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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

フラクセル3Dualの肝斑治療への応用

2010年09月24日(金) カテゴリー:肝斑

今年一年のクリニックFの肝斑治療方針で、大きく変化しそうなものがあります。

それはフラクセル3Dualが独自に持つ1927nmの波長による肝斑治療への適応です。

Fraxel3dual

現在クリニックFで肝斑治療のファーストチョイスは、HOYACombio社のメドライトC6を使用したレーザートーニングです。

しかしこのトーニング治療でどうしても色素が残ったり、治療抵抗性の時にフラクセル3Dualの新しい波長1927nmを使ってみると、強力な力を発揮するのです。

パラメーターは簡単な計算で設定できますが、患者さんによって変えています。

Dual_2

1927nmは水分の吸収率が高い波長です。この照射方法は、パワーを上げても深達度が変わらない1927nm特有の波長の性質を利用したものです。

理論的には肝斑の治療が可能なため、あるパラメーターの基準を決定し数名の患者さんで施術をしたところ、予想通り3~5回のフラクセル3Dualでものの見事に肝斑が消失したので、2010年にテキサスで行われる米国レーザー学会で発表しようと準備を始めました。

フラクセル3Dualは、クリニックFでここ数年購入したレーザー機器の中でもっとも満足度の高いもので、現状浅いニキビ跡の治療にはこれを超える機種はないと思っているのですが、肝斑にも適応できるのであれば、レーザーによる肝斑治療ががらりと変わるかもしれません。

ほんの5年ぐらい前までは、レーザーで肝斑治療は禁忌。さらにニキビ跡も治すための有効な手段がないに等しかったのですが、ここ数年の技術進歩は素晴らしいですよね。


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