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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

2010年上半期のレーザー関連ニュース総括2

2010年の上半期に、確実に進歩している分野として上げられる分野は、以下の3つの分野です。

一つ目は、リサーフェシング治療における分野。

肌の毛穴縮小や肌の老化によるキメの変化に対する「肌の入れ替え治療」です。

二つ目は、「ニキビ痕、アクネスカーの治療」における分野。

フラクショナルRF機器といった新しいカテゴリーの機器がデビューしました。

三つ目は、「肌のタイトニング、リフティングに対する治療」の分野です。

以下に、細かく述べてゆきますね。

まず、第一のリサーフェシング治療ですが、

世界的なレーザー機器の市場において、現在もっとも話題を提供している機器は、やはり「フラクセル3DUAL」だと思います。

3dual_2

肌を「入れ替え」「リサーフェシング」する施術は、もう10年以上も研究され続けていますが、1550nmと1927nmという二つの波長の組み合わせのフラクショナルレーザー治療機器は、アジアンスキンに対しては最終形ともいえるぐらい完成度の高い機種です。

しかしながら、この二つの波長をどこに、どのパワーで使用するのかといった、使用方法が非常に難しい。僕も常日頃からブログでも話をしていますが、同じ機器を持っているからといって、同じ治療ができるわけではないということを実感できる機種だとおもいます。

第二に、ニキビ痕、アクネスカー治療ですが、以前にもニキビ痕分類のブログでもふれましたよね。

浅いニキビ跡の場合、

クリニックFではこれまでも、フラクセルⅡ、アファームMPX、eCO2(エコツー)、マトリックスIR、パールなどをニキビ跡治療器として使用してきましたが、CO2(二酸化炭素)の波長を治療に使用してしまうと、アジア人にはどうしても強く反応が出てしまいます。

通常の深さのニキビ痕であれば、現状では「フラクセル3DUAL」が最も有効だと思います。

ボックスカー型の深いニキビ跡の場合、

レーザー機器を使用するよりはRFのようにより深い部位に効果があるものを選択する方がよいですね。

海外ですと、フラクショナルRF機器とはシネロン社のe2(旧e-matrix)を指すのですが、

現在日本の市場で手に入るフラクショナルRF機器は、イスラエル・シネロン社のe2(旧e-matrix) と 韓国・ジェイシス社のイントラセルです。

Intracel

イントラセル(INTRAcel)は実際に剣山のような針を肌に刺してRFを照射し

E2

e2は金でコーティングされた電極からRFを照射するという違いがあります。

イントラセルは、先週招待講演に呼んでいただいた日本美容外科学会で5つの演題が出ていて驚きました。

実はクリニックFでもイントラセルを使用させていただく機会があったのですが、剣山を刺してRFを流すという痛みを伴う治療に、ちょっと抵抗があったため、見送ってしまいました。ですが、外科出身の先生方には受け入れられやすいのかもしれません。

三つ目の論点についてはまた次のブログで触れますね。


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