「震災の様な揺れによって、精密機械であるレーザー機器の設定が狂ってしまうことはあるのでしょうかか?」
という御質問を頂きました。
実はクリニックFでは、昨年階下のフロアで工事が入った時に、その振動で機器の出力がずれてしまった経験があります。
今回も震災後すぐにレーザー機器メーカーさんがチェックに来てくれました。
何せレーザー機器の数が多いもので…。
結果として、ウン十台(笑)ある機器の中で、1台だけパワー設定がずれて、出力が30%減少してしまっている機器がありました。
図らずも、機器の構造を考えると、このレーザーは、光軸がずれる可能性があるのでチェックを入れるまでは患者さんには使えないなと、僕が思っていた機器。
予想は見事に的中し、さっそく調整していただきました。
というわけで現在クリニックFで使用しているレーザー機器の設定は正確です。
正確な設定という基盤があって初めて、正確な治療ができるものですよね。
ただ、余震が続いていますので、まだこれからしばらくはいつもより頻繁にチェックしていかないといけないと、覚悟しています。