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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

■レーザー解説2012②レーザー治療機器 複合機について eMAX XEO STARLUX ICON MultiFlexPlus JOULE

おはようございます。

今日は9月7日(金)。クリニックFの診療日です。

昨日の休診日は、引き続き午前中から工学部論文の作成に取り組んでいました。

午後からは、教授にクリニックFまでお越しいただき、最後の詰めを行いました。

夜は、六本木ヒルズクラブで行われた、時折参加させていただいているハーバード倶楽部の講演会に参加。

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イギリス駐日大使だったSir David Warrenの講演会を聞いてきました。

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会場には国連人権委員会の緒方貞子教授もいらっしゃいました。

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上品な英語とともに、的確な質問と主張をされていて、さすが日本を代表する国際政治学者だと思いましたよ。

とても勉強になりました。

さて、今日のブログ「新国際学会周遊記」はレーザー治療器のプラットフォームについて。

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レーザー治療機器を語る上で、患者さんを非常に混乱させてしまう点のひとつに、機器に「複合機」というものがあり、それぞれのハンドピースごとに名前があるということが挙げられます。

一つの施術と機種を示す言葉が、この複合機の名前か、ハンドピースの名前か、はたまた特定の先生が考えた治療法の名前か、これが世界各国どころか日本国内でも一定していないのです。

過去にはひとつの企業のマーケティングスタッフが変わったため、その企業で扱う全く同じ機種の名前が総入れ替えになったこともありました。

ここからは、開業されているドクター向けの話になりますが

レーザーおよび光治療器について、電圧系や駆動系を共有した「プラットフォーム」を作っておき、先端のハンドピースを交換する発想ならば、一台機器を買い増さなくても、違った治療が可能になりますので、空間の面でもコストの面でも非常に効率的です。

このプラットフォームというべき躯体を採用している会社と主な機種が

○シネロン/キャンデラ社 eMAX (イーマックス)

○キュテラ社 XEO (ゼオ)

○パロマ社 STARLUX (スターラックス) または ICON (アイコン)

○エリプス社 Ellipse MultiFlex + (エリプス マルチフレックス+)

○サイトン社 JOULE(ジュール)

・・・など。

上記の機器は、レーザー発振器と光治療器の心臓部がセットになって筐体に組み込まれています。

それぞれの機器に対して 各社が開発した脱毛 色素 シワ たるみ などに対応するハンドピースを選択購入するのです。

基本は同じ会社のハンドピースを購入して集めてゆけば治療の幅も広がります。

医師にとっても患者さんが増えてくるたびにアップグレードができるので、効率がよいともいえます。

一方でレーザー初心者はこれらの機器からスタートしても十分に満足しますが、レーザーを極めたい医師となれば、個別の機器を購入したくなりますね。

コンパクトデジカメから一眼レフカメラにアップグレードするようなものです。

残念なのが、ニコンのカメラのレンズをオリンパスに利用できないように、各社またいでのハンドピースの共用はできないということ。

個別にハンドピースを上げてゆくと、

◎シネロン/キャンデラ社 eMAX の場合

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*Hair Removal DS DSL (旧コメット)

*Vascular Treatment LV LVA

*Photo Rejuvenation & Treatment of Dyschromia (SR (旧オーロラ) SRA (旧オーロラアドバンス ))

*Acne Treatment AC (アクネ)

* Matrix IR (マトリックス IR)

*ReFirme ST (リファーム)

*triniti (トリニティ)

*Wrinkle Treatment WR (旧ポラリス)

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◎キュテラ社 XEOの場合

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*Pearl Fractional (パールフラクショナル)

*Pearl (パール)

*CoolGlide Laser (クールグライド) 

*Excel Laser (エクセル)

*Laser Genesis (ジェネシス)

*Titan (タイタン)

*LimeLight (ライムライト)

*ProWave (プロウェイブ)

*AcuTip (アキュチップ)

***********************

◎パロマ社 STARLUXの場合

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*LuxG™

*MaxG™ (マックスG)

*LuxY™ (ラックスY)

*LuxYs™ (ラックスYS)

*LuxV™ (ラックスV)

*Lux2940™

*Lux1540™

*Lux1540XD

*Lux1064+™

*Lux1440™

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◎エリプス社 Ellipse MultiFlex +の場合

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通称 I2PL と言われている機器ですが

*HR+

*HR-D

*HR-S

*HR-L

*VL+

*PL

*PR+

*PL-W

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◎サイトン社 JOULEの場合

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*BBL (ビービーエル)

*ClearScan ALX

*ClearScan YAG

*Contour TRL    

*ProFractional Therapy  (プロフラクショナル)   

*ProLipo PLUS    

*Pro-V    

*SkinTyte (スキンタイト)   

*ThermaScan (サーマスキャン)

・・・と、このような感じのラインナップを各、各社のプラットフォームベースに揃えることが出来るのです。

レーザー機器の場合、スペックを考えるとおおよその効果を予想できるのですが、光治療器の場合、独自の光のナローバンドをメーカーが作り上げていることが多く、横断的な評価が非常に難しいですね。

実際に使用した過去の経験が、治療効果に大きくかかわる施術となります。

各社の機器に関しては、もう少し後にまとめてゆきますね。


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