トレヴィの泉から、今度はパンテオンを目指しました。
実は何度もローマに来ているのに、パンテオンを見たことがなかったのです。
紀元前1世紀に完成したものが火事で焼けおちたため、
2世紀に再建したとのことですが、よく見れば見るほど、すぐれた建築物だと思いました。
あのミケランジェロが「天使の設計」と絶賛しただけのことはあります。
これが、パンテオンの図面です。
ごらんのとおり、図面上は ドームとファサードの組み合わせでできているので、後ろから見ると単なるドームに見えますが
ほんのちょっと移動して、前から違う角度で見ると、全く違った印象の建物に見えませんか?
そして教科書に載っているかのようなコリント式の柱頭。
中に入るとまず目につくのが、丸天井の中央にある直径9mの天窓。
ここを訪れたのは、お昼過ぎくらい。
天窓から差し込む太陽の光が、ちょうど中央を照らしていたのです。
パンテオンの動画を見つけましたが、この日も本当に幻想的でした。
ここにはあのラファエロのお墓もありましたよ。
大きな柱を通過して外に出ました。
うーん。素晴らしいものを見せてもらいましたよ。