昨日は真っ暗で見えなかったのですが、朝になってホテルから外を見ると、テルアビブは緑が多い、綺麗な街でした。
今回訪問したイスラエル、シネロン社は、ここテルアビブから北に約70kmぐらいの新興工業都市ヨクナムにあります。
会社の用意してくれたタクシーで高速道路に乗り、約1時間半のドライブになりました。
タクシーの運転手は英語でいろいろとイスラエルの話をしてくれます。ちょっとしたガイドさんのようでした。
道路標識も、ヘブライ語とアラビア文字。そして英語の表記があります。
高速道路の途中で見えたこの三本の煙突は、イスラエルの90%の電力を作るパワープラントなのだそうです。
戦争でここを爆撃されると、国の電力が停止するのだとか…。
そんなこと言ってしまっていいのかな(笑)とか思いながら楽しくドライブしました。
ヨクナムに行く高速道路の道すがらは、緑のなかに、時々現れるハイテクの工場が見える景色が続きます。
イスラエルはユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教の三つの宗教の聖地がありありますが、地中海に面した、とても肥沃な土地だったのでしょう。緑の多さがそれを物語っていると思いました。
途中に見える家の屋根には太陽光発電機が乗っていますね。
シネロン社のある、ヨクナムという都市は、イスラエルがハイテク企業のために誘致して作った都市で、新規に設立された企業は3年間税金が免除されるのだそうです。
そうして、ものを造り、国の力を蓄えていくのですね。
こういったところは、イスラエル人の勤勉さと計画性を学びたいところです。