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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

インディバの新機種登場

僕がこの業種のクリニックを始めてから、ずーっと購入するか、購入しないか迷っていた機械がありました。

ご存じの方も多い、「インディバ」です。

インディバはスペインで、電気メスの開発者であるホセ・カルベット博士によって開発された高周波の機器ですが、今まではどうもいまひとつ食指が動かなかったのです。インディバ・ジャパンには親しい方もいて、何度も勧められてきたのですが、いまひとつピンと来なかったんですよね。

しかしこれが、本年14年ぶりに新しいモデルが販売され、その内容を聞いてとうとう買うことを決めました。

これならイケるかも

という僕なりに響くものがあったのです。

クリニックFでは、今年内分泌系と自律神経系のバランスを取ることによるアンチエイジングメニューを考えています。また、「Fat burning」 の治療メニューも入れる予定なのですが、それらにあたってこのインディバも導入していくことを考えています。

クリニック用上級機種である「MD570」の国内第一号機を入れることにしたのです。

体の新陳代謝を行う上で、欠かせないのが体温を保持することです。体温が高い人は、代謝も高く痩せやすいですし、活動的ですよね。反対に体温の低い人は太りやすく、リンパの流れも悪くて、水分をため込みやすい。こういったことは皆さんも体感的に感じていると思います。

欧米のホルモン補充療法を行うアンチエイジング医療現場で、まず最初に行うのは、体温の測定です。起床時に体温を測定して、摂氏35度代の人であれば、体の代謝を上げる甲状腺ホルモンを投与し、体温を上げることによって、体の若々しさを取り戻すようにするのです。

代謝の落ちているアトピー肌の人にも、甲状腺ホルモンが効果があったりしますよね。

温泉やサウナなどによる対外熱源の治療と比較して、インディバによって作り出される熱は体内熱源です。つまり、インディバ機器より体内に通過する高周波エネルギーが体内の細胞一つ一つの抵抗と、分子移動によって起こる摩擦熱で、体の組織の温度を上昇させるのです。

体温を上げると、自律神経系、内分泌系の活性が上がり、免疫力や抵抗力が上がります。活性酸素の除去により、がんや老化を予防し、生体各組織の改善と活性化を導くのです。

世界で認められたインディバですが、クリニックFなりの新しい使用法を模索しようと思います。これから使用法を決定し、メニューに載せるのは8月頃を予定しています。8月から婦人科のドクターも参画することになりましたので、2年目のクリニックFにご期待ください。

 

 

 

 


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