今回のポルトガルのEADVで実物を見ようと探していた機器があります。
それは、フランスの機器メーカーが作り上げたEKKYOという機器。
815nmのダイオードレーザーをアシストに使って、手術によってできる傷口を綺麗にするという機器なのです。
現在までに、10編程度の論文が出ています。
This study aimed to evaluate a 815-nm diode-laser system to assist wound closure to accelerate and improve healing process
などなど。
傷口に悩みを持つ人も多いですし、結構需要があるのではないかと思っていたのですが、フランスの会社なのにかかわらず、今回の学会で探せど探せどこの機器は出てこない。
ふと話題になった時に、こんな機器を知らないか?と聞いてみたのですが。。。
なんと。
この会社。昨年経営難で、潰れてしまったのだそうです。
新しい技術を持った機器メーカーが独立するためには相当な苦労があるのでしょうね。
良い機器だと思っていたので、ぜひ使ってみたかったんですけれどね。
とても残念です。