バイロイトには、ワーグナー博物館もあります。
ワーグナーはバイロイト祝祭劇場の設計のために妻のコジマとともにこの場所に晩年の住まいを構えたのですが、その場所が現在博物館となって保存されているのです。
入るなり、ワーグナーのローエングリンが聴こえてきました。
これがまた、思わず鳥肌が立つぐらい雰囲気に合っているのです。
現在でも世界各国から“ワグネリアン”たちがひっきりなしに訪れるこの場所。
ここでは小さなコンサートがよく行われるようですが、きっとワーグナーも友人を呼んで、このホールで演奏会をしたのでしょう。
別室にはワーグナーの使用したピアノもありました。
二階にはワーグナーのオペラに使われた衣装や、初演の時のチラシ、楽譜などが展示されていましたよ。残念ながら、写真は禁止されていました。
この建物の裏にはワーグナーのお墓がありました。
雨の降りしきる中のお参りでした。