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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑬ 革命とサンクトペテルブルグ

今日7月26日もクリニックFの診療日です。

ここ数年取り組んできている美容施術前後の画像診断機器の開発会社との月一度の会議のため、今日は早めにクリニックに出勤してきました。

これから会議に入ります。

今月頭に訪れたサンクトペテルブルグの街並みの写真をアップしておきますね。

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サンクトペテルブルグは旧レニングラード。ピョートル大帝によって1703年に築かれた人工都市です。

約300年前は、単なる沼地だったことが信じられないほど都市開発が進んでいます。

旧共産党が作り上げたような建物がたくさん残っていますが、これがすべて西欧の街並みを模倣して、人工的に建設された都だというのですから、本当に驚いてしまいます。

この地はロシア帝国の首都ペトログラード(後にレニングラード、現在はサンクトペテルブルク)でもありましたので、「血の日曜日事件」(1905年)や、ロシア革命(1917年)の2月革命、10月革命の2つの革命の中心となりました。

こちらの写真はサンクトペテルブルグを代表する建築物である、カザンの聖堂。

ネフスキー大通りに面してこの建物があるのですが、写真を見ての通り、半円状に弧を描くコリント式列柱の回廊です。

これはローマのサンピエトロ大聖堂をモチーフにしているのだそうです。

名前はロシア正教会においてもっとも重要視されるイコンのひとつ、「カザンの生神女」に由来したものだそうですが、聞けば、同名の聖堂はロシア国内に沢山あるのだそうです。

こちらは同じく帝政ロシアのシンボルとして1858年に建設されたイサク聖堂。

さらにこちらはエルミタージュ美術館。

河から見ると綺麗です。

街を歩いているとロシア正教会の教会も多く観られますし

短い夏を大切にするように、花を飾った家が多くあるのも興味深かったです。

花は心を豊かにしますね。

同じように短い夏の季節に、この街を歩いていると、色彩豊かに目に入ってくるのが果物屋さんでした。

街でたくさん見かけました。

おいしそうです。

 


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