昨日は自費研カンファレンスがありました。
痛くない脱毛機器「ソプラノアイス」についての講演をご依頼頂き、行ってきました。
脱毛機器も、ここ数年で進化の著しいレーザー/光治療器です。
アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザーなどが利用されてきましたが、ここ数年のトレンドはダイオードレーザー。様々な機器が出回っていますが、その中でここ最近ずば抜けて評価が高かったのはルミナス社のダイオードレーザー ライトシアー・デュエットではないでしょうか。
皮膚の色が濃くとも、毛が細くとも反応し、ハンドピースが皮膚を吸引するバキュームテクノロジーにより、痛みが軽減され、しかも時間的負担も少ないということで一気に市場を広げたレーザーです。
もちろん機器のメンテナンスを定期的に行い、適切な照射技術で適切な技術者が照射を行うという大前提は必要ですが、それが守られていればずば抜けて優秀な脱毛医療器であることは2014年現在も間違いありません。
一方で、本年9月にソプラノからアップグレードした、Alma Lasers社のソプラノアイスが登場しました。
アルマレーザー社は世界第3位の売り上げを上げている企業です。
こちらのソプラノアイスは、定評のあった先行機種のソプラノ(蓄熱式脱毛機器)の冷却能力を高め、照射時間を短くしたものですが、背中の脱毛の照射時間がわずか7分で終了するのです。
エステティックで使用できるフラッシュランプの脱毛機器と比較すると、エネルギー差は圧倒的に医療レーザー脱毛機器に軍配が上がりますので、照射スピードや脱毛効果は明らかに違います。
講演後は参加された様々なドクターと歓談を楽しみました。