会場でブースを見回しても、肌を入れ替える施術が可能な「フラクセル」を販売するリライアント社が今回は見えません。
あれ? おかしいな・・・。
すると知り合いが教えてくれました。
なんとたるみを引き上げる「サーマクール」を販売している「サーメージ社」が、つい数日前に、「リライアント社」をM&A(買収)したのだと言うのです。
アメリカンビジネスですね。
肌の表層の感触的老化に効果がある「フラクセル」と真皮層から皮下脂肪層にかけての形態的な老化に効果がある「サーマクール」は、治療効果は競合しませんし、販売経路も同じようなクリニックでしょう。二社が合併することでマーケティングやPR費用も格段に安くできます。
確かに二つの会社は、同じカルフォルニア・シリコンバレーでほぼ同時期に出来たベンチャー会社です。
実際に僕も二社とも訪れたことがあるのですが、社風も似ています。
フラクセルの特殊な技術をサーメージ社が吸収すれば、まさに鬼に金棒といえます。
経営学では、M&A後100日が、会社の予後を決めるといいます。
今後の美容レーザー市場の展開が、またまた目が離せなくなりましたよ。
より詳しいことがわかりましたら、またこのブログでもご紹介しますね。