日本でもフェルメールの人気は止まるところを知りませんね。
世界でも30数枚しか残されていないフェルメールの絵ですが、贋作が見つかったり、高額で落札されたりなど、話題に事欠きません。
今回、訪問した旧ドイツ領域にはフェルメールの絵が4枚あります。
2枚はこのベルリンの絵画館に。そして残りの2枚はドレスデンのアルテ・マイスター絵画館にあるのです。
今回、4枚とも見ることができましたので、ブログでご報告してゆきますね。
絵画館は6時まででしたので、5時に学会が終わった後、フェルメールだけを見るつもりで絵画館に急ぎます。
「真珠の首飾りの女」は世界でも最も評価の高い作品の一つです。
フェルメール前期の作品は、大人数が部屋に入った大きな額に入った絵。
後期の作品は、一人を題材にして、窓の前にいる構図の絵。いわゆる室内女性単身像と呼ばれるもの。
・・・とがらりと作風が変わります。
彼の描く光が素晴らしく、僕は大好きです。ニューヨークやワシントンDCに行ったときにも作品を鑑賞してきました。
きれいな描写ですよね。
フェルメールはもう一作ありました。「紳士とワインを飲む女」です。
他にもボッティチェリのビーナスや、
大作「歌う天使たちを伴う聖母子」がありました。
マリア様の顔が穏やかで印象に残りましたよ。
もう少し長く居たかったなあ。