TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

船で学会会場へ

今回の出張でのハプニングは、学会開催地であるロードス島への航空券とホテル の手 配がうまくできなかったことです。世界各国から医者や関係者が集まるため、全て予約は満杯。予算に限界もあるため旅行代理店に泣きついたところ、もっとも安く島に入り滞在する方法=船を使えとアドヴァイスをもらいました。そういうわけで今回は、フランクフルトにまず入り、そのあとヴェネチアに行き、ヴェネチアの交通の要所であるローマ広場から、ヴェニス港まで、水上バスを使い運河を走ったあと、この船で会場であるロードス島まで入ることになったのです。全部で二日半かかる勘定です。

fi1302_0e

Raadmannsoey船長と。ノルウェー人だそうです。1800人もいる乗客の中で、600人 がアメ リカ人です。アジア人はほとんどいません。船の中には豪華な部屋もありそうですが、僕の部屋は一番安い窓もない8畳くらいの空間です。それでもシャワーは部屋についてますから、ありがたいですね。部屋の中にいると時間も景色もまったくわからないので、かえって仕事がはかどります。日本では時間に追われてできなかった論文の作成や、頼まれている講義内容の構築などの作業がそれぞれ完成しました。

fi1302_1e

一歩部屋の外に出ると、レストランなどの設備は部屋のグレードに関係なく皆使用 するこ とが出来ます。船内ではドリンクや食事は、アルコール以外すべて無料。食事ではアイルランドのダブリンからと、アメリカのニュージャージーから来た老夫妻。そして、ノースカロライナから来た二人の老婦人がいました。ヨーロッパの学会に参加するために極東から一人で来た、青年医師との会話を楽しんでくれたようです。欧米人も、どんな年になっても、美肌への興味は尽きないようです。 話していて思ったのが、世界一周100日クルーズするような大型客船で美容皮膚科を作ってはどうかな? ということ。クルーズ中にレーザー皮膚治療を行って、乗船前と乗船後では見た目で10歳若返りするなんて、面白い企画も出来るのではと思いました。

fi1302_2e

アドリア海に沈む夕日です。美しかったですよ。明日やっと到着して、いよいよ学会です。

fi1302_3e


カテゴリー