唯一元気があったのは、脂肪減少についての講演でした。
アメリカでは、御存知のように肥満に悩む人の数が桁外れで、メタボリックシンドロームが国民病となっています。手術による脂肪吸引の市場は、日本の数十倍あると言われています。
しかしこれらのレーザー機器は、脂肪を減少させるといっても、実際に手術室で手術のように、レーザー機器を挿入する孔を皮膚にあけなればなりません。
脂肪吸引に代わって、このレーザー機器が日本で一般化するかというと、疑問ですね。
そして、新しい機器として興味深かったのはゼルティック(Zelitiq)。
サーマクールを作った研究グループが、脂肪組織を氷解することで手術をすることなしに、部分的な脂肪を減少させる施術を可能にした機器なのです。
もう昨年のオーランドのASLMSでも事実上のお披露目会である秘密のカクテルパーティーによんでもらったのですが、いよいよ今秋あたりに日本でも販売されそうですよ。
楽しみです。