎えます。

東京で美容のメッカといわれる青山・表参道、銀座、渋谷、新宿、六本木・・・といった街ではなく、学生街やオフィス街の印象強い四ッ谷のこの土地で10年美容・アンチエイジングレーザークリニックをやっていくことができたのは、嬉しくもあり不思議なかんじもあります。

でも実はまだ20代の頃から僕はこの辺りで仕事をしたいな、となぜか思っていたんですよね。

華やかな催しは苦手な僕なので、10周年記念パーティなどを行う予定はありませんし、お花などお贈りいただくのも辞退しています。

一方患者さんを始め、ここまで支えてきてくださった方々には感謝の気持ちを伝えたく、こんなものを用意し昨年末からお送りさせて頂いています。

宮下先生

10周年記念で施術などいくつかプレゼントさせて頂いているのです。

クリニックFではDMなどを患者さんにお送りしたことがかつてないためか、これが思いがけず大きな反響と御好評を頂き、最近第二弾を刷ったところです。

今年一年かけて何度かこうしたプレゼント企画をご用意していますので、いつもお越しくださっている方はもちろん、しばらくいらしていただいていない方もぜひこの機会にお越しくださいね。

僕もできるだけ皆さんにご挨拶したく思っています。


米国レーザー医学会ASLMS2017 サンディエゴ 寄稿その2

米国レーザー医学会ASLMS2017 サンディエゴ 寄稿その2

今回の学会の特別講演は1973年ピューリッツァー賞「ベトナムの少女」で有名なキム・フックさんでした。

有名な写真が画面に現れると、皆が声を上げます。

南ベトナム軍の空軍機がナパーム弾を投下、キム・フックさんが暮らすチャンバンは空襲を受けます。

その当時、9歳だった左半身を中心に重度の熱傷を負い、一命は取り留めたものの、現在に至るまで合計17回の外科的治療を受けたのだそうです。

ベトナム戦争についてアメリカ世論がどう考えているのか詳細にはわかりませんが、こうした取り上げ方をするのは、アメリカの学会らしいと思いましたよ。

彼女は幾多の試練を乗り越え、1992年にベトナム人と結婚し、現在は2児の母親としてカナダはトロントに在住しています。

熱傷後の瘢痕に対しては米国人医師の元、レーザーを中心に治療されており、ASLMSの発展を心より応援していると締めくくりました。

講演中、多くの聴衆が涙を流し、感動していました。

僕も、キム・フックさんの体験や苦労に思いをはせると同時に、彼女を演者として招待するアメリカ人の姿勢や、学会参加者の医師の表情に心を打たれました。

この話を直接拝聴できただけでも、本学会は大満足でしたね。

ベトナム_1

ベトナム_2


新国際学会周遊記

カテゴリー
  • News - クリニックからのお知らせ -
  • Guest Room - ゲストルーム -
  • Media - 掲載記事一覧 -