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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑰ 聖地ファティマへ

ファティマという地名をご存知ですか?

第一次世界大戦中の1917年5月13日に、リスボンから北東のファティマという土地に住む、3人の子供たちが荒れ地で遊んでいると、彼らの前に聖母マリアが現れました。

今後5か月の間、同じ13日にこの場所に現れると言い残すとマリアは消えたのです。

翌月の6月13日に多くの村人が3人とともにこの場所に集まりましたが、再びマリアの声が聞こえたのは3人の子供たちのみ。

しかしながら、この噂は村から村へと伝わり、最後の10月13日には奇跡を見ようと7万人の人が集まったのだそうです。

その際に、マリアは3人だけに聞こえる声で、この地に礼拝堂を建てよと指示をしました。さらに3つの予言を残したのです。

これが有名なファティマの予言です。

ひとつ目は第一次世界大戦の終結。

二つ目は子供たちの死に対する予言でした。

ところが、ファティマ第三の予言は、あまりに衝撃的で、ローマ法王とこの3人の間で口外しないという約束があり、予言を聞いた際にローマ法王が恐ろしさのあまり失神したなど、さまざまな噂と憶測を呼びました。

この1917年のファティマ第三の予言は、法王が生命の危機に瀕するというものだったようで、結局2000年に、1981年のヨハネパウロ二世が5月13日にヴァチカンでの狙撃を意味したものだったのだろうと発表されました。

1917年というと、わずか94年前。

キリスト教の聖地として認定されている場所の多くが紀元前後に設立された場所ですから、伝承によって、事実がすり替わりつつあるとはおもいます。

しかし、わずか100年前に予言がなされたという、現役の聖地に、ぜひ訪れてみたいと思っていました。

リスボンに着き、このファティマへは5時間あれば日帰りできると知って、行ってしまいました。

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ファティマにはどう行けばいいか、ホテルで聞くと、バスに乗るのがよさそうだとわかりました。

バスステーションまで地下鉄を使い、

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ファティマ行のバスのチケットを買います。

バスは高速道路に乗り、一路ファティマを目指します。

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ファティマに向かう途中はこんな景色が続きます。

このファティマという土地は、元々オリーブの木の生える単なる荒地だったのです。

2時間ぐらい走ったでしょうか。

ファティマのバスステーションに着きました。

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最初に着いた時には、

ここがあのファティマか? 

と驚くような風景。

違う場所に降りたかと、確認に行ったぐらい。

しかしながら、道を歩いてゆくと宗教関係のお店がたくさんあることに気づきます。

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このような商店街を超えるといきなり視界が広がります。

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白いバジリカが、青い空に対してコントラストがあって、綺麗ですね。

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上の写真の左手には、出現の礼拝堂があります。

こちらはちょうどミサ中。

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土曜日だったのもあるのでしょうが、かなりの人出です。

聖歌が流れ、荘厳な雰囲気。

まさに宗教を肌で感じる、現役の聖地です。

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新しい教会ですので、綺麗ですね。

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内部には奇跡に立ち会いながらも幼くして逝った二人の子供たちフランシスコとジャシンタのお墓がありました。

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バジリカの前は、大きな広場です。

5月13日と10月13日の大祭の日には、この広場に今でも10万人規模の人が集まるそうです。

広場のバジリカの対面には、新しくできた教会もあります。

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もちろん中身のデザインも素晴らしかったのですが、僕が気に入ったのは、この建物から出るときの建築デザイン。

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遠くに見える純白のバジリカを観ながら、空を飛ぶような感覚でしたね。

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ファティマでは、バスの時間の関係で、実際には1時間ほどの滞在しかできませんでしたが、百聞は一見にしかず。

実際に歩き、目にしてスケール感を体感できてよかったです。


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