おはようございます。
今日は3月13日水曜日。クリニックFの診療日です。
都心部は朝から突風が吹いています。
クリニックの窓から見える街灯や木々も風に揺れています。
花屋さんでは植木が倒れ、麹町方面から四ツ谷方面に向かって歩く人は、大袈裟でなく飛ばされそうです。
公共の交通機関にも乱れがあるようですので、気を付けてお出かけくださいね。
日本では「年度末」も近づき、慌ただしく日々が過ぎてゆきますね。診療後街を車で走ると、道路工事が延々と続いています。
春を迎える準備を整えなければなりませんね。
さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、再び先週滞在したAAD米国皮膚科学会の話です。
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学会初日は、講演演題のみの開催で、学会展示はありませんでした。
それでも休憩時間にはドクターであふれます。
まずはフラクショナルレーザーと光治療のセッションから聞き始めました。
学会会場の中でもこの演題は広い会場で、開場直後は人もまばら。
しかし、開講直前には立ち見も出るほど一杯になりました。
スピーカーたちは米国の名だたる皮膚科の教授たち。
内容はとても濃いもので、残念ながらこちらで写真を上げることはできませんが、今後の治療機器の進化について、非常に興味深い講演をきくことができました。
特に、「フラクショナルレーザー機器の今後」という演題で、スキャナの照射パターンに工夫を加えたものや、2400nmから2800nmの間で波長を自由に調節できるCr2+:ZnS/Seレーザーシステムの研究の話などは、将来性を感じましたね。
さらに、フラクショナルレーザー機器に加えて、エネルギー照射を基本にした治療機器で、RF(ラジオ波)とHIFU(高密度焦点式超音波法)との比較演題などが興味ある講演でした。
もう一つ、興味深かったのがこちらのダーマスコピーの実践のセッション。
こちらは立ち見どころか、会場の中の通路まで座り見席ができる、この学会一の盛況ぶり。
僕もしっかり座り見席で勉強させていただきました。
マイアミ市内は観光地ですので、このような水陸両用車が街に走っていたり、
超高級別荘を持つ人たちの高級車などが街中に沢山見られ、
歩いていて楽しい街です。
お店に入るとこのようなバックもたくさん売っていました。
マイアミブログはまだまだ続きます。