今月の米国レーザー医学会誌。
新たな3050/3200nmの経皮ドラッグデリバリーをアシストするレーザーについてでした。
まさに僕の薬学博士の研究の分野。
興味深く読みました。
今月の米国レーザー医学会誌。
新たな3050/3200nmの経皮ドラッグデリバリーをアシストするレーザーについてでした。
まさに僕の薬学博士の研究の分野。
興味深く読みました。
今日はインドはバンガロールより、医薬の毒性試験を専門にやってる企業のディレクターがクリニックFに見学に来ました。
多くの新素材の試験は、日本では動物愛護の関係でやりにくく、また高額になっていて、こうしたビジネスの依頼はまだ価格が安いインドなどにいくんですね。
国内のロート製薬の試験を受注したところなのだそうです。
僕も医学と薬学でそれぞれ博士号を取りましたので、新薬のネガティブな面の試験の難しさは知っているつもりですが、こうした分野を引き受けていくのは、まさに理系リテラシーの高い、理系大国のインドですね。
日本も負けていられませんね。
インド人仏教徒が豚を食べないのは、80歳で入定した仏陀が最後に食べて調子を悪くした食材だから。
僧侶が髪を剃るのは、集団生活で頭虱などの病気を防ぐためだったんだろうなと、改めて気づきました。
宗教は常に医療と結びついていますね。
僕の薬学博士の専門であるドラッグデリバリーシステムの学会誌。
今月の特集は“合成高分子による細胞機能制”です。
合成した高分子で細胞挙動を制御する研究は近年とても進んでいて、トピックスは以下の通り。
中でも光応答動的材料などはレーザー医療とも直結して興味深く読ませていただきました。
アンチエイジング医療や美容医療にも応用されてくるでしょう。
up to dateしながら知識を蓄えています。今後が楽しみですね。
1. 温度応答型生分解性インジェクタブルポリマーの細胞治療への展開
2. 生きた細胞内の相転移・相分離現象を介した細胞機能操作へ
3. 生体機能化ポリマーによる免疫細胞機能制御
4.生体親和性リン脂質ポリマーを基盤界面とする細胞操作技術
5. 光応答動的材料の開発と細胞移動研究への応用
6. ナノバイオ界面水制御による細胞接着性/非接着性合成高分子の設計
どんな薬にも功罪あります。
新しい薬にすぐに飛びつくのは危険。
こうした報告は氷山の一角ですね。
ようやく報道されてきた。