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藤本院長のブログ(新国際学会周遊記)

欧州皮膚科学会(EADV) in クロアチア

クロアチアでの最終日。

早朝に強い風と雨の音で目が覚めました。

昨日の天気と打って変わって、ものすごい風雨になっていたのです。それこそ台風のような感じです。

学会は時間通り、朝8時から始まります。

7時頃に雨が一瞬止んだタイミングで、徒歩10分の距離にある学会会場に移動しました。

今日は学会最終日ですが、レーザーセッションがあるので、これを聞くのを楽しみにしていたのです。

講演者は5名。一人がクロアチアの先生で、残りがドイツからの先生たちでした。

通常の皮膚学会の先生相手ですので、工学部の先生のレーザーの理論なるものからセッションが始まりました。

ヨーロッパ系のレーザー学会は、古いレーザー機器をいかに使うかという話題が主になりますが、

「レーザー治療とIPL治療で、血管性疾患により効果があるのはどちらだろうか?」

「Qスイッチルビーレーザーでの肝斑治療が危ないので気をつけた方がいい」

といったあまりレーザー治療になれていない先生方のディスカッションになってしまい、もちろん最先端の施術をしている施設はあるのでしょうが

「レーザー治療を始めたい」

「興味があるので、機器を購入してみたい」

などとしているこれから参入意欲のある医師の基本的な質問が多く、ちょっと残念でしたね。

僕は、このポスターセッションでQスイッチヤグのトーニング治療を用いた肝斑治療について発表したのですが、ちょうどポスター会場の入り口にあたる一番目立つ場所にポスターの場所が決まっていたので、多くの先生が観てくれましたよ。

難治性の肝斑の治療にはどの国のドクターも悩んでいるんですね。

一人だけ、CO2フラクショナル•レーザー•リサーフェシングで、目の下のシワを減少させる症例を発表されたライプツィヒ大学の先生は、非常に魅力のある分野だと、他の司会者から講演を絶賛されていました。

ですが、この話題もアジア•アメリカの学会のディスカッションとしては数年前の話題なのではという演題。

ヨーロッパ諸国では、高額なレーザー治療機器の購入が難しいのでしょう。

レーザー治療技術はヨーロッパに比べると、日本やアメリカに圧倒的な優位差があり、リードしている印象が残りました。

詳しくは帰国後のブログで報告しますね。

クロアチアからロンドンへのフライトは、一日2便しかなく、僕は昼の2時半にクロアチアを発つつもりでしたので、午前中で切り上げ、空港に向かいました。

短いクロアチア滞在でしたが、またひとつ国際学会での発表も増えましたし、とても良い体験となりましたよ。


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