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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

古代の巨大神殿アブ・シンベルへ

この日はアスワンに一泊して早朝から乗り合いバスに乗り、延々と続く砂漠のまっすぐな道をひた進み、南下しました。

エジプトへの出張が決まった時に、どうせエジプトに行くのならピラミッドとともに、是非アブ・シンベル神殿を見たいと思い、このツアーに参加したのですが、あまりに距離が遠い。

アスワンから約300km。エジプト最南端のほぼスーダンとの国境に目指すアブ・シンベル神殿があるのです。

エジプトは2000年に観光客相手のテロがあったのですが、観光客を守るため、警察官が観光バスに一人ずつ同乗するようになったのです。僕たちのバスにも警官が同乗しましたし、道路の要所要所に銃をもった警察が立っており、ちょっと物騒でしたが、観光大国として安全に対する姿勢は評価できると思いましたね。

時速110kmで三時間以上も高速で道路を飛ばして、ようやく目的地に着きました。

アブ・シンベル神殿は古代エジプト新王国時代のラムセス二世が建設しました。今から約3300年前のことです。

神殿の入り口には20mもあろうかという、4体のラムセス二世像が並んでいます。

4体の中央には深さ約60mの神殿があり、その神殿の最深部には至聖所があります。写真で見えるでしょうか?クリックすると拡大できます。


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