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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

円形脱毛症にキンペンkINPenとPRP Platelet Rich Plasma Treatment

院長の藤本がバンコクに向かった今日は、西嶌順子先生の外来です。

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今朝はPRPとキンペンどちらも利用して行う円形脱毛症の治療からスタート。

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その場で採血して治療が始まります。

ちょうど今月allureでもPRPトリートメントによる育毛効果が取り上げられていましたね。

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https://www.allure.com/story/platelet-rich-plasma-hair-loss-treatment


FRaU11月号 P45 P54 キンペン

FRaU11月号 45ページにクリニックFのレーザー治療方針について素晴らしい記事を書いていただきました。

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54ページにはプラズマ医療の「キンペン」についての記事を書いていただきました。

ドイツの研究所に行ってきたばかりですが、キンペンの殺菌能力は素晴らしいです。

特にニキビと白癬については痛みも全くなくとても良い結果が得られています。


ニキビにプラズマ kINPen

本日外来を務めております西嶌順子です。

最近「肌が綺麗ですね」と言われる機会が何度かあり、とても嬉しいです。

実は私、思春期の頃からニキビで悩まなかった日は一日もない程、もともとニキビのできやすい肌なのです。

そのためニキビのご相談でお越しになる患者さんは、特に他人事と思えません。

ニキビひとつでどれ程憂鬱な気持ちになるか・・・よく分かります。

いまだにちょっとした睡眠不足などささいなで事ですぐにできてしまうニキビ。

それでも光治療を5回ほど照射したことでニキビが以前より出来づらくなり、またたとえ出来てもプラズマのおかげですぐ治るようになりました。

美容医療、レーザー医療に本当に救われています。

本日も朝からニキビでお悩みの方の御来院が多かったのですが、その前にまず、受付スタッフのあごに赤く炎症を起こしたニキビを見つけたので、朝一番でプラズマ照射を行いました。

今回はkINPenを使用しました。

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痛みも伴っていた赤ニキビですが、昼過ぎには痛みがなくなったそうでその即効性には私も驚きました。

プラズマは皮脂分泌抑制作用、ピーリング作用、殺菌作用、抗炎症作用などニキビ治療に欠かせない要素がたくさんあります。

面皰から白ニキビ、赤ニキビ、ニキビ跡、どの段階であっても効果を発揮してくれるのがさらに良いところだと思います。

プラズマ照射後は、肌の親水性が格段に上がるのでビタミンCローションを使っていただくとさらに効果的です。

ビタミンCには、活性酸素を除去してくれたりアクネ菌の繁殖を抑えたり、過剰な皮脂分泌を抑える作用があります。

ニキビで悩まれている方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。


プラズマ:Q&A

プラズマについての話がブログでもFBでも最近多いのですが、こんなご質問を頂きましたのでこちらでご参考までに残しておこうと思います。

 

 

Q ピコ秒レーザーで言われているプラズマと、ここでよく話の出る低温大気圧プラズマは違うものですか?

 
アメリカはタトゥー文化なのでピコ秒レーザーを扱っているクリニックが多く、勉強してこようと思って教科書を読んでいるのですが、よくわからなくなって混乱していまいました

 

 

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A. 二桁ピコ秒になるとレーザー光がプラズマ化するのですが、それは大気圧低温プラズマとは別物です。

レーザー機器は実際に使いながら理論を覚えないと難しいかもしれませんね。


ドイツの低温大気圧プラズマ医療とは

プラズマという名前がついた機器は沢山ありますよね。

プラズマでイメージするものは「超高温の光る球体」と言ったものでしょうか。

実は宇宙空間の中で見ることのできるものの98%はプラズマです。

 

Plasmaで医学論文を検索すると、血清(こちらも全く同じスペルのPlasma)が出てきてしまいますので、混乱します。

僕も正直、プラズマの医療機器って

熱作用によるバーナーじゃないのか?

という意識が数年前までありました。
ところが過去10年で低温大気圧プラズマの医療機器が開発され、ここ数年は特に日本とドイツを中心に多くの臨床研究が始まっている状況です。

 

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低温大気圧プラズマには

1)電子とイオン

2)熱刺激

3)電磁波

4)可視光線

5)紫外線

などを発生する素因がありますが、

医学利用としては

6)酸化物質と化学物質

による影響が最も大きいと考えられています。

なぜなら、これが加齢とガンに関わる大きな要素である活性酸素の酸化還元反応に直結するからです。
プラズマにより空気中から作成された一酸化窒素(NO)は生体に対して多くの影響を与えますが、現在ドイツの臨床で注目されているのは、まずこれらには遺伝子に対する害がないという点と作用として大きく以下の3つ:

1)抗生物質以外の、抗菌抗ウイルス作用

2)ガンの異常細胞のみを取り除く、抗がん作用

3)傷を治る速度を加速する作用

という点にあると言えます。
今回僕たちは、この低温大気圧プラズマの生体変性作用を美容医療目的に使用できないかと考えていて、その第一弾の打ち合わせに行ってきたというわけです。

多くは帰国後に開催されるいくつかのプラズマ関連の講演でも話すつもりですが、どこまでが可能で、どこまでが不可能かということが今回のディスカッションでわかったと思います。
日本時間の明日の朝には取締役会です。

上場直前期の取締役会は欠席できませんので、僕は電話参加なのですが、ドイツ時間の朝1時半から3時までの開催。

頑張らないとなあ。笑。


Plasma Medicine in Cardiac Surgery

実際にアルゴンプラズマ医療機器が使用されている病院にも見学に行きました。

 

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2名の心臓外科医に使用経験を聞きました。

体内から出ているカテーテルの殺菌に利用しているそうで、MRSAなどの感染にも非常によく効くと言っていました。

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ドイツでは、術後のプラズマ医療機器利用が当たり前になりつつありますね。

興味深かったです。


at Leibniz-Institute for Plasma Science and Technology in Greifswald,Germany

プラズマ医療の細かい機序の内容を薬学博士のThomas von Woedtke教授とディスカッションできました。

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どこまでが明らかで、どこからが予想の理論なのか、よくわかりました。

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様々なプラズマの名前がついた機器はありますが、現状で大気圧低温プラズマに相当する機種は美容市場ではキンペンとネオジェンだけです。

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今後の展開が楽しみです。


低温大気プラズマkINPen:キンペンに使用するアルゴンガス

ドイツのライブニッツ・プラズマ科学技術研究所が、ドイツの技術の粋を集めて開発した低温大気プラズマkINPen:キンペンに使用するアルゴンガスです。

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今日も朝から頑張ってくれています。
kINPenは、わずか1回照射しただけでもCO2のフラクショナルレーザーを照射した後のダウンタイム(かさぶたの期間)が劇的に(約3倍)短縮したことなどが報告されています。
医学界でこのkINPenに使用されるプラズマは、創傷治癒や癌治療、殺菌作用の分野で20年以上前から注目されています。

2000年以降は低温プラズマの開発が進み、より範囲広く応用されるようになりました。
ブログでも以前からご紹介していますが、創部が治る際に必要な因子は様々あり、その中でも創部の見た目を元通りに修復するために特に重要な因子として
①結合組織の増生
②血管新生に伴う血流改善
③表皮細胞の遊走
④感染制御
を挙げられます。
そして、これらの因子を促進させるものがこのプラズマです。
これら重要因子は、美容を目的としたレーザーによるリジュヴィネーション(若返り)で活性化させたい因子と全く一致しています。
健常な皮膚にプラズマ照射した場合でも、真皮層の結合組織(コラーゲン等)の増生、表皮の老廃物の除去、皮膚の常在菌(アクネ菌など)の殺菌等の効果が期待できるのです。
クリニックでも、ある意味「万能選手」として思いがけない場所でその真価を発揮しています。

将来的にも益々楽しみな機器・楽しみな技術です。


レブライト、ネオジェン、キンペン

西嶌順子です。

名古屋に向かった藤本先生の後を引き継いで、今日は外来を務めています。

昨日とは打って変わって今日は良いお天気の水曜日となりましたね。

クリニックではレブライト、ネオジェン、キンペンがフル稼働でした。

 

初秋はまだまだ紫外線量も多く、日常生活を送っているだけで生活紫外線の影響が蓄積してしまう時期です。

季節の変わり目で体調を崩されている方も少なくないようです。

紫外線以外の活性酸素の影響も心配ですから、日焼け後のアフターケアだけでなく、くすみや肌荒れにも効果がありますので是非受けていただきたいメニューです。

いずれの機器もできてしまったシミにはもちろん、シミ予防や美白、透明感の向上などに効果的で、組み合わせて受けていただくことで効果はさらに高まります。

当院の場合レブライトの照射を受けた方には、施術後無料でイオン導入も受けることができ、ダウンタイムのない美白治療としては最高の組み合わせです。

ご興味のある方はご相談くださいね。

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ちなみに日曜日は、主人と一緒にネオジェンの勉強会に参加してきました。シャンパンを飲みながらご講演を拝聴させていただけるという素敵な会でした。

授乳中は飲むのを控えていたのでとても美味しく、飲み過ぎないように気をつけるのが大変でした(笑)。
ネオジェンは大気圧低温プラズマ機器のひとつです。

痛みもダウンタイムもなく非常に使いやすくすでにシミ治療やニキビ治療でいい結果が出ていますが、さらに傷跡改善やドラッグデリバリーなど様々な使い方ができます。

他にもまだまだ美容に応用できる使い方がありそうなので、引き続き東京都市大学医用工学の平田教授と共同研究を進めていきたいと思います。

よい結果が出ましたら随時ご報告させていただきますね。


サーマクール、ウルセラ、プラズマ医療

今日の外来を担当していました西嶌順子です。

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サーマクールとウルセラがフル回転で、やっと最後の患者さんがさきほど終わりました。

これから急いで子供のお迎えです。

働きながらの子育ては体力勝負ですが、夫婦で助け合いながらなんとか毎日やっています。

***

昨日は銀座でプラズマ医療の勉強会があり、私も参加してきました。

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キンペンというプラズマ機器は、日本では初めてクリニックFに導入されたこともあり、藤本院長、主人の西嶌暁生が講師として参加しました。

普段は白衣姿ですが、スーツで登壇する姿もなかなかかっこよかったです。

鳥取や関西からはるばる参加されている先生方もおり、プラズマへの関心度の高さを感じました。
プラズマ医療という言葉に馴染みがない方も多いかと思いますが、すばらしい効果が様々あるのに痛みやダウンタイム、副作用は一切ないという優れものです。

ドイツでは慢性潰瘍や熱傷などに保険診療ですでに使われており、美容診療への応用に今注目が集まっています。
当院では主にニキビ治療、傷跡ケロイド改善、シミや色素沈着改善に使っています。炎症を抑える効果が高いので、ダウンタイム期間を短くする目的でフラクショナルレーザー照射後に併用するのもおすすめです。
臨床ではっきりと効果が出ているのに、一方でまだ解明されていない機序もあります。
プラズマ工学で権威のある東京都市大学の平田孝道教授とクリニックFとで、今後共同研究もはじめていく予定です。

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研究成果については改めてご報告していきたいと思います。


大気圧低温プラズマ

昨日もプラズマ医療についての講演をしてきました。

プラズマと聞いて、高熱のプラズマを想定される人が多いと思うのですが、現在は大気圧低温プラズマという常温に近い医療機器により、プラズマの新たな医療応用が模索されています。

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大気圧プラズマは

空気 アルゴン ヘリウム 窒素 酸素 二酸化炭素

などの気体を基にして作られますが、クリニックFでは大気圧低温プラズマは

ネオジェン (大気圧窒素プラズマ) 写真右
キンペン  (大気圧アルゴンプラズマ)写真左

を使用しています。

窒素とアルゴンのボンベが付いているのが特徴です。

もしも治療される場合は、プラズマという名前の付けられた全く異なる機器も多くありますので、大気圧低温プラズマの機器であるのか、確認したほうがいいと思います。

大気圧プラズマの主な作用は、創傷治癒の速度を速めることです。

医学論文でplasmaを検索してしまうと (血清=プラズマ)ですので、多くの別分野の論文が出てきてしまうのですが、論文では

1)循環器系への応用NO発生(一酸化窒素)
2)熱作用
3)高い殺菌効果 (ニキビ治療)
4)ドラッグデリバリー効果
5)グロスファクターの活性化(FGF , VEGF)
6)傷跡への効果
7)肝斑への効果
8)リジュビネーションの効果
9)がん細胞への作用

などについて書かれており、多岐にわたって研究されています。

プラズマ医療の進んでいる国は、世界ではドイツと日本であり、日本の医工学技術が生きるところですので、クリニックFでもこの治療を奨めてゆきたいと思っています。


ドイツ発 技術の粋を集めて開発した低温大気プラズマ「kINPen:キンペン」

皆様、こんにちは。火曜外来を担当している西嶌です。

 

今回はドイツのライブニッツ・プラズマ科学技術研究所が、ドイツの技術の粋を集めて開発した低温大気プラズマ「kINPen:キンペン」に関しての報告です。

 

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まずは、下の臨床経過をご覧ください。

30歳代女性の腰部に、CO2のフラクショナルレーザーを照射した直後に、kINPen(キンペン)を照射した場合(右)と、照射しなかった場合(左)の臨床経過です。

 

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照射後6日目には右腰部の照射部位はほとんどわからなくなっているのに対して、非照射部が同様のレベルまで改善するのに、照射後16日間を必要としました。

 

大変驚くべきことですが、kINPenをわずか1回照射しただけで、CO2のフラクショナルレーザーを照射した後のダウンタイム(かさぶたの期間)が劇的に(約3倍)短縮しました。

プラズマとは、個体、液体、気体に続く第4の形態であり、私たちの身近では、空気清浄、脱臭、半導体プロセシングなどに利用されています。

 

医学界では、創傷治癒や癌治療、殺菌作用の分野で20年以上前から注目されています。

そして、2000年以降、低温プラズマの開発が進み、現在は最もホットな話題の1つとなっています。

 

プラズマ先進国のドイツでは、難治性の慢性潰瘍(他の治療で治らなかった創部)に対して、保険が適応されており、その応用や適応は拡大しつつあります。

 

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創部が治る際に必要な因子は様々ありますが、その中でも創部の見た目を元通りに修復するために、特に重要な因子は

①結合組織の増生

②血管新生に伴う血流改善

③表皮細胞の遊走

④感染制御

 

になります。

 

そして、これらの因子を促進させるものが今回のプラズマです。

実はこれは、美容レーザーによるリジュヴィネーション(若返り)で活性化させたい因子と一致しています。

すなわち、健常な皮膚にプラズマ照射した場合、真皮層の結合組織(コラーゲン等)の増生、表皮の老廃物の除去、皮膚の常在菌(アクネ菌など)の殺菌等の効果が期待できます。

今回ご提示した症例は、CO2のフラクショナルレーザーを腰部に照射したものです。

元々腰部は顔面と比較し、2倍以上ダウンタイムが長い部位です。

しかし、kINPenを照射した部分は、非照射部と比較し約11日早くダウンタイムが終了しており、理論的には約3倍のスピードでリサーフェシングが完了したことになります。

このことは、長年、創傷治癒に携わってきた形成外科医としても、大変驚くべきことであり、今後注目していきたい分野です。

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ではなぜ、プラズマがこのような効果をもたらすのか?

その点に関してまだ解明されてない部分はあるものの、動物レベルではかなり研究が進んでおり、当院の前田先生、宮下先生も大学院の研究室にて探究しています。

今後、本ブログでも分子レベルの機序に関して説明する機会があると思いますので、楽しみにしていてください。


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