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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

■ASLMS 2013 in Boston ㉒ コンコルドツアー

おはようございます。朝から都心は曇り空ですね。

今日は5月16日木曜日。 クリニックFの僕の診療は休診です。雑誌の取材、原稿書き、プレゼンテーションの準備、そして夜は会食・・・と、忙しい一日になりそうです。

受付スタッフが朝からクリニックに出勤していますので、ご予約他何かありましたらクリニックにご連絡くださいね。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、先月になりますが、ボストンの米国レーザー医学会帰りに立ち寄ったNYでの出来事。

イントレピッドミュージアムの続きです。

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この空母イントレピッドミュージアムの一つの目玉がこちら。

怪鳥コンコルド体験です。

別料金を支払い、一日20名の枠のコンコルドツアーに登録。

時間になると、専門の説明スタッフが細かく説明してくれます。

コンコルドの席は、全席ファーストクラスと思われている人も多いと思うのですが、正確には「ファーストクラス」ではなく、「コンコルドクラス」というのだそうです。

機内食の食器類は、すべて記念品としてお持ち帰りが可能だったとか。

実際に搭乗した友人の話によると、搭乗証明と音速を超えた証明書を発行してもらうことができて、さらにフォアグラとキャビアが食べ放題だったのだそうですよ。

羨ましい限りですね。

こちら、コンコルドの内部です。

こちらの便はブリティッシュエアラインのものでした。

こちら、1A席。

クイーンエリザベスのお気に入りの席だったのだそうです。

ちなみに反対側の1D席は、かのミックジャガーがお気に入りだったのだとか。

こちらは座席の窓。

僕の手と比べてみてください。マッハ2という音速の倍速で飛ぶために、とても小さい窓がついています。

縦は、12cmぐらいでしょうか?

そして、計器類に満たされたコックピットの内部。

面白いと思ったのが、右後ろにある航海士の席。

コンコルドが音速を超えて飛ぶとき、本当に機体が後方に伸びるのだそうです。

この際に、航海士の左側の機器の横に、隙間ができるのだとか。

試しに航海士が、その機体の空いた隙き間に自分の帽子を挟んでみたところ、低速飛行になった時、帽子が挟まれたままになってしまったのだそう。

こちらの写真が証拠写真なのですが、ツアーガイドさんが、iPadで見せてくれました。

夢がいっぱい詰まったコンコルド計画でしたが、スペースシャトル開発に匹敵する巨額の開発資金を投じながら、初期費用を回収できないまま終了してしまいます。

2003年10月24日のニューヨーク発ヒースロー行きが、コンコルドの商業飛行のラストフライトとなりました。

僕も乗りたかったです。

神風アタックとコンコルドツアーの二つが記憶に残ったミュージアムでした。


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