おはようございます。今日も寒そうですね。
先週アメリカ・ニューオーリンズから東京に戻ってきた僕ですが、次の海外出張は今のところ3月下旬の予定。その前に来週ひとつ国内出張が入り、火曜日と水曜日は休診日とさせていただくことになりそうです。
今週は木曜日と日曜日以外クリニックも開いていますし、僕も診療をしていますので、お時間ありそうな方はお越しくださいね。
では、再び先週出席してきたAAD全米皮膚科学会の話題に戻ります。
今日は、カルフォルニアのキュテラ社について。
クリニックFでもライムライト、タイタン、パール、ジェネシスなど人気の機種が沢山ありますが、今回久しぶりにキュテラ社が新機種をデビューさせました。
それも、正統派のレーザー機器。
写真左手にある「CUTERA」の文字が見えますか?
ブースも大きかったです。
デビューした機種の一つは、1064nmロングパルスレーザーであるジェネシスの進化版です。
こちらは非接触型の皮膚温センサーが新規に内蔵されるようになったので、熱傷のリスクが格段に下がったと言えますね。
クリニックFでもレーザー照射の正確さを増すために、皮膚温度センサーを使っていますが、この皮膚温センサーを内蔵した機種がキュテラからデビューする、というのは好印象を持ちました。
さらに、こちらは532nmのKTP波長でも、ジェネシスのように連続照射ができる新機器です。
クリスタルガラスによる接触型クーリングシステムも搭載していますので、シミばかりではなく、血管病変についての治療の幅が広がるでしょうね。
これらも実際に使って、効果を見てみたいところです。
もう少し詳しく説明を聞きたかったのですが、聞きたい講演が沢山あって、この日は会場を後にしてしまいました。