さて、オランダ滞在最終日。
日本への帰国の時間は夕方ですので、朝からデンハーグとデルフトに向かうことにしました。
この二つの街は、フェルメールを語る上で外すことができない場所。
これらの街に行くことが、今回の旅をオランダ経由にした目的のひとつでした。
朝早くにホテルを出ると、目の前にフィアット500が。
ルパン三世の車ですね。
車に乗って高速に乗ります。
掲示板にデンハーグの文字が見えます。
アムステルダムから一路西へ1時間ぐらい走ったでしょうか。
風車が見えたり
牛がいたり
綺麗な道を通り、デンハーグに到着しました。
デンハーグにはビネンホフという13世紀から17世紀にかけて建築された地域があり、その一角に目的地があるのです。
こちらは国会開会式が開かれる騎士の館。
裏手に回ると、ホフフェイファの池があります。
白鳥が飛来する姿をちょうど見ることができました。
池のほとりの小道を歩いていると、いよいよ目的地が見えてきました。
こちら。マウリッツハイス美術館です。
この美術館にはフェルメールの作品の中でも最も有名な絵が二枚あるのです。
一つはこの「デルフトの眺望」
とても大きな絵なんですね。
そしてもう一つは以前のブログでもご紹介した
こちらの「真珠の耳飾りの少女」です。
どちらも画集では何度も見たことがあるのですが、実物は全く違う印象を持ちます。
あまり長いことこの部屋にいたので、守衛さんに警戒されてしまいました(苦笑)。
実はマウリッツハイスには、上の「ディアナとニンフたち」という作品があったはずなのですが、美術館の人に確認したところ、こちらは残念ながら貸し出し中でした。
しかしながら、このオランダで5作のフェルメールを観ることができました。
ここから、フェルメールが生まれ育ったデルフトに移動します。