中国政府からこの病院に
「レーザー治療のできる医師を育成せよ」
との通達があったようで、ここ数年、この季節になると中国全土から1週間ぐらい医師が集まって、この病院でレーザー関係の講義を受けるのだそうです。
まさに国家的な教育システムですよね。
僕はそのうち、最新レーザー治療のフラクショナルレーザー機器について、自分の経験を生かして、一時間ばかりの枠を担当してほしいというご依頼を頂きました。
今年は中国全土からやってきたお医者さんがあまりに多くて、予定されていた講義室では立見席が出てしまい、このような講堂を使用しての講義になりました。
ついつい講演にも熱が入ってしまいます。
若い先生が多かったのですが、皆熱心なこと。
講演がおわると症例を実際に観に、うわっと講演台に一斉に集まってきます。
貪欲ともいえる好奇心。
日本で講演をしても、こんな状況になったことがないので、圧倒されたものの、とても嬉しかったです。
学ぶ意欲の大切さを、中国で改めて教わったような気がしました。