翌朝、ホテルを出てまず目に付いたのが、新年を祝った爆竹や花火の残骸。
シャンパンのボトルもありますね。
宴の後。
さて、あいにくの雨模様でしたが、元旦のフランクフルトを歩いてみることにしました。
駅前のカイザー通りを歩き始めます。
こちら、フランクフルト歌劇場です。
そして、レーマー広場。旧市庁舎が後ろに見えます。
こちら渦中のユーロを統括する欧州中央銀行です。
建物の前には、多くのテントがあります。
抗議のテントなのでしょうか。
フランクフルトといえば、ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが生まれた街。
1749年8月28日のことだそうです。
ゲーテといえば「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」「ヘルマンとドロテーア」が有名ですよね。
ゲーテの詩は、クラシック音楽とのかかわりも深いです。
先日ニューヨークで観たグノーのオペラ「ファウスト」もそうですし、このブログでも登場したベルリオーズのオペラ「ファウストの劫罰」もゲーテの著作が題材ですよね。
そして、シューベルトによる歌曲。
「魔王」「野ばら」「糸をつむぐグレートヒェン」「ガニメデ」などシューベルトが生涯作曲した600曲もの歌曲のうち70曲ほどがゲーテの作品に付けられた曲なのだそうです。
こちらは第二次世界大戦で破壊されたのち、再現されたゲーテの生家だそうです。
ゲーテハウスと書いていました。
残念ながら1月1日は閉館日です。
ゲーテはフランクフルトでの名門の生まれでした。16歳の時にライプツィヒ大学法学部に学ぶことになりますが、以前のブログにも書きましたが、ファウストの登場舞台や登場人物はライプツィヒに出てきます。
そしてこちらはパリのオペラ座をモデルにしたと言われるフランクフルトのアルテ・オペラ。
こちらは、ロンドンで観たミュージカル マイケル・ジャクソンのスリラーをやっているようです。
滞在が長ければぜひ、こちらでオペラを観たかったですね。