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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

保志名先生のパーティー

昨晩は保志名先生の還暦のパーティーでした。

 

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多くの美容外科の先生方とご一緒させていただきました。

 

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情熱の夕べでもありました。


音楽が偉大な主治医となることもあるのです

先日の渋谷区総合文化センターでのコンサートが、WEB記事になっていました。

僕の言葉もずいぶん引用されていました。

よろしかったらご覧くださいね。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/23775/20170518/heaven-music-heart-care-concert.htm

以下WEB中より引用です。

まず、米国レーザー医学の専門医である藤本幸弘さんがあいさつし、音楽が脳に与える影響について医学的な観点から説明した。音楽には、自律神経を安定させ、肉体と精神の両面で充実をもたらす作用があると同時に、生演奏の振動も、せせらぎなどの自然音と同様、人に安らぎを与える上で大切であるという。

藤本さんは最先端の治療技術を追いかけていく中で医療の限界を痛感し、

「音楽は、人にはどうにもできない、いわば神の領域の問題に対しても、良い時も悪い時も常に寄り添い、決して裏切ることのない親友となってくれる。また、音楽が偉大な主治医となることもあるのです」

と音楽の力を語った。

旧約聖書にも、

「ダビデが傍らで竪琴を奏でると、サウルは心が安まって気分が良くなり、悪霊は彼を離れた」(サムエル上16:23)

とあるとおりだ。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/23775/20170518/heaven-music-heart-care-concert.htm

 

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愛しの村上春樹の新作

外来終わりました。

こちらの愛しの村上春樹の新作。

読み始めたら一気に読み切ってしまうので、勿体無いのでなかなか読み出せません。

本

騎士団長って題名は、やっぱりこれはモーツァルトのドン・ジョバンニが関わっているんだろうなあ〜、とか想像力を働かせているうちが楽しいんです。笑。


何処で最新のレーザー治療を学べるのか?

何処で最新のレーザー治療を学べるのか?

 
2000年にレーザー美容医療に関わるようになり17年。

 

 

若い先生方に、どのようにレーザー治療を学んだのですか? と聞かれることが多くなりました。

 

 
僕が治療を始めたころは、日本の保険診療で治療が可能であるシミや脱毛に対するレーザー治療機器に対しては日本語の教科書がありましたが、肌質を改善するレーザー美容医療機器が大きく発展を遂げたのは21世紀に入ってから。

 

 

光医学(Photomedicine)といわれる新しい分野です。

 

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リサーフェックス

 

 

勉強会_4

 

 

こちらは米国と欧州のレーザー企業を中心に別系統の発達をしてきましたので、欧米の学会に出て学ぶしかありませんでした。

 
関連する主要な学会は、1月パリIMCAS、3月AAD米国皮膚科学会、モナコアンチエイジング学会、4月ASLMS米国レーザー医学会、5月EADV欧州皮膚科学会春季会、7月米国エステティックショー、8月米国コントロバーシーズ、10月EADV欧州皮膚科学会、12月A4M米国抗加齢医学会といったところが挙げられるでしょうか?

 

 

 

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ミッション_1

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診療他国内での仕事、そしてちょっと異なる分野に関する海外での学会招致や参加、ワークショップやセミナー参加もありますから、これらすべての学会に参加するわけにもいきませんので、その年その年の動向を見極めながら参加する学会を決めていきます。

 

 
いまだに情報は海外の学会で得て、国内およびアジア開催の学会は招待講演依頼があった時のみ参加というスタイルを変えていませんが、それでもスケジュールは毎年タイトになってしまいますね。

 

 
僕が最初に専門医を取得した麻酔科、ペインクリニック関連での海外発表経験や英文論文執筆経験がありましたが、初めて米国のレーザー医学会で発表をしたのは2004年のテキサス州ダラスでの事でした。

 

 

以後、英語で発表または招待講演をした機会は160回を越えました。

 

 
レーザー(RFや光などの電磁波を含む)治療が国際的にも大きく脚光を浴びたのは、1994年に登場したアレキサンドライト脱毛レーザーLPIR、1999年に登場したフォトフェイシャル、2002年に登場したオーロラことバイポーラRFの光治療器、2003年に登場したサーマクール、2005年に登場したフラクセル、そして2007年に登場したCO2フラクショナルレーザーであり、米国のレーザー医学会が最も参加者が多く大きく開催されたのは2009年ぐらいでしたね。

 

 
当時はクリスタルや気体からレーザー光を作り上げていたので大掛かりでしたが、現在は工学的に半導体を用いたレーザーを作ることができるようになりましたので、ごく小さな筐体でレーザー光を発振することができるようになりました。冷却の問題を除くとほぼすべてが半導体に変わるでしょう。

 

 
2009年以降は、脂肪を氷結するクルスカ(ゼリティック社)や焦点集中型超音波HIFUであるウルセラなどの電磁波以外のエネルギーソースが利用されるようになり、EBMD(Energy Based Medical Device)と総括されるようになりました。

 

その後、レーザーが話題となったのはそれまで使用されてきたナノ秒ではなく、1/1000のピコ秒発振のできるQスイッチレーザー機器の登場。

 

大きく期待されたものの、刺青以外のアンチエイジング医療において治療範囲が大きく広がるものではなかったため、鎮静化しつつありますね。

 

 
この先、美容医療機器が転換するとしたら、レーザーアシストによるドラッグデリバリーとプラズマ医療であると僕は確信しています。

 

 
レーザードラッグデリバリーは、僕の薬学博士論文の研究課題でしたが、肌にレーザーで小さな穴をあけることで、小分子、ペプチド、ワクチン、さらにはセルなどの大きな物質を導入できることが分かっています。

 

クリニックFでは「臍帯血細胞増殖時の上澄み液」を、フラクショナルレーザーアシストで肌に導入することで肌を生まれ変わらせる治療を行っており、この液体に多く含まれるサイトカインが今までの治療では不可能だった、細かいしわ治療や肌の弾力の再生など、感触的な老化に対する肌質の若返りを提供できるようになりました。
レーザー光によって作り上げるプラズマも僕の工学博士論文の研究課題の一つでした。プラズマ医療を単なる熱刺激による軽い火傷と考えていらっしゃる方は、最新の文献を紐解くべきだと思います。

 

窒素、アルゴン、ヘリウムなどをもとに作られるプラズマですが、これはがん治療、創傷治癒、低侵襲止血、遺伝子導入等に効果があると報告されています。

 

これらの治療効果は、大気圧プラズマが生成する活性酸素種・窒素種に起因して得られるものと考えられています。
プラズマで生成される活性な粒子と生体組織の反応を粒子パラメーターや分子レベルから捉える研究も進んできており、昨年も東北大学の研究グループが、ヘリウムプラズマが細胞膜の一過性受容器電位(TRP)チャネルを活性化し、生理的なカルシウムイオン(Ca2+)の細胞内流入を誘発することで効果を発現していることを突き止めています。
現在のピコ秒レーザー機器は3桁台のピコ秒しか発振できませんが、必要な波長と出力を持って、2桁1桁のパルス長のピコ秒機器が開発されるとプラズマが発生しますので、レーザー治療も再び転換点を迎えられるのではないかと思います。
新しい機器が登場するとともに、その機器と理論に対して、世界最先端の技術と知識を持つ医師たちと、まったく同じ時にリアルタイムに、臨床と研究を開始し、対等に対話することができる。こうして考えると、常に進化する新しい光医療(Photomedicine)分野を専門にできたことは、僕の喜びの一つですね。
とはいえ、僕自身不惑の40代も終わりが見えてきました。

 

 

50代で何を目指すかということも考えなければなりません。

 

 

後進のドクターに伝えられるものは伝え、学会発表に繋げられるものは繋げていきたいですね。


今日の大和 艦橋の細工の細かさに驚きます

今日も大和の製作を少し進めました。

艦橋の細工の細かさに驚きます。

戦前の日本には物凄い技術があったんだなあ。

大和_1

大和_2

大和_3

大和_4

11時の開院まで暫く時間がありますが、これからクリニックFに出勤し、週末の大阪講演のプレゼンを仕上げようと思います。


クリニックFは今月開設10周年を迎えることとなりました

おかげさまでクリニックFは開設10周年を無事迎えることができました。クリニックFを東京・千代田区麹町に開院したのは、2007年5月26日のことです。JR四ツ谷駅を中心とするこの街は、近隣に東宮御所や赤坂迎賓館、ホテル・ニューオータニを擁し、上智大学、学習院初等科、雙葉学園、番町小学校・・・といった学校、また、セブン・イレブン他の本社ビルなどがあることでも知られています。一方、この街に美容や健康産業が栄えるイメージはあまりないかもしれません。開業当時は、どうしてここに開業したのか、ここでやっていけるのか、と何人もの方に聞かれたものです。完全自由診療のレーザークリニックというのが街のイメージにそぐわなかったのかもしれませんね。

振り返れば様々なことがあった10年間でした。

レーザーに特化したアンチエイジングクリニックをやっていこう、やっていけると僕が確信したのは、あるレーザーとの出逢いがきっかけでした。2004年、アメリカ・ダラスで開催されたASLMS(American Society for Laser Medicine & Surgery米国レーザー医学会)で、カルフォルニアに当時本拠地を持つリライアント社が発表した フラクセルです。

Fractional Laser Resurfacing は画期的な技術開発でした。

肌に細かい穴を開けて(正確には 1550ナノメーターのエルビウムグラスレーザー を使用してミクロン単位で表皮を凝固させるのですが)肌を微小レーザー光で積分するように照射し、肌を面で入れ替え、若返らせるという全く新しい考えで、会場内に衝撃が走ったのを今も鮮明に覚えています。色素沈着が起こりやすいアジア人にとって、リサーフェシング(肌を入れ替える)施術ができることはまさに福音でした。また、フラクセルをきっかけに、レーザーを操作する医師にもより高度で専門的な技術と知識が必要となることは明白で、この機器でもって自分はレーザー専門医としてキャリアを積んでいく意志が固まったのです。日本で一台目となるフラクセルを輸入し、多くのクライアントに使用しました。3年の経験を積んだ後2007年にクリニックFを開業しました。その後何台も同じ系統のフラクショナルレーザーを輸入することになるわけですが、そうした舵を切るきっかけとなったフラクセルはまさに運命の一台でした。

また、機器を専門に扱う医師として工学についても専門に学ぼうと大学院に通い、電磁気学およびプラズマの分野で工学博士号(東海大学 2013)を、レーザーによって細かく穴の開いた皮膚に有効成分を届けるにはどういった手段があるのかと薬学を学び、レーザーアシストによる経皮ドラッグデリバリーの分野で、薬学博士号(慶應義塾大学 2017)を、それぞれ取得したことも、医学以外の理系に対して専門性を高めるための僕自身にとって大きな前進になりました。

自分が興味を持って学び選択した道が、患者さんを始めとした周囲の人に理解され、その人たちの利益にもなる。それにより自分もまた向上・進化し、さらに一段上の学問や研究に繋がる。Innovation & Research の循環が僕は結局好きですし、それを理解してくださる患者さんが大切です。

僕はMBAホルダーでもあり、経営学や経済学について学ぶことも好きですが、近代経済の父と呼ばれるアダム・スミスの言葉で好きなものがあります。

「労働の賃金は勤勉への奨励であって、勤勉とは他のすべての人間の資質のように、それが受ける奨励に比例して進歩するのである。」

「あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。」

この春、ロンドンでの商談を前にアダム・スミスの故郷であるスコットランドを初めて訪れました。経済学者であり哲学者であり神学者でもあったスミスは僕にとって偉大を超えた存在ですが、選択した道は確かに彼のいう「見えざる手」によって築かれ、研究され、発展を遂げています。一個人の域を超え、国益さえも時にからむこの市場で、何をどういった形で整えれば自分をここまで支持して下さった患者さんの利益に繋がるのか。10年という節目の年に改めて構築を確固なものとし、一回り進化したパフォーマンスに繋げていきたいと思っています。

どうかクリニックFを引き続きご支援ください。必ず皆さんのご期待に応える医院であり続けたいと、最大限の努力を続けて参ります。

2017年5月

クリニックF院長
医師 医学博士 工学博士 薬学博士 MBA
藤本 幸弘

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今日の大和は細かい作業が

おはようございます。

今日も前田先生と共にクリニックFの外来です。

あいにく東京は雨模様ですね。

今日の大和は細かい作業が続いています。

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0.5mmのピンドライバーを使って穴を開け6mmの銃砲を埋め込みました。

大きいものを24機。小さいものは30機。艦橋にも小さな梯子を取り付けました。

こうした細かい作業は得意ですし、むしろ好きな作業なんですが、長くなるとやっぱり目がきついなあ。

晴れた日にまとめて色を塗る予定です。


天上の音楽~ハートケア・コンサート~

 

無事に音楽が脳に与える影響についてのトークを終えました。

 

 

コンサート1

コンサート2

 

トークの内容はこんな感じでした。

Q)人間の脳に影響をもたらす音楽の力というのは、どんなものなのでしょうか?

 

 
A)人間の脳は「旧脳」と「新脳」に分かれており、旧脳は人間が生物として生きていくうえで必要な情動の働きを、新脳は人間が社会生活を営むうえで必要な思考や言語などを司っています。

 
一方で、音楽の構成要素はリズム、メロディー、ハーモニーに分類されます。例えばリズムや、自然界の音や生演奏などに含まれる耳に聴こえない帯域の振動成分は旧脳に届きダイレクトに情動を動かすんですよね。

 

 

新脳は知性と品格を好むので、美しいメロディやハーモニーは一旦聴神経から刺激をもらったのちに大脳皮質に転写され高次元の脳で理解されます。

 

 

Q)ということは、音楽に感動して涙する、というのが「新しい脳」の働きだとすると、それとは別に、音楽の好き嫌いに関わらず、根源的な部分に響く何かがある、ということですね?
A)その通りです。

 

音楽は古代から「神と人間の架け橋」として用いられてきた歴史があります。

 
ヨーロッパの教会でも聖歌隊やパイプルガンを用いた荘厳な壮大な音楽を聴かせることで神の存在を認識させていました。

 
また音楽は、自律神経を安定させたり、聴覚性痛覚消失といって痛みをマスクする働きがあったり等、肉体と精神の両面において、人間の内面の安定と充実をもたらすのです。

 

 

Q)振動が大切だとお聞きしましたが。

 
A)動物はジャングルで生活していた時や、子宮の中にいた時はホワイトノイズとも呼ばれますが、幅広い周波数の元にいました。

 

 

皆さんも旅行に行った時に、海辺の波音や川のせせらぎが聞こえ、音として感知されるならば睡眠の邪魔になるのにも関わらず、かえってよく眠ることができるのは、それらの自然の音に幅広い周波数と振動が含まれているからです。

 
今日も、コンサートでの生演奏をお聴きいただくとともに、楽器の奏でる振動をも感じていただきたいと思います。

 

Q)現代はますますスピードが速くなっていて、私たち現代人は、改めて自分の内面の安定ということについて、考える時間がなかなかとれないですよね。

 
A)そうですね。私自身、最先端の治療技術を追いかけていく中で、医療だけではどうにもならない限界を感じることがあります。

 

 

それが、医学やテクノロジーでは決して止められない「時間」。そして「DNA」という人それぞれが背負っている「情報」。

 
しかし音楽はこれらの、人にはどうにもできない、いわば神の領域の問題に対しても、良い時も悪い時も、常に寄り添い、決して裏切ることのない親友でもあります。時に、音楽は、偉大なる主治医となることもあるのです。

 

 

 

***

 

 

コンサート最後には舞台で他の演奏家の皆さんと「ふるさと」も歌わせて頂きました。

 

コンサート3

コンサート5

 

 

 

スポットライトの当たる舞台に立って歌うなんて良い体験させて頂きました。

 

 

 

コンサート4

 

 

 

本日ご一緒した出演者の皆様と記念写真です。

 

 

こうした機会を与えてくださった関係者の皆様、会実現に様々な形で関わってくださった皆様、お越しくださった皆様、この場を借りて今一度感謝致します。

 

ありがとうございました!


慶應義塾大学と 共同研究

今日は慶應義塾大学の形成外科の貴志教授の教室へ。

1慶応

薬学系研究科の博士論文の副査をしていただいた際に、
僕の研究にご興味を持っていただいたのです。

慶応2

フラクショナルレーザードラッグデリバリーの大学との共同研究が始まります。


誕生日の花

今日は連休前に誕生日を迎えたスタッフの誕生日のお花を買いました。

誕生日

おめでとう!


鎌倉 松尾祟市長

先日あるところで名刺交換させて頂いた鎌倉市松尾祟市長。

名刺交換_1

名刺交換_2

名刺交換_3

お礼状と鎌倉の案内地図など封書がとどきました。

流石の気配りだなあ〜。


昔の職場 医科研病院 医科学研究所

ちょっと昔の職場に行ってきました。

僕が東京大学助教、国家公務員としてこちらの施設で勤務していたのは2005年まででしたが、診療にも研究にも良い環境でした。

東大_1

東大_2

今の自分のスタイルの基盤があるんだなあと思います。


理系の博士号取得者

昨晩は日本発の医療機器開発の話で4名で打ち合わせがあったのですが、

皆理系の博士号取得者。

英文論文の束を片手に、

医学博士

工学博士

薬学博士

理学博士

が揃い、素晴らしいディスカッションができました。

楽しみ!


新国際学会周遊記

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