僕がニースに到着したのは、9月10日の夜でした。
2日目の11日から、実際に学会に参加することができました。
この日のセッションは
「アブレイティブ・フラクショナルレーザー」
「ノンアブレイティブ・フラクショナルレーザー」
「スキンタイトニング」
「ボツリヌストキシン」
「肌の色の違いによる美肌治療」
5大陸の名が示すとおり、それぞれの大陸からやってきた様々な国のドクターが話をされ、興味深く聞かせてもらいました。
ブースに行くと、キャンデラ社の買収を発表したばかりのシネロン社 ルイス社長に会いました。
先日バンコクIMCASでの招待講演に呼んでいただいたばかり。
キャンデラ社の合併の話もしましたが、つい先日、クリニックFでトリニティの機器を買い換えた話で盛り上がりました。
大手のレーザー会社がブースを出していましたが、やはり気になるのはこの会社です。
この会社。いつもどんな学会にもブースを出しているのですが、ほとんど営業担当の人がいないのです。
僕のブログにも何度か登場していますが、米カルフォルニアのZeltiq(ゼルティック)社の機器は、クーリング(氷結)によって脂肪組織を減少させる機器。
あの「サーマクール」を作り上げた経営者と研究者グループが、約3年前にリユニオンして、新たに脂肪減少に効果がある新製品を開発してきたのです。
今年中にはいよいよ日本での製品販売も見込まれているようで、昨日今日と、横浜で行われている日本美容外科学会でも発表があったようです。
フラクショナルレーザー機器以来、美肌レーザー市場にしばらく新しいコンセプトの機器ががない中、業界に新しい風を吹き込んでくれるとよいと思っています。