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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

目の下のたるみをとるレーザー

目の下のたるみは、30代後半から40代以降の女性にとって悩みのたねとなっている場合も多いと思います。ここ何度か連続して目の下のたるみを取ってほしいという患者さんがいらっしゃって、そういえば、ここ数年で最も変わった肌の治療法は、シワやたるみに対する治療だなと改めて思いました。

ほほや、顔のしわなどは、ほんの数年前までは、「フェイスリフト」という形成外科的な手術を行っていました。耳の前から頭の中にメスを入れ、皮膚と筋膜を引き上げるという手術です。この手術をしてしまうと、表情がつり目になるので、「フェイスリフト」と呼ばれていたのです。

顔のほとんどのしわに効果があると言われるフェイスリフトですが、ひとつどうにもできなかったにが目の上下の弛みです。特に目の下のたるみは、“ブレファロプラスティー”という、目の下に切開を入れて脂肪を取る特殊な手術が必要だったのです。でも、メスを顔に入れるのは、どうしても抵抗がある方も多く、レーザーだけでどうにかできないものだろうかと僕の元を訪れる患者さんに聞かれるわけです。

レーザーは光です。この光を照射して肌の中にどのぐらい浸透できるかというと、以前は0.3㎜ぐらいが限界でした。これだと茶色いメラニンというシミの元を作る、比較的皮膚の浅いところにあるメラノサイトという細胞を破壊するのがやっと、というかんじでしょうか。これを大前提に考えると、当時、レーザー=シミをとる機械という認知がされて当然だったと言えます。

しかし、ちょうど2003年頃から、肌のより深くにエネルギーを照射できる機械が開発されてきて、こうなるとシワやたるみに対して効果が出てきます。さらにこの手のレーザーは肌の皮膚が少し縮むので、“だらっ”としたたるみが減るのです。

さらに、2004年にフラクセルが開発されてからは、表皮角質層のキメ(テクスチャー)を整えることで、加齢した肌そのものをより若い肌に入れ替えができるようになってきました。

目の下のたるみを気にしてクリニックにいらっしゃる患者さんには、クリニックFでは、皮膚を縮ませるレーザーと、肌のテクスチャーを入れ替えるレーザーを併用することで、かなりの改善例を作っています。メスを入れる場合と比較して、70-80%ぐらいの改善率があるのではないかと思っています。


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