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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

新技術 サブレイティブRF機器 e-MATRIX

まだドイツ・チェコ出張記は続きますが、僕の近況を。

今週日曜日は、日本最大のレーザー光機器ディストリビューターである株式会社JMEC社による

トータルアンチエイジングセミナー

が開催されます。レーザー光治療器を扱う医師を対象にして毎年開催されているものです。

今年は新宿の京王プラザで行われます。毎年200~300人の医師が集まりますので、日本国内でレーザー企業が主導する学会としては最大規模のものでしょう。

この学会、今年で10年目(9回目)を迎えますが、

10年前というと、「アンチエイジング」という言葉がまだ一般用語ではなかった時ですよね。

この時期からアンチエイジングという冠を付けた会が発足していたというのは、今から考えると驚きです。

僕はこのトータルアンチエイジングセミナーの第4回目から毎年欠かさずスピーカーとしてお声を掛けて頂いてきました。本当にありがたい事です。このセミナーは、講演時間も十分与えられるため、僕としても最も力の入る講演のひとつなのです。

Img_4494今年のお題は、サブレイティブRF機器 イーマトリックス 使用経験について。

イスラエルのシネロン社が、最近開発したラジオ波(RF)による最も新しいフラクショナル機器。

これが照射面ですが、この通電部位は、抵抗が低くなるように「金」=ゴールドでできています。

Img_4497 肌をフラクショナル状にRFを通電しニキビ肌や毛穴を治療し、さらにタイトニングまで行うといった新技術。

講演でも話そうと思っているのですが、フラクショナルに照射できるレーザー機器はここ数年で30種類以上も販売されてきました。

しかし、e-matrixの技術に類する機器が、今まで一切出ていないというのがこの機器の一番の売り。

レーザー光治療ですと、肌の上部に最もパワーが伝達され、円錐状に徐々にパワーが減衰してゆくのですが、この機種はバイポーラーRFによって通電するため、むしろ肌の下部にパワーが最も伝わる部位がある事がもっとも特徴的なのです。

表皮はもっとも熱に弱い部位ですので、これはとても理にかなっています。

肌を激しく治療する「アブレイティブ」トリートメント

ではなくて、

「サブレイティブ」という新語を作り上げてPRしてゆくそうです。

実はこの機器は数年前からデビューが言われていましたし、海外でシネロン社の技術スタッフに会う度に、今度出る 「e-matrix」 はすごいぞ。と言われてきました。

シネロン社に招待されて「トリニティ」について講演した今年の7月のタイのIMCASの学会では、数日前にこの 「e-matrix」 を照射したというスタッフに会い、実際に施術後の様子を診る事もできました。

僕はこの機器を、フラクセルとサーマクールの施術を組み合わせた「サーマフラックス」の初心者版かな?

ぐらいに思っていたのですが、今回のドイツのEADVで、同じくこの機種のテスト機を使っていた米サンディエゴのゴールドマン先生は、今までの機種にない、独自の機器としてわざわざ紹介するほど絶賛していました。

製品前に今回最終バージョンが開発されたものの、実際のデモ機器はアジアでこの機器ただ一つ。

今回のセミナー発表用に、とうとう昨日クリニックFにやってきたのです。

機械好きな僕としては、最も嬉しい瞬間(笑)。

Img_4495 そんなわけでまずは腕に打ってみました。

ちょっと腫れている四角が二つあるのが分かりますか?

今日、ちょうど一日経ったところを目視で確認すると、一センチ四方に沢山一ミリぐらいの細かい点がかさぶたになっています。

数日で取れそうな感覚ですね。

一見CO2フラクショナルレーザーの直後に似ているのですが、ちょっと違いますね。

タイトニングの効果もありそうです。

さて、今年老舗である米国キャンデラ社を買収してしまったぐらい勢いのあるシネロン社が自信を持って開発した最新機種。

短い期間ですが今後、使用経験をまとめてゆきたいと思います。


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