今回の招待講演は、キュテラのパールでした。
今年の6月に韓国の美容皮膚科学会で僕がパールの講演をした後には、一台も売れていなかったパールが一気に5台も売れたのだそうです。
パールはとても新しいコンセプトのレーザーですので、その優れた点をより多く伝えたいと思い、プレゼンを作りました。
僕の共同演者はスイスのジュネーブで開業するマウリス・アダット医師。彼はヨーロッパレーザー皮膚科学会(ESLD)の会長でもあります。
彼は偶然にも、僕が2005年にシンガポールで招待講演を受けた時にも同じ学会の演者だったのです。以前のブログもご覧ください。
久しぶりの再会でしたので、講演前に一緒に写真を撮りました。
ボブが僕たち二人を紹介してくれ、僕たちの講演が始まりました。
アダット医師がパールの理論と西洋人に対する治療を説明したあと、僕が東洋人に対する肌の説明と、パールをクリニックに導入することの経営的なメリットの話をしました。
聴衆は本当に多国籍ですね。インド人やインドネシア人、マレー人、中国人などでした。
終わった後にディスカッションの時間になりましたが、まだまだ新しい波長である2790nmのYSGGレーザー「パール」の経験について、壇上でもアダット医師と、会場の医師を巻き込んでディスカッションを続けます。
僕も多くの経験の話をしましたが、ディスカッションで得られた情報も大きかったですよ。
こうして第二回 IMCAS ASIAの招待講演が終わりました。
僕にとって29回目の国際講演でした。
講演後、インドを初めとしたたくさんのアジアの先生がたから声をかけられました。こういった医師のネットワークを大切にしたいですね。