さて、再びGW期間中に訪れたアメリカはボルチモアの話に戻ります。
CLEO(工学系レーザー学会)学会会場の展示場は、いつもの医学系レーザー学会と展示会社も展示品も全く違い、非常に興味深かったです。
会場の入口。
こちらが館内地下1階の地図。だいたい建物の形と動線がわかるでしょうか?
地下一階ではレーザー機器メーカーの展示が行われ
こちらの二階の小さな部屋で、レーザーの講演が開催されます。
毎日講演と講演の間に1時間半ぐらいの休み時間があるのですが、その時になると本当に多くの参加者がロビーに出てきます。
皆レーザー談義に花が咲いています。
展示会場で、社名に日頃からなじみのあるレーザー会社は、コヒレント社ぐらい。日本では見る機会もない、ものすごい数のレーザーが並んで圧感。さすが、アメリカ レーザー天国です。
展示してある機器も、特許などが絡んでいて、写真を撮りにくい雰囲気でした。
これは右レーザー筐体から赤色光が、左のレーザー筐体からオレンジ色の光が出ていて、中央のプリズムで光が交差しているのがわかりますよね。
こちらのブースはレーザー技術を使ってとても小さい模型を作る会社の展示でした。
右の双眼顕微鏡をのぞいてみると、とても小さな「自由の女神像」が見えたのですが、たぶん像の高さは1mmぐらいでしょう。それにしてもすごいナノ技術です。
上のようなサッカーボールのようなフラーレンの立体構造や、とても小さなパリのエッフェル塔の模型なども、簡単に作り上げてしまいます。
魅力的な技術ですね。