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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

若返りの水??

3月23日”院内の人気者”のブログに取り上げた、トリムの水について、最近立て続けに問い合わせを受るようになりました。

実は僕がこのトリムの水に興味を持ったのは、九州大学大学院白畑実隆教授の研究グループが、トリムの電解還元水整水器によって生成される電解水を利用して、最近話題の有害活性酸素を消去する作用と、遺伝子(DNA)が活性酸素によって酸化されて起こる損傷に対して十分な防御作用があることを、米国科学誌のBiochemical and Biophysical Research Communications (BBRC)という雑誌に掲載させたことによります。

Electrolyzed-reduced water scavenges active oxygen species and protects DNA from oxidative damage.
1997 May 8;234(1):269-74.

英語がわかる方はこちらのWEBにアブストラクト(要旨)があります。
このページに上記の論文の題目を貼り付けて、検索してください。医科学系の研究者はいつもこのようなサイトでキーワードをいれて、最新の論文を検索するのです。

このBBRCという雑誌は、インパクトファクター(論文引用率)が比較的高い雑誌で、科学界でも特に斬新な研究発表論文を選んで載せる雑誌です。実は僕もこの雑誌の2003年の一月号に1つ論文を載せたことがあるのでなじみがあるのです。

白畑教授は、この作用は電解水の中に発生する「活性水素」(溶存水素原子)の働きであると示唆しています。一般的に自然水の中でも、この活性酸素を含む水は稀で、国内だと大分県の日田の天領水。海外だとメキシコのトラコテ、フランスのルルドの水などが有名です。

実は、20世紀の科学分析技術では、固体の分析はいろいろな比較的方法があるのですが、流体の解析というは難しかったのです。こうした機能水も、凍らせてしまえば当然、成分の判定は出来るのですが、反対に、流体の持つ特質が判断できなくなってしまうのです。研究が進みにくい分野だったんですね。

果たしてこれらの機能水が人体にどの様な効果があるかは、今世紀になってより多くの研究および実証がなされなければならない分野だと思います。まだわからないことが多いですから。

しかし、僕も自宅に取り付けて一月以上経ちますが、1つ驚いたのですが、便が無臭になりました。

腸内細菌のフローラが変わったのでしょうか?

何らかの効果があることは確かです。ご興味のある方はクリニックFまで御相談ください。

以下に、以前に日刊ゲンダイに取り上げてもらった取材記事を引用しておきます。

【健康力増強も、若返りの夢も叶える活性水素の“水”!】

がんや糖尿病を始め、生活習慣病のほとんどは過剰な活性酸素が元凶。老化を防止し、肌を若返らせるアンチエイジング医療の分野でも、活性酸素を細胞内から取り除くことが大きなテーマになっている。

医療とリラクゼーションを統一した“メディカル・スパ”というまったく新しい考え方で、最先端のアンチエイジング医療に取り組む藤本幸弘院長は、今、老化の根源の活性酸素を強力に除去できる特殊な「水」に注目しているという。活性水素を多く含んだ「電解還元水」と呼ばれる水である。

「この電解還元水という、活性水素を多く含んだ水の存在を知ったときは驚きました」とは、藤本幸弘院長。「米国の学会でも、アンチエイジングでもっとも言われるのが活性酸素を体から取り除くこと。活性酸素は、細胞をはじめ、あらゆるものをサビつかせ老化させる根源ですから。さらに遺伝子をキズつけてがん化させるのも、ヒフ細胞の中で炎症を起こすのも活性酸素が原因。活性水素は活性酸素と結合し害のない水に変化させます。つまり、活性水素を含んだ水を飲むだけで、老化の原因である活性酸素が除去できる。これは画期的なことですよ」(藤本院長)。

東京大学医科学研究所附属病院の常勤医師だった藤本院長は、昨年、同院退職後、医療と自然療法を融合させたクリニックを設立させた。“アカデミックに美と健康を創造する”というのがコンセプトだそう。

「西洋医学は、感染症や交通事故などの急性期の医療には強力な力を発揮しますが、西洋医学の医者は、“健康”の専門家ではなく、いわば“病気“の専門家です。先に“症状”がなければ西洋医学的な“治療“ができません。つまり、”このような生活をおくると、老化せずに健康が維持できる“といった抗老化、アンチエイジング医療には、西洋医学の分野ではもともと使える道具が少ないのです。さらに日本の保険診療の下では、逆に世界の最先端の医療が経験きません。米国では日進月歩の勢いで進化しているレーザー治療の分野もその1つ。日本でのこの分野は大学病院でさえ、厚生労働省のレーザー機器許認可の時間がかかることもあって、海外よりかなり遅れています。」(藤本院長)

藤本院長は、この最先端のレーザー治療機器を個人輸入で導入し、通常の生活をおくりながら肌を丸ごと若返らせて入れ替えるレーザー治療など、世界でもトップレベルの美容医療を行っている。さらに内科、産婦人科、形成外科、皮膚科、麻酔科などの専門医も置いて西洋医学の医師を揃える一方で、一流セラピストによるアロマセラピーやリフレクソロジーなどの自然療法も取り入れ、“健康な状態”を維持するためのアドバイスをおこなっている。つまり、体の外と内から、総合的な美と健康をつくり出す医療を提供しているのだ。

その藤本院長が、「こんな画期的な水があったのか!」と驚いた。「活性酸素は、殺菌をしたり、体内に侵入した異物をやっつけてくれる一面もある。要は、バランスが大事だということです。中年以降になると活性酸素が体内酵素で除去できなくなり、老化のスピードが加速される。活性水素を含んだ水を飲めば、体内の活性酸素を除去して老化を防いでくれるのですから、これは凄いことです。」

藤本院長は、電解還元水を飲めば、サプリメントがほとんど必要なくなってしまうのではと話す。「ビタミンAやCやEを飲むのは、もともと活性酸素を取り除くのが目的です。活性水素の入った水を飲めば、活性酸素が排除されて、細胞は老化しない。このクリニックでも、抗老化のために活性酸素を体から取り去ることは大きなテーマ。さっそく電解還元水のコーナーを設けて、自由に飲めるようにしました。」

電解還元水は、サプリメントの役目も果たし、コスメの水分や点滴の水としても優れているのではないかと話す藤本院長。「実は今、電解還元水を使う外用薬の開発をはじめた」そうなのだ。前回の「電解還元水」の特集では、糖尿病などの生活習慣病改善の可能性を特集して探ったが、アンチエイジングや美容の分野でも期待は大きい。電解還元水の可能性には驚くばかりだ。


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