本年4月末にアリゾナ州フェニックスで開催される第40回米国レーザ医学会ですが、僕の発表演題が通過したと連絡がありました。
化粧品に含まれたフラーレンが、レーザー照射初期の肌のテクスチャーを改善するという発表です。
レーザーを専門とする医師としては、この学会で演題を通す事に常に標準を合わせているつもりですが、年々基準は難しくなっている気がしますね。
今回もレイトブレイキングアブストラクトで滑り込みました。
嬉しいと共にホッとしました。
参入者が増えているんでしょう。
アカデミックな研究の場合、いかに立証するかの検証実験設定のための筋立てとプロットが全てを決めますが、これは企業におけるイノベーションと似ているのかなあと思います。
Research & innovation は常に両輪ですね。