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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

アトピー性皮膚炎とレーザー

2007年07月09日(月) カテゴリー:医療

クリニックFでは基本的に「病気の治療」を行うことはありません。病気治療のために必要な機材・設備・スタッフと美容医療のために必要な機材・設備・スタッフは微妙に異なるため、個人クリニックで両方をカバーしようと思うと、余るほど潤沢な資金がある場合は別ですが、そうでなければどちらかが中途半端になってしまう、と個人的に思っているからです。

たとえば、にきびやアトピー性皮膚炎は「病気」として捉え治療することが重要となります。皮膚表面からの美容的アプローチだけでは限界があるのです。内臓疾患や心的ストレス、栄養管理、生活習慣、体質の改善・・・など多角的にアプローチする必要があり、そのためには専門分野の異なる医師がタッグを組むこともときに必要となります。こうした症状が出ている患者さんは自律神経が乱れた軽い「自律神経失調症」になっている方や甲状腺ホルモンや女性ホルモンなど、ホルモンの分泌が乱れている方もいますから、科で言えば婦人科・内科・皮膚科・・・などそれぞれの医師が必要となる場合も十分にありうるわけです。

この中で僕の専門性を生かせる部分としては、主に顔の皮膚に対して「皮膚体力を上げる」というところになります。具体的に言うと、「にきびの出来にくい肌」「アトピー性皮膚炎になりづらい肌」を土台から作り直していくという作業です。

アトピー性皮膚炎で言うと、顔にアトピーが出ている人の場合、バリア機能が完全に乱れ、ちょっとした刺激にも敏感となり、症状が悪化してしまう・・・という悪循環に一度はまって抜けられなくなってしまうケースがよく見られます。こうした患者さんにその疾患を改善させるような「治療」を施すことはできませんが、皮膚自体をレーザーの照射で強くして、「アトピー性皮膚炎になりにくい肌」にしていくことは可能です。

このときクリニックに揃っているレーザーの中から患者さんの皮膚の厚さや症状に合わせて最も合うものを選択し、定期的に来院していただくことで、ちょっとの刺激では「揺らがない」肌を作ることが可能となるのです。

アトピー性皮膚炎の方は人知れず悩んでる方も多いでしょうし、このじめじめとした季節にはつらい思いをされている方も多いと思いますが、「肌体力を上げる」ことに興味のある方がいたら、ぜひ一度ご相談にいらしてください。今までの症例もありますから、お役に立てると思いますよ。


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