タプロームの次に、数キロ離れたアンコール・トムへ。
アンコール・トムはこのような背の高い城壁に囲まれています。
周囲は12km。
「大きな町」という意味なのだそうです。
門には象の鼻をモチーフにした彫像があります。
このアンコール・トムの中にはいくつもの寺院があるのですが、12世紀に建てられた中心のバイヨン寺院に向かいます。
カンボジアのアンコール遺跡を形成するヒンドゥー・仏教混交の寺院跡です。
こちらもアンコールワットと同じように、須弥山をモチーフとしていますが、笑みを浮かべた観世音菩薩の彫刻が沢山あるのです。
顔のモチーフが沢山ある場所に身を置くのは、どこからか常に視線を感じるようで不思議な感じです。
イースター島のモアイ像を観に行った時のことを思い出しました。
中でも、こちらのモチーフはバイヨンで最も笑顔のものだそう。
僕も、笑顔で対抗?してみました(笑)。
それにしても、神秘的な佇まいです。
バイヨンからアマンサラに戻る途中。
サルの大群にあったり、
象を見かけたりしました。
12世紀の東南アジア、クメール(アンコール)王朝。
日本は鎌倉時代。
いったいどのような王朝だったのでしょうね。