多くの展示ブースがある中、三菱商事の子会社であるVC60社もブースを出していました。
山名社長と、共同研究者の伊藤さんと一緒です。
もう一人、中央にJMEC社の丸田社長室長がいますね。
そうです。このJMECの医薬化粧品である「PLUS RESTORE」シリーズにも、強力な抗酸化剤である、ラーレンが配合されているのです。
フラーレンは商材としては高価ですが、数多くの配合物質が毎年出てくる中、その確かな効能から確実にシェアを増やしていますね。
PVPフラーレン(ラジカルスポンジ)はメラノサイトの活性を抑制するため、美白効果でアルブチンやビタミンCを超える効能があることは、今回のAADで発表したばかりです。
物質としては強力な紫外線保護効果も持っているため、日焼け止めなどにも配合されますね。
また、その優れた抗酸化作用から、ハイドロキノン(HQ)や、APPSなどのビタミンC誘導体との併用で、それらの薬の効用が上がるのです。
クリニックFの外用剤ラインナップにも配合されていますし、僕が注目する配合物質の一つです。
今年は、AADでは、フラーレン関連で3つも演題が通っていますので、
「発表演題を見たよ!!」
と立ち止まってくれる医師たちも多かったようです。
嬉しいですね。