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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

新登場「サブライム」 シネロン/キャンデラ社ePLUS 最新たるみ治療機器 たるみ治療の「三種の神器」

おはようございます。

 

さて、今日の話題は3月にクリニックFに日本で初めて導入された、シネロン社の「ePLUS」という機器の新たなアプリケーター 「サブライム」 について。

先月よりこの機器を使ってクリニックの患者さんに施術をさせていただいています。

当初、自分の中でのePLUSの位置付けは、

「トリニティの施術で使用する“eMAX”のアップグレードバージョン」

というものでした。

その中に組み込まれた機能の中に

「リファームSTの代わりに新たに採用されたサブライムという機能がある」

という認識を持っていたのです。

もう少し詳しく書くと、サブライムは、痛みの無いたるみの治療機器と同じカテゴリー(クリニックFではFormula2 肌のタイトニング)に属する機器で、リファームSTのアップブレード機器としての位置づけで「名前のみがリファームSTからサブライムに変わった」のだと、理解していたのです。

ところがところが、嬉しい大間違いでした。

実際に施術をしてみると明らかに結果が違いますし、体感も異なります。

まず技術面に注目してみると、今回のサブライムの特徴は、インピーダンスフィードバックが1msecと従来の10分の1の精度になったということ。

1000分の1秒づつ適正なRFエネルギーがフィードバックされて照射できるので、RFのエネルギー効率が20-30%アップするのです。

得られた施術結果を見ると、患者さんにとってもとても嬉しい変化であり、これは新たな機種という位置づけでよいのではないか判断して、クリニックのメニューに施術名を単独で加えることになりました。

たるみ治療には、僕も尊敬するレーザー治療の大先輩である新宿クロスクリニックの石川先生が命名され商標を取られた、「ウルサーマ」という施術(ウルセラとサーマクールの同時照射)があります。

〇ウルセラで皮下4.5mmと3.0mmのタイトニングを行い

〇サーマクールで3.0mmよりも浅い部位にジュール熱を加える

という、現状では最も理にかなった機器による効果の高い「たるみ治療」方法です。

その二つの機器に、ちょうど皮下の1.0mm近辺に「バルクヒーティング」を作ることができるサブライムを組み合わせると、4レイヤーにわたる、より効果の高い理想的なたるみ治療が可能になります。

しかもサブライムの効果によって、肌のハリ感も上がります。

◆ウルセラ (超音波)

◆サーマクールCPT (モノポーラーRF+機械的振動)

◆サブライム (バイポーラーRF+近赤外光)

という、2013年現在たるみ治療の「三種の神器」機器併用による、ノーダウンタイムで理想的な、たるみ治療。

クリニックFでは「トリプル・レーザーリフト」とでも名付けましょうか。

思えば2002年にサーマクールが国内デビューしたときは

「メスのいらないフェイスリフトが可能になった」

というキャッチフレーズに感激した記憶があります。

いよいよダウンタイムばかりか、効果までもフェイスリフトを超える究極の施術が機器によってできる時代になったのかもしれません。

技術の進化はすばらしいですね。

 

 


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